バックトラック
GM:今回のEロイスは2つです。振りたい方はどうぞ!
桐沢 煌牙:振ります
有馬 暁春:持ってけよ
柵瀬達樹:振りまーす
芦木場 鉄人:振ります
柵瀬達樹:126-2d10
DoubleCross : (126-2D10) → 126-13[10,3] → 113
芦木場 鉄人:132-2d10
DoubleCross : (132-2D10) → 132-8[4,4] → 124
芦木場 鉄人:下ぶれている
柵瀬達樹:柵瀬達樹の浸食を-13増加(127 → 114)
桐沢 煌牙:126-2d10
DoubleCross : (126-2D10) → 126-18[8,10] → 108
柵瀬達樹:うーん 一応倍振り
有馬 暁春:クッソそこそこ出しやがって
GM:あ
芦木場 鉄人:倍振りは出来ないぞ
GM:ごめんなさい。通常振りのみでお願いします
柵瀬達樹:あっはい そうだった
桐沢 煌牙:等倍で
芦木場 鉄人:今回はロストなしの代わりに通常ぶりしか出来ない!
柵瀬達樹:113-3d10
DoubleCross : (113-3D10) → 113-10[7,2,1] → 103
柵瀬達樹:ウワーッ
GM:あっ
芦木場 鉄人:芦木場 鉄人の浸食を8減少(132 → 124)
桐沢 煌牙:108-3d10
DoubleCross : (108-3D10) → 108-13[2,7,4] → 95
有馬 暁春:ヨシッ!ヨシッ!!!
桐沢 煌牙:もどりました~
GM:おかえり~~!
有馬 暁春:1人失敗しただけでも大分楽になる!!
芦木場 鉄人:ロイス3つに加えて、生還者でバックトラックダイス+3。6つ振ります
芦木場 鉄人:124-6d10
DoubleCross : (124-6D10) → 124-33[1,8,1,5,10,8] → 91
芦木場 鉄人:帰還
GM:おかえり~~!
有馬 暁春:チッ
GM:では、メインイベント
GM:有馬くんが彼女と別れるか判定をします
GM:バックトラックに1名失敗しているので
GM:別れる確率は60%
GM:有馬君は
GM:61~00を出せば、彼女と別れることはありません!
GM:では、心の準備が済みましたら、有馬君はダイスを振ってください
芦木場 鉄人:1d100……!
有馬 暁春:よし
有馬 暁春:やれるだけのことはやった
有馬 暁春:1d100を振ります
GM:どうぞ。
有馬 暁春:1d100
DoubleCross : (1D100) → 7
GM:あっ
芦木場 鉄人:うそやろ
有馬 暁春:まあそういうことだよ
柵瀬達樹:oh…
桐沢 煌牙:あらまあ
GM:では、有馬君は彼女と別れることになります。
芦木場 鉄人:全員バックトラック失敗してたとしても駄目な数字やん……
GM:でも大丈夫。だって君には
有馬 暁春:やかましいわ
GM:本気で殴ってくれる、こんなに素晴らしい仲間がいるのだから!
柵瀬達樹:じゃあ僕は二条さんに会って来るから……
GM:wwwww
桐沢 煌牙:こいつまじ…………
芦木場 鉄人:タツ、次はおまえの番だな
有馬 暁春:こいつも処そうぜ
GM:wwww
柵瀬達樹:回避30越えを抜いてみろ
芦木場 鉄人:ちょっと厳しいなサイレン型だと
有馬 暁春:もう抜いたが
桐沢 煌牙:獣の王持ってくるか…………
GM:www
有馬 暁春:いやーまあ相応しい結末だと思いますよ
有馬 暁春:こんな近くにいるのに気づかずに放っておいたクソボケの末路としては
GM:あ、有馬くん……
有馬 暁春:友達からやり直せませんか?
