重力は君に逆らい、重力は君を引きずり落とす



GM:ふにげあ
メイン 見学

本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.



PC1:「壊れない魂アンブレイカブル神矢かみやすばる(キャラシート)PL:相田


PC① 神矢 昴 ロイス:星霞沙友理(ほしかすみさより)
推奨感情 P:慕情、友情、親近感のいずれか/N:不安
カヴァー/ワークス:高校生/UGN関係者(イリーガル可能) 
ほぼ確実に発生するロール『恋愛』

君はUGNの関係者だが、UGNという組織に『魂』を委ねるような生き方はしていない。
君の日常を彩る大切な人である、星霞沙友理。
彼女は君のことが好きだという噂があるが、君は君の理由をもって彼女に『深入り』はしていない。友人以上の関係であることを、君は嫌悪以外の理由で抱いている。
彼女は、近頃、致命的に『運がない』それも、あまりにも常軌を逸してツキが無い。
道を歩けば車に轢かれかけ、登下校の最中にはヤクザと警官の銃撃戦に巻き込まれる。それでどうにか生き延びている、なんともダイ・ハードな日常を送っている。
そんなある日、ついに彼女の周囲にジャームまで出現した――これは、もう運が悪いで済ませていい段階ではない。君は、彼女を護るという『決意』を固めた。
PC2:「ロケッティア」桃井ももい徳郎とくろう(キャラシート)PL:タチバナ


PC② 桃井 徳郎 ロイス:春日恭二 
推奨感情 P:有意 /N:嫌気
カヴァー/ワークス:高校生/FH関係者(イリーガルポジはマーセナリーズに限定)
あったほうが面白いかもしれない設定。PC①と共闘、あるいは敵対経験あり。

君はFHの関係者だが、FHという組織に『魂』を委ねるような生き方はしていない。
新人スカウトに失敗して、春日恭二が君の眼の前で死んだ。
それはまぁいつものことなのだが、問題はその『奇妙な死に方』だ。
『悪運』が強いと噂の女子高生をスカウトするために、αトランスを引っ提げて彼女の前に出た春日は、唐突に彼女を襲った『厄災』に巻き込まれ、即死した。スカウトする相手は、無事だった。
『奇妙』というのは、春日にリザレクトが発生せず、彼が目覚めたのはFHの死体安置所だという事だ。
今回の君の雇い主である春日は、彼女を覚醒済みオーヴァードと判断し、君にさらなる調査と『究明』を委ねた。
そして、君は想定もしていない『世界の危機』に巻き込まれることになる。
PC3:「普遍的善良ノーマルグッド田中たなか誠二郎せいじろう(キャラシート)PL:御影


出展:https://picrew.me/ja/image_maker/1011203

PC③ 田中 誠二郎 ロイス:谷修成
推奨感情 P:信頼/N:任意
カヴァー/ワークス:指定なし(推奨、探偵)/指定なし 
指定設定。シナリオの円滑進行のため、PC① PC②の双方と顔見知り。つまり、『協力して事件を調査しましょうね』をやってくれる人。
     アウトローな依頼を受けれる立場であるが、UGN、FHのいずれとも『致命的』な敵対関係にあるわけではない。
汚職警官? ヤクザ? マフィア? 探偵? 何でも屋?
なんでもいい、君の表の顔は、表の顔に過ぎない――路地裏で泥に塗れる裏稼業を『実質的本業』としていることこそが重要だ。UGNも、FHも、時と場合と依頼内容次第で、君の『客』だ。
宇宙からの侵略者が訪れた所で、君の非日常がさほどに変わる訳では無い。
頼まれて、動く。それが君だ。
君は刑事の谷修成から、とある『現象』の調査依頼を受ける。
N市で頻発する『事故死』『突然死』――それら一つ一つに『事件性』はないが、あまりにも『死』が頻発しているのだと。
R課が動けるほどの『事件性』は存在しない。レネゲイドの関与は見受けられない……ワーティングの展開すら確認されていないのだ。
しかし、谷は何かが臭うのだという。
そして君は依頼を引受け、『不条理な悪運』に見舞われている星霞沙友理に到達し、大いなる『引力』の巻き添えを受けることになった。

