ML8 フリザゲイラ(オリジナルモンスター) 分類:幻獣
知能:低い 知覚:五感(暗視) 反応:敵対的
言語:なし 生息地:寒冷地、山岳
知名度/弱点値:15/19 弱点:炎属性ダメージ+3点
先制値:18 移動速度:-/50(飛行)
生命抵抗力:11(18) 精神抵抗力:10(17)
攻撃方法(部位) 命中力 打撃点 回避力 防護点 HP MP
顎(頭部) 10(17) 2d+8 10(17) 8 64 24
羽(胴体) 11(18) 2d+10 9(16) 8 68 12
尾針(尾部) 9(16) 2d+9 9(16) 7 73 6
氷柱(氷核*3) 9(16) 2d+8 9(16) 10 54 18
部位数:6(頭部/胴体/尾部/氷核*3)
コア部位:氷核*3(すべて)
特殊能力
●全身
◯水・氷無効
◯風無効
◯雪氷対応
雪上や氷上では、足場が悪いことによるペナルティ修正を受けません。
◯炎に弱い
炎属性のダメージを受けるとき、自動的に「3」点のダメージを余分に受けます。
◯冷凍する/9(16)/生命抵抗力/消滅
フリザゲイラの近接攻撃や
「[主]吹雪」、「[主]暴風雪」、「[主]竜巻暴風雪」「[主]転移の暴風雪」、
「[主]氷柱針射出」が命中(回避力判定に失敗や精神抵抗力判定に失敗)した場合、
相手を凍りつかせます。石化進行(器用度or敏捷度/-6, ML-65)として扱います。
この効果は水・氷属性です。また、この効果を受けている対象が炎属性の効果で
HP, MPが減少したなら、この効果はすべて消滅します。
完全に冷凍が完了した場合には、石化を回復する手段が必要です。
●頭部
[主]吹雪/10(17)/精神抵抗力/半減
「射程:自身」「対象:1エリア(半径6m)/20」で
周囲へ氷雪を叩きつけます。
対象に「2d6+7」点の「水・氷風属性」の魔法ダメージを与えます。
この能力は[部位:氷核]すべての現在HPの合計値が、
[部位:氷核]すべての最大HPの合計値の50%以下になると使用できなくなります。
この能力は連続した手番には使えません。
[主]暴風雪/11(18)/精神抵抗力/半減
「射程:自身」「対象:2エリア(半径20m)/すべて」で
自身を中心に氷雪の混ざった竜巻を発生させます。
対象に「2d6+9」点の「水・氷かつ風属性」の魔法ダメージを与え、転倒させます
(精神抵抗力判定に成功した場合、転倒しません)。
この能力は[部位:氷核]すべての現在HPの合計値が、
[部位:氷核]すべての最大HPの合計値の50%以下にならなければ使用できません。
また、この能力は[部位:氷核]すべての現在HPの合計値が、
[部位:氷核]すべての最大HPの合計値の25%以下になると使用できなくなります。
この能力は連続した手番には使えません。
[主]竜巻暴風雪/12(19)/精神抵抗力/半減
「射程:自身」「対象:全エリア(半径100m)/すべて」で
自身を中心に氷雪の巨大な竜巻を発生させます。
対象に「2d6+12」点の「水・氷かつ風属性」の魔法ダメージを与え、転倒させます
(精神抵抗力判定に成功した場合、転倒しません)。
この能力は[部位:氷核]すべての現在HPの合計値が、
[部位:氷核]すべての最大HPの合計値の25%以下にならなければ使用できません。
この能力は連続した手番には使えません。
[主]転移の暴風雪/13(20)/回避力/消滅
命の危険に瀕して、大量のマナを用いて転移と同時に暴風雪を起こします。
自身が戦闘エリアの任意の地点に移動したうえで
「形状:突破」の「対象:全エリア(50m)」に突進と吹雪を同時にぶつけます。
移動前、移動後ともに乱戦エリアによる移動妨害を無視します。
回避力判定に失敗した対象に「2d6+15」点の「水・氷かつ風属性」の物理ダメージを与えます。
この能力は[部位:氷核]すべての現在HPの合計値が、
[部位:氷核]すべての最大HPの合計値の5%以下にならなければ使用できません。