GM:大丈夫。任せてください
GM:なんか、別れる を、小癪に解釈させます
GM:Trust me……
エンディング
GM:----
GM:あの戦いから1週間ほどの時間が過ぎた。
GM:非モテ4人……いや、今は3人になってしまった君たち非モテ男子どもは
GM:ここ、サイゼリヤで駄弁っている。いつもと同じ日々、いつもと同じ時間。だが、なにか足りない、空白感を抱えながら……
猫型配膳ロボット:「蒼く光るトレイからお料理をお取りくださいニャン♬」
柵瀬達樹:あれから欠けてしまったものはとても大きかった……
芦木場 鉄人:「そのエスカルゴのオーブン焼きとフォッカチオはおれのだ」取る
芦木場 鉄人:ひょいと食べる。
芦木場 鉄人:「おいしい、が……なぜだろう、胸がいっぱいにならないのは」
桐沢 煌牙:アロなんちゃらを食べている
柵瀬達樹:「……どうしてるんだろうね、暁春君」辛味チキンを食べている
柵瀬達樹:「結構派手にやっちゃったから、立ち直れてるといいんだけど……」
芦木場 鉄人:「キャッキャウフフしてるのかなぁ……アイツと一緒に早食い競争してた日々がもう遠く感じるんだよ……」
桐沢 煌牙:「アキハルかあ……、幼馴染のお姉さんと仲良くしてっといいけどな」
芦木場 鉄人:「いいなぁという思いと、もうアイツ近所のお姉さんとの時間に全力注いでおれ達の所には顔出さないのかなぁ……」
芦木場 鉄人:「そんな寂しさがあるんだよな……」
柵瀬達樹:「いいなぁ……僕なんて全然大変なのに。この前も山崎先生に無理やり呼び出されちゃってさ……」
有馬 暁春:「へ~そりゃ災難だったな」
有馬 暁春:勝手にアロなんちゃらを食ってる
桐沢 煌牙:「アキハル!?」
柵瀬達樹:「買い物なら一人で行って欲しいよね。僕に手伝えることって……え?」
柵瀬達樹:「あ、暁春くん!」
桐沢 煌牙:「てめえおれのアロなんちゃら取んな!」
芦木場 鉄人:「アキ……!」
有馬 暁春:「良いだろもう一皿頼んでやっから」
芦木場 鉄人:「どうしちゃったんだお前、おれの泣き顔をデート中の話の種にでもしにきたのか……!」ぐいと目元を拭う
有馬 暁春:「何の話…?」
柵瀬達樹:「心配してたんだからね。あれから顔見せないから……」
柵瀬達樹:「流石にやり過ぎちゃったかなって」
桐沢 煌牙:「お前、幼馴染のお姉さんはいいのかよ」
桐沢 煌牙:「放っておくもんじゃないぞ、大事な人は」
有馬 暁春:「え?ああ~、あのことね」
有馬 暁春:「別れた」あっけらかんと
桐沢 煌牙:「はあ!?」
芦木場 鉄人:「……………」
柵瀬達樹:「えぇっ!?」
有馬 暁春:「あーいや。この言い方だと大分語弊があるな…」
芦木場 鉄人:「えええええええっ!?!?!?!?!?」
芦木場 鉄人:「何が起きたこの一週間で!?」
有馬 暁春:「そもそも付き合ってた自覚が俺には無かったわけでさ…」
有馬 暁春:「俺自身、一度気持ちを確認したいのもあって”暫く距離を置きたい”って俺から言った」
柵瀬達樹:「そんな……あの祝福はする流れなんだったの!?」
桐沢 煌牙:「ば、馬鹿なのか…?」
芦木場 鉄人:「ば、ばかな………!」
柵瀬達樹:「誠実と言えば誠実なんだけど……勿体なくない?」
芦木場 鉄人:「そんなことになるんならおれ達の戦いは一体何だったんだ!!」
芦木場 鉄人:「何のためにおれ達は傷つけあったんだ……!?」
桐沢 煌牙:「いや、お前のそういう誠実なところは良いと思うけど!」
有馬 暁春:「大体無理だろ…!自分でそう思ってない内に付き合ってるという事実に気づいてそのまま関係を続けるのは…!」
有馬 暁春:「そもそも留美姉の方がどういう認識だったのかも怖くて聞けねえ…!」
有馬 暁春:頭を抱えている
桐沢 煌牙:「そこは自分の気持ちと相手の気持ちと向き合えよお前!」
桐沢 煌牙:「このヘタレがよ!」
柵瀬達樹:「今からでもいいから伝えて来なよ!好きではあるんでしょ!?」
芦木場 鉄人:「そんな事態になることあるんだ……女性と付き合った事がないから全く想定した事なかった」
柵瀬達樹:「だってほら、前に語ってた好みのタイプにピッタリじゃない。そのお姉さん……!」
桐沢 煌牙:「そうだって、好きなんだろ?」
有馬 暁春:「声がデカい!」
芦木場 鉄人:「だって好きなんだろ!!!!!!!!」もっと大きい声
有馬 暁春:正確な右ストレートが鉄人の顎を撃ち抜く
芦木場 鉄人:「ウギャーッ!……うごふっ」白く燃え尽きて倒れる
有馬 暁春:「いや、マジで分かってるんだけど…分かってはいるんだけど…」
有馬 暁春:「いざ自覚すると…身動きがとれん…!」
柵瀬達樹:「こんなところで悪い所が出るとは……」
有馬 暁春:「俺の姿を目に焼き付けろ…お前たちも人を好きになればいずれこうなる…!」
桐沢 煌牙:「馬鹿野郎がよ!お前は相手を好きで、相手からは好かれてて」