Index

  • OP1『破滅的なカノジョ』
  • OP2『春日、死ぬ』
  • OP3 『普通を歩む人』
  • マスターシーン『ただ、重く』
  • ミドル1 渦巻く引力の中に
  • ミドル2 『それは、追うものを呪う』
  • ミドル3 ■■■■
  • ミドル4 普通 異常 日常
  • ミドル5 ある決断
  • クライマックス『運命を超える者たち』
  • バックトラック
  • ED1 色気はなくとも侠気あり
  • ED2 普通なバレンタイン
  • ED3 恋人たちの普通のバレンタイン




  • GM:メインぜ
    GM:トレーラー!
    運命とは重力である。
    運命とは引力を有するエネルギーであり、この世の全て運命を有し、その相互干渉によって世界は成立しているのだ。
    生物にも、無機物にも、レネゲイドにすら存在する『重力という名の運命』
    誰もそこから逃れる事はできないが、しかし奇妙な調和は成り立っている。
    ――その調和が崩れた時。訪れるのは『世界の終わり』だ。

    ダブルクロス The 3rd Edition 『重力は君に逆らい、重力は君を引きずり落とす』
    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。

    OP1『破滅的なカノジョ』


    GM:OP1『破滅的なカノジョ』 HO1 登場侵食をお願いします
    神矢昴:1d10+34 侵蝕率
    DoubleCross : (1D10+34) → 6[6]+34 → 40

    GM:――N市。現代において地獄、あるいは魔界と同意義な場所。
    GM:この世で最も、魔街デモンズシティに近い、レネゲイド事案多発区域。
    GM:君は、そこで日々を過ごしている――UGNイリーガル――そして、君自身としての日々を。
    GM:その日々を彩る友の名を、
    星霞沙友理星霞沙友理ほしがすみさゆり