この能力は連続した手番には使えません。
●胴体
◯飛翔する巨体
すべての部位は、近接攻撃における命中力・回避力判定に+1のボーナス修正を得ます。
[部位:胴体]のHPが0以下になった場合、この能力は失われ、
すべての部位が近接攻撃・遠隔攻撃に対する回避力判定に-1のペナルティ修正を受けます。
[準][補]矢避けの加護
風雪を纏い、遠距離からの攻撃を弾きます。
フリザゲイラのすべての部位に対して
【ミサイルプロテクション】の効果を付与します。
ただし効果時間は「10秒(1ラウンド)」になります。
この能力の効果を適用する部位は、MPを6点消費します。
MPを消費できない場合、その部位は「[準][補]矢避けの加護」の効果を適用できません。
[部位:胴体]のHPが0以下になった場合、この能力は失われ、
全ての部位の「[準][補]矢避けの加護」が失われます。
●尾部
◯攻撃障害=+2・+2
巨大な尾部が急所への攻撃を妨げます。
すべての[部位:氷核]は、近接攻撃と遠隔攻撃に対する回避力判定に+2の
ボーナス修正を得ます。
[部位:尾部]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。
●氷核
◯搭載=2体
それぞれの[部位:氷核]は、他のキャラクターを2体まで搭載(3-92, ML-64)できます。
[主]氷柱針射出/9(16)/回避力/消滅
「射程:2(30m)」「形状:射撃」で「対象:1体」に氷柱を発射し、
「2d6+9」点の水・氷属性物理ダメージを与えます。
この能力を使用した[部位:氷核]は、防護点が10点減少します(0未満にはなりません)。
この能力を使用した[部位:氷核]は、
「[補]氷核再生」を使用するまで「[主]氷柱針射撃」を使用できません。
また、「[補]氷核再生」を使用した[部位:氷核]は、
同一の手番にこの能力を使用できません。
[補]氷核再生
射撃した氷柱を再生させます。
この能力を使用した[部位:氷核]は、
「[主]氷柱針発射」による防護点10点減少のペナルティ修正を無効化します。
「[主]氷柱針発射」を使用した[部位:氷核]は、
同一の手番にこの能力を使用できません。
戦利品
自動:アビスシャード(200G/-)*10
自動:氷の顎(1600G/黒赤S)
2~7:氷蟲の脚(600G/赤A)
8~10:氷核の欠片(1200G/赤A)
11~:氷核結晶(4000G/赤S)
解説
全身が蒼白の氷で構成された、胴体に複数対の羽を持った
全長が数十メートルにおよぶ巨大なムカデ状の幻獣です。
胴体にはいくつか平たい半球状の部位があり、その部分は大きな氷柱が甲羅のように並んでいます。
この甲羅には、配下として自身に適応させたプレーンセンチピードを乗せていることがあります。
緊急時はこの氷柱を射出することで外敵へ攻撃を行いますが、この際に自身の中核部を晒します。
風雪を操る能力を有しており、危険を察知すると周囲に風雪を展開して遠距離からの攻撃を弾き落とします。
外敵に接近された場合は周囲に暴風雪を発生させて排除を試みます。
体力を消耗すると凶暴化して、発生させる暴風雪が竜巻へと変貌し広範囲が強烈な風雪に見舞われます。
瀕死になると竜巻はさらに激しくなり、離れた位置であっても巻き込む程の竜巻を引き起こして周囲のもの全てを亡き者にしようとします。
知能はあるものの、独善的かつ支配的な性格であり、近づくものを全て敵とみなします。
周囲の環境を自身に好ましいマナが過剰に濃く、強風の寒冷地へと変えようとするため、
結果としてフリザゲイラが出現した周辺地域は猛吹雪の被害を受けます。
寒冷地や山岳の地域で突如として止まない猛吹雪が発生した場合、
フリザゲイラが眠りから覚めた、あるいは異なる地域から転移で飛来してきた可能性が考えられます。
体内に〈アビスシャード〉を含むことから、魔域から生まれ外へと出現したともいわれています。