柵瀬達樹:「いや、まぁ気持ちは分かるけど」
芦木場 鉄人:「こういう時なんて声をかけておけばいいかおれにはわからん……」口から飛び出す白い魂が腕を組んでいる
桐沢 煌牙:「大事にしてやりゃいいだろ!?」
桐沢 煌牙:「なんでそこで怖気づくんだ」
有馬 暁春:「いや、お前…アレだぜ!?10年以上の付き合いだぜ!?」
桐沢 煌牙:「それがどうした!」
柵瀬達樹:「だからこそ伝えないとでしょ……!」
芦木場 鉄人:「だからこそ育める愛ってものがあったって話じゃなかったか……!?」
柵瀬達樹:「だって……ずるずるそのままにしておく方が不誠実だと思うよ」
桐沢 煌牙:「お前がどんなかっこ悪くても知ってるってことだろ?」
桐沢 煌牙:「いいじゃねえか、上等だろ」
有馬 暁春:「お前等…」
有馬 暁春:「分かってる。そう遠くない内にケリを付けたいとは思ってるよ」
芦木場 鉄人:「成功率を上げるためのプランが欲しければここにバックアップする仲間がいる事を忘れるなよ」
有馬 暁春:「ただまあ、今まで彼女作りたくてナンパとかしてた以上、今は留美姉に顔向けできないってのも正直な気持ちだ」
芦木場 鉄人:「言い方ヒデェだろ」
桐沢 煌牙:「向き合ってこなかったのはお前が悪いからな」うん、と頷いている
GM:では、その時
GM:ラインッ! 有馬くんのスマホが鳴ります
有馬 暁春:「ん、俺か」
芦木場 鉄人:「おう、はやくでろ」
GM:差出人:天花寺 留美子
天花寺 留美子:『アキ。友達と仲直りした?』
天花寺 留美子:『距離を置きたいって、友達にからかわれてケンカしたらいっつも言ってきてたでしょ。もう慣れた』
天花寺 留美子:『早く帰って来ること。 ps.アイス買ってきて』
有馬 暁春:おもむろにスマホを仕舞う
桐沢 煌牙:「お前………」哀れみを込めた目
柵瀬達樹:「……これ要するに惚気じゃない?」
柵瀬達樹:「そういうことじゃない?」
有馬 暁春:「……」
有馬 暁春:「じゃ、そういうことで…」
有馬 暁春:そそくさ
芦木場 鉄人:「喧嘩ボンバー!!!!」顔面に一直線の腕!!!
桐沢 煌牙:「お幸せになクソ野郎!」弁慶の泣き所に蹴り
有馬 暁春:「これはマジで違うって!本当に距離取るつもりだったんだって!」
有馬 暁春:「本当にけじめのつもりだったんだ!嘘じゃない!!」
柵瀬達樹:「言い訳はいいから、さっさと行った方がいいよっ!」力が弱いので背中を叩いたつもりで押すような感じに
芦木場 鉄人:「ちくしょ~~~!!!心配して損したぜ!!!」
桐沢 煌牙:「ちゃんと自分の気持ちと相手の気持ちに向き合えよ!?」
桐沢 煌牙:「へたれてんじゃねえぞ、男みせろよ!」
有馬 暁春:「やかましい!そのつもりだわ!」
芦木場 鉄人:「ええいおまえが彼女持ちなのか非モテのままなのかわからないまま暴を振るっても迷いが出るだろうが!」
芦木場 鉄人:「さっさと決着を付けてもらわんと困るのはこちらだ!早く言ってこい!」
芦木場 鉄人:「……勘違いするな。おまえにリア充になってほしいわけじゃない、リア充になったお前への怨嗟が正しくなかったらおれ達の戦いすら否定される事になるんだからな!」
有馬 暁春:「お前は人に好かれる努力をしろ!!」
芦木場 鉄人:「クゥーン」
桐沢 煌牙:「もういっそついて行って告白するところまで見届けてやろうぜ」
芦木場 鉄人:「悪くないな」立ち上がりながら
柵瀬達樹:「そうだね……見届けないと不安だし」
有馬 暁春:「うるせえ付いてくるな!」
芦木場 鉄人:「待て~♡おらっ、逃げるな~♡」キラキラしたエフェクトを見せながらビーチの上みたいな追いかけ方をする
桐沢 煌牙:「テットきめえ!」言いつつ煽るようにアキハルを追っていく
有馬 暁春:「クソッ止めるやつがいねえ!これだからモテねえんだよ!!」
柵瀬達樹:「何処までも追跡するよ……!」
芦木場 鉄人:「なんだと~♡アハハ、ウフフ……」スーパー非モテ人になりながら追いかけっこ続行
桐沢 煌牙:「止めてやってもいいけどな!お前がヘタレないならな!?」
柵瀬達樹:「絶対何処かでやらかしそうだから不安なんだよね、見届けないと!」
有馬 暁春:「クッソ!告白はするけどお前等の前では絶対しないからな!帰れ非モテ共!」
有馬 暁春:そう言いながら追いかけ回される有馬の顔は
有馬 暁春:どこか晴れやかに笑っていた。
GM:――――昨日と同じ今日。 今日と同じ明日。
GM:世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。 だが、人々の知らないところで。 世界はすでに変貌していた。
GM:だが。
GM:変わらないものも、確かにここには有った。
GM:ダブルクロス、それは、裏切りを意味する言葉――。
GM:バカな男子高校生、それは、変わらぬ友情を意味する言葉――。
GM:~~『非モテロシアンクロス』END~~