    星霞沙友理:――君の友人であり、間違いなく、君に特別な思いを向け、君は自らの意思をもってその思いに応えようとはしていない。
    星霞沙友理:少なくとも、彼女が直接に君に告白をしたことは、ない。
    星霞沙友理:君は、その関係を、どう思っている?/
    神矢昴:「こんな危険なことに彼女を巻き込みたくないし、何よりバケモノ扱いはされたくないからね。彼女は彼女の人生を生きる権利がある筈さ、ボクと違ってね」と思っている。
    神矢昴:プランナーのコマにされたことは気に入らないけれども、せっかく助かった命だから、ヒトのために使うのはむしろ当然とも思っているし。
    神矢昴:なにより玉野椿に少しだけ恋心をいだいていたりもするのだ。
    神矢昴:青春の1ページ――それでとどまったほうが、どちらにとっても得だろう。そう考えている/
    GM:それもまた、君の決断ではあろう。
    GM:青春の1ページ、日常の1幕。
    GM:だが――その日常は、致命的に変質していた
    星霞沙友理:ある日――下校途中、彼女が君に話しかけてくる。
    星霞沙友理:「ねぇ、神矢くん……その、この後、予定とか、あったり、する?」/
    神矢昴:「ん? 剣道の自主練くらいだけど……なにかあったの?」/
    星霞沙友理:「あの、よかったらこの後……」
    星霞沙友理:「い、いっしょに……」
    星霞沙友理:顔を赤らめた彼女は、何かを言おうとしたのだろう。その時
    話の途中だがヤクザだ:「ザッケンナコラー!!!!!
    話の途中だがヤクザだ:突如として通学路でヤクザが銃撃戦を始めた!
    話の途中だがヤクザだ:飛び交う弾雨! 悲鳴! 銃声!
    星霞沙友理:――弾丸が直撃して倒れた!/
    神矢昴:「大丈夫!?」すぐに抱き起こしてワーディングを張り、怪我の様子を確かめる/
    話の途中だがヤクザ:ヤクザは昏倒!
    星霞沙友理:彼女は――不思議と、怪我一つしていない。気絶しているだけのようだ。
    星霞沙友理:調べてみれば、胸ポケットに入っていた小物が弾丸を受け止めていたのが分かるだろう――奇跡的な偶然だ/
    神矢昴:「杞憂だったか……」ちょっとホッとして彼女を安全な場所まで連れていき、ワーディングを解く/
    星霞沙友理:「う、うん……」
    星霞沙友理:意識を取り戻した彼女――君が近くに居ることに、顔を赤らめる。
    星霞沙友理:「あ……」
    星霞沙友理:そして、青ざめる
    星霞沙友理:「さ、さっきの人たちは! 私、どうなったの……私、生きてるの!?」/
    神矢昴:「死んでたらこうやって話なんかできないさ。さっきの奴らなら別方向に逃げていったよ」ととぼけた顔で告げる/
    星霞沙友理:「よ、よかったぁ……死んだかと思った」
    星霞沙友理:「……撃たれた時はどうなるかと思ったけど」
    星霞沙友理:君を、見て。
    星霞沙友理:「運が良かったのかな……?」
    星霞沙友理:少しだけ、笑った/
    神矢昴:「不幸中の幸いというところだね。ともあれ無事で良かったよ。念のため、病院に行くかい?」と問う。
    神矢昴:正直、吊り橋効果で少しドキドキしているが、その感情に身を任せるということは彼女を自分に近づけるということであり――
    神矢昴:ヒトデナシのバケモノの戦いに巻き込むかも知れないということだ/
    星霞沙友理:「………」
    星霞沙友理:「つ、連れてってくれたら、助かるかな……」/
    神矢昴:「――わかった。ひとりぼっちじゃ危ないからね」病院までつきそう/
    星霞沙友理:彼女は、どこか幸せそうな顔をして
    星霞沙友理:君と彼女の日常は終わった
    GM:翌日から、事態は異常さを増していった
    話の途中だがワイバーン型ドローンだ:彼女の周りで、次々と不幸が起こるのだ。
    話の途中だがワイバーン型ドローンだ:時に、ドローンが降り注ぎ。
    話の途中だがワイバーン型ドローンだ:時に、バスに轢かれ
    話の途中だがワイバーン型ドローンだ:時に、バスジャックに巻き込まれ――
    GM:――一週間、たった一週間で、彼女に死が近づかなかったことはない
    星霞沙友理:彼女は、君と居る時以外に笑顔を見せなくなり、その笑顔にも徐々に明るさが消え失せていった。
    星霞沙友理:「………なにが、どうなってるのかな……」
    星霞沙友理:登下校も、人目――というより、厄災を気にして怯えながら行っている。君は、何を言ってあげられるだろう/
    神矢昴:「わからないよ。だけど、キミはボクが必ず護って見せる」
    神矢昴:その言葉に嘘はない。だが、それはUGNイリーガルとしてのもの。
    神矢昴:一線を越えることは、やはりできない――しかし、そう言ってられない事態になるかもしれないと覚悟しつつある/
    星霞沙友理:君の言葉に、心底から明るい顔を見せた。
    星霞沙友理:「ありがとう――」
    星霞沙友理:そして――彼女の唇は震え、何かを、言おうとする
    星霞沙友理:「あのね、私――
    GM:――君が、その言葉を聞くことはない
    話の途中だがジャームだ:ワーティング
    話の途中だがジャームだ:彼女は気を失い――ワーティングを張った化け物が、君に向かってくる/
    神矢昴:形なき魔剣を両手で構え、立ち向かう。彼女を背にして、護るように/
    神矢昴:そのまま分身し、質量を持った残像と同時に斬りかかり、ジャームを寸断する。
    神矢昴:UGN支部に連絡を入れ、後処理を頼んだあと、沙友理にも記憶処理を施してもらおう/
    GM:ーー君は、そのようにするだろう。
    GM:だが、それで何かが終わる訳では無い、遂にジャームまで現れたのだ。
    GM:この異常な厄災・・
    GM:君達を、さらなる深淵へと引き摺り込んでいく
    GM:ーーシーンエンド。ロイス取得、
    GM:変更可能
    GM:特に無ければなしで
    神矢昴:特になしで/
    GM:はーい

    OP2 『春日、死ぬ』


    GM:OP2 HO2 『春日、死ぬ』 登場侵食をお願いします
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(33 → 40)
    GM:悪魔と恐れられるFHの超人魔人は数多いが
    GM:実際に悪魔ディアボロスと呼ばれる男は唯一人だ
    GM:それは不屈、それは不幸、それは不遇。
    GM:無尽の敗北によって彩られ、しかし、それで尚在り続け・・・・
    GM:敗北の影で数え切れぬ悲劇と勝利を産み出している
    春日恭二:ーーその名は、春日恭二
    春日恭二:本日の君の、使役者だ。
    春日恭二:「ロケッティア、改めて本日の任務を説明するーーいいな?」/
    桃井 徳郎:今まさに、さっきそこで殴り合ってきたかのように生傷の絶えない少年が壁の付近でしゃがみながらゆっくりと春日を見た。
    桃井 徳郎:「……へっ、おれでもわかるように簡潔になァ~。最もつまらねー事を頼むようだったら断るがよォォォ~~~ッ」
    桃井 徳郎:「まあおめぇみてぇに根性の塊みてぇな男の言葉は耳にする事だけはやめねぇ事にしてんだ、話はしっかり聞いてやるよォォ~」/
    春日恭二:「ーー新人候補のスカウトだ」
    春日恭二:「お前には、それに付き合ってもらう」
    春日恭二:「ーーさて、自慢では本当にないが、私の新人発掘が順当に言った試しはない」
    春日恭二:「ある時はスカウトした新人FHに下剋上され」
    春日恭二:「ある時は新人が女を引き入れる手伝いをしたら失敗した挙げ句に新人は死に」
    春日恭二:「つまるところ、私の新人発掘はなぜか必ず横槍かトラブルが起きる」
    春日恭二:「面白いかは知らんが、退屈しないことだけは保証しよう」/
    桃井 徳郎:「ああ、聞いたことがあるな、"春日恭二のスカウトはUGNに先を越されたらまず成功しない"とかよ」
    桃井 徳郎:「もし、横入りされそうになったらおれをぶつけようってか?」へっ、と鼻で笑いながらその場を立ち上がり。
    桃井 徳郎:「……言っとくが、もし成功してそいつが見どころあるヤローだったら、おれがもらう・・・ぜェ~。それが協力の代価だ」
    桃井 徳郎:「で、そいつとツルんでもしなんか手に入れる事が出来たら……へッ、そんときゃ春日、おめぇにも分け前が入る」こいつ、チームを……セルでも立ち上げるつもりか……?
    桃井 徳郎:「悪い話じゃあねえ、ま、頭に入れとけよォ~」少なくとも、交渉事の真似事をして相手にも理を見せているようだが……?/
    春日恭二:「FHの根幹は言うまでもない、欲望だ」
    春日恭二:「手に入れたければ、力ずくでも舌先三寸でも色仕掛けでも好きにしろ・・・・・
    春日恭二:「新人教育は大事だ。特に、踏みつけられる・・・・・・経験は」
    春日恭二:「そこで折れるなら、従順になるだろう」
    春日恭二:「折れなければ、見どころが出る」
    春日恭二:「ーーそれは、お前の手腕が成功するかに掛かっている」
    春日恭二:「最も、お前の言う通り」
    春日恭二:「横入りで台無しになったら、元も子もないーーそこは、働いてもらうぞ」/
    桃井 徳郎:ケタケタ笑いながら「へっ、そこはお互いのお手並みにお任せって所だ」
    桃井 徳郎:「まあ暴れまわる事だけは約束してやるよォォォ~ッ、せいぜいうまくやれるように祈っといてやるぜ」(新人教育ね)
    桃井 徳郎:(あぁやってやるぜぇ~、クソみてーな事には従わなくていいって"掟"を叩き込んでやるよォ~ッ)桃井 徳郎はFHという組織に『魂』を委ねるような生き方はしていない。
    桃井 徳郎:もし春日が成功した時、"取り返しの付かない罪"に汚れたりしないように匿おうと企んでいるのだ。分け前はそれを黙らせるためにちらつかせている。
    桃井 徳郎:決して善人ではないが悪を悦んで行う気質でもない……内心ほくそ笑みながら付いていくだろう。/
    春日恭二:「では、いくぞーーーー」
    GM:そして、君たちは
    GM:今や周囲から隠れるように登校をする彼女を見つけた。
    春日恭二:「あの女だ」/
    桃井 徳郎:「……あぁ~?もしかしてアイツか?……おいおいあんな青っ白い女かよぉ~?」(ゲッ、女はちょっと小突くだけでも泣きそうだからツルみ辛ぇなぁ)
    桃井 徳郎:(……ま、女だからこそなおの事ほっとくのも後味わりぃ~)「チッ、まあわかったよ。話は見守っててやるよ」/
    春日恭二:「さて、お前にも概要は説明しておく」
    春日恭二:「あの女は星霞沙友理」
    春日恭二:「近頃、異常な頻度で厄事に襲われている」
    春日恭二:「銃撃戦に巻き込まれるのは序の口で、飛行部品の衝突、交通事故ーージャームにまで襲われ、生き延びている」
    春日恭二:「おそらくは、無自覚型のオルクスシンドローム罹患者ーー強大な運気操作の持ち主の筈だ。磨き抜いて、損になる力でもあるまい」
    春日恭二:「殴る蹴るだけがオーヴァードでもない。FHでのし上がる積りがあるのなら、支援係の一人二人はモノにしておいて損はないーー」
    春日恭二:君の返答は自由だ/
    桃井 徳郎:「……ずいぶんな目にあってんなァ~……よく生きてんなマジで」ドン引き顔してる
    桃井 徳郎:「まー、だからこそほったらかしにしとくわけにもいかねぇわなぁ~っ、ヘンな力がどういう構造でなに起きてんのかわかりゃあちったぁマシにやってけるだろうしよ」
    桃井 徳郎:「まあいいぜ、話が盛り上がってきて邪魔が入らなかったら多少はおれも口挟ませてもらうからな!」肩をぶんぶん回して春日の後姿を見守る体制だ/
    春日恭二:「ああーーまぁ、見ていろ」
    GM:春日が彼女の元に向かうーー話しかける
    GM:白スーツのオッサンが女子高生に話しかけるのはそれだけで事案であるが
    GM:真の事案は、ここから始まる。
    GM:突如として
    GM:ーーー空を裂き
    GM:隕石が降り注ぐ。
    GM:それは、春日に着弾ーー彼女は余波で吹き飛んだ。
    星霞沙友理:「ヒィッ!!!」
    星霞沙友理:引きつった悲鳴をあげて、大慌てで逃げていくーー
    春日恭二:真の異常は
    春日恭二:春日が、起き上がらないということだ
    春日恭二:リザレクトも、高度侵食特有の再生能力も発揮しない。血塗れで、痙攣しているーー/
    桃井 徳郎:「……は?ああ?」流石の桃井 徳郎もあまりの事態に唖然としていた。「……はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~っ!?!?!?!?!?」
    桃井 徳郎:目の前で起きた事態のあまりの現実離れした事態に流石に顔を青ざめて駆け寄る「お、おい春日!!春日おめぇ大丈夫かオイ!?!?!?!?」
    桃井 徳郎:「……な、なんで起き上がらねぇ!?!?!?あれっぽっち一発食らっただけなら立ち上がる心身ともにタフな野郎なのがおめぇのとりえだろうが!?」
    桃井 徳郎:「おめぇは"死なねえ"んじゃなかったのかよーっ!?!?」駆け寄り、容態を確かめる/
    春日恭二:ーー春日は、死んだ。
    春日恭二:そして、緊急に駆けつけたFHの回収部隊によって、間近の死体処理所ツータイムセル支部に運ばれた所で
    春日恭二:「……お、の、れ……」
    春日恭二:蘇生した
    春日恭二:いや、それは蘇生と言うべきだろうか?リザレクトとも違うし、急速な自己再生とも違う
    春日恭二:かろうじて死にそこねたオーヴァードが微々たる再生能力を発揮するケースは多い。そのたぐいではあろう
    春日恭二:そして、顔にかけられた布を引っ剥がした春日は、傍に(まだ)いた君を見つけた。君の反応は自由だ/
    桃井 徳郎:「おお、目ぇ覚ましたか……!流石に今度ばかりは駄目かと思ってお経を唱えちまう所だったぜ!」
    桃井 徳郎:「やるじゃねえか!流石は『"リエゾンなんたら"をぶっ殺すより殺す難易度がたけぇ』とまで言われるだけの不死身野郎なだけはあるな!!」少し安堵したように笑いかける。
    桃井 徳郎:「今回は蘇んのにずいぶん手こずったようだが、マジでなんだぁありゃあ!?おれは何を見せられたんだよ!?隕石でふっとんでたんだぞおめぇ!!」珍しく心配してくれた
    桃井 徳郎:「アイツの能力思ったより危険すぎやしねぇか!?ちゃんと動かし方覚えねえとマジで死ぬぞ本人がそのうち!!」/
    春日恭二:「……ククッ」
    春日恭二:「つまり、手に入れる価値が、あると、いう、ことだ……このリザレクト阻害作用も含めて、な」
    春日恭二:傷は治りきっていないのでふらついているが、その目には爛々と光が宿っている。
    春日恭二:「ロケッティア、あの女には間違いない価値と、未だ図りきれない未知がある」
    春日恭二:「……それを探れ。私はしばらく動けなさそうなのでな」/
    桃井 徳郎:「だろうな、このままその状態で動いてたら流石のおれもちと引くぞ」憎まれ口で返した後、ポケットに手を入れながら背を向ける。
    桃井 徳郎:「まー、なんかあの女はほっておいたら何に巻き込まれるか……下手をすればおれの方が巻き込まれかねないやべー奴なのはわかったからよ」
    桃井 徳郎:「……ちっとばかし様子見てくらぁ。まあオメェの尊い犠牲で危険度はよくわかったから気を付けるぐれぇの事はするよぉ~ッ」
    桃井 徳郎:そう言いながら、その場を後にしようとした(……あいつはやべー。春日でもおっ死にかけるくらいの事態を引き寄せる奴をほったらかしにしとくのは)
    桃井 徳郎:(流石に目覚めがわりぃわなぁ!!)陰気臭い死体処理所を駆け足でさっさと後にしながら、少年は先ほどの女を探しに行くのだった/
    春日恭二:ーー君の通信端末に、『君の自由裁量で必要と思った全てを許可する』とのメッセージが送られた
    春日恭二:君は、誰を使うことも、誰と組むことも可能だ。ケツは春日が拭く。
    春日恭二:ーー君は、そのようにして、彼女を測らねば鳴らぬ
    GM:シーンエンド ロイス取得可能
    桃井 徳郎:春日恭二 根性のあるタフガイ野郎●/悪党でさえなければおもしれー奴なんだがよ を取得します

    OP3 『普通を歩む人』


    GM:OP3 『普通を歩む人』 HO3 登場侵食をお願いします
    田中誠二郎:35+1D10
    DoubleCross : (35+1D10) → 35+2[2] → 37

    GM:ーーX町 とある事件の後、レネゲイド濃度が高まりそれなりの事件多発区域になった場所。
    GM:近頃は降臨種シャルヴもトラブルを巻き起こす街。
    GM:そんな街で探偵を営む君は、どのような形で事務所を有しているだろうか/
    田中誠二郎:さる事件を解決した際にUGNから貰った様々な名目の付いた金を用いて、ビルの一角を借りた小さな探偵事務所。
    田中誠二郎:内装は質素で、あまり繁盛しているようには見えない。実際、繁盛していない。
    田中誠二郎:「うおお……今月の家賃……給与……その他もろもろ……」
    田中誠二郎:「元フリーターがいきなりやるもんじゃねえ……探偵……」 呻きながら椅子で頭を抱えている。
    田中誠二郎:とはいえ、それでも1年間は持っている。
    田中誠二郎:それは、一般的なペット探しや浮気調査といった以来の他に、稀に、高額な依頼が来るからだ。
    田中誠二郎:つまり、レネゲイドに関連した危険な依頼ということなのだが……。/
    GM:そんな依頼は多くない
    GM:X町の支部は、疾うの昔に正常な機能を取り戻している。
    GM:君の顔見知りも、そうでない人たちも。
    GM:断じて、無能ではない
    GM:そして、君の天秤は揺れ動いているが、中庸という位置に留まっている。
    GM金を積まれて・・・・・も、受けない仕事もあるはずだ
    GM:ーーよって
    GM:君の助手(自称)は、営業メッセを送りまくっていた


    有馬留美:「所長~営業の成果、あまり出せなくてすいません」
    有馬留美:コートにお下げに、右目の端に少し傷。
    有馬留美:彼女はとある事件で君に関わる形で非日常の世界に踏み込んだオーヴァードであり、君に懐いている助手ーー有馬留美ありまるみだ。
    有馬留美:物事は形から入るタイプであり、今どきフィクションでも見ないような古臭い探偵コートを愛用している。
    有馬留美:そんな彼女の目下の仕事は、マシ・・な仕事を寄越してくれる先への、営業である……君が彼女をどう思っているかは、自由だ/
    田中誠二郎:「いや、いいよいいよ」
    田中誠二郎:「平和であるに越したことはないし……ペット探しとかはともかく浮気調査みたいなのも気は滅入る部分はあるしね」 特に、能力で色々と聴こえすぎる。
    田中誠二郎:ぼんやりとした笑みを浮かべながら言う。やる気があるのかないのか、いまいちよくわからない。/
    有馬留美:「ですねー……所長は、人助けしてるのが一番似合いますからね」
    有馬留美:「日常を守る、普通を守る。カッコいいと思ってます!」
    有馬留美:キラキラと目が輝いている。
    有馬留美:彼女は非日常を知らない訳では無いが、どうしょうもなくドス汚れた・・・・・世界を、まだ知らない。
    有馬留美:君が守るもの、君の友が守ろうとするものの意義と価値を、心の底からは理解はしていない。
    有馬留美:いずれ、それを知る時も来るだろう。君がそれをどう思っているのかは、自由だ。/
    田中誠二郎:「いやあ……」 キラキラとした視線を向けられて、気恥ずかしそうに顔を背ける。
    田中誠二郎:「そうありたいけど、怖いのはやだからね。俺も」 誤魔化すようにそう言う/
    有馬留美:「怖いのに立ち向かうのは、凄いことです……あ」
    有馬留美:彼女がノートPC(私物)を確認するーー
    有馬留美:「依頼です! 所長!」
    田中誠二郎:「マジ!?」/
    有馬留美:「R課の谷さんが、話をしたいって」
    田中誠二郎:「R課……」 一気にテンションが下がる。
    田中誠二郎:ある意味、お得意様と言えるかもしれない。かもしれないが、やったーと大喜びできるかというと話は別だ。
    田中誠二郎:ザックリと、警察の中でレネゲイドに関する部分を扱う部署……つまり、危険な可能性が高い!
    田中誠二郎:「でもなあ……収入……給料」 ぶつぶつと悩んでいる。/
    有馬留美:「収入については、気にしないで大丈夫です!」
    有馬留美:まっすぐに、言われた
    有馬留美:「私は、所長が正しいことをしたから、ここに居るんです。すると思ってるから、ここにいるんです」
    有馬留美:「一回話を聞いて、やっぱり乗らなかったら断ってもーー私はなにもいいません!」
    有馬留美:彼女はそういう女性であり、言葉に嘘偽りはない。
    有馬留美:だが、彼女が事務所で取る昼食が、手製ののりたまおにぎりであったり、素のハンバーガー(チーズバーガーですらない!)二個であったりするのも、事実だ。/
    田中誠二郎:「ううっ……!」 眩しい
    田中誠二郎:「ま、まあとりあえず会って話を聞いてみよう」
    田中誠二郎:(それに、本当に困ってるなら助けになりたいしな)
    田中誠二郎:(谷さんはいい人だし……)
    田中誠二郎:よろめきながら立ち上がり、彼女のノートPCに届いた依頼を確認しようとする。/
    GM:そこには、N市に向かって欲しい案件がある
    GM:そしてーー詳細は直に会って話したいとも。
    GM:君が待ち合わせ場所を指定しても構わないし、相手に任せてもいい/
    田中誠二郎:「N市……? ああでも、谷さんの管轄はそっちって話だったか……」
    田中誠二郎:そう言いながら有馬に返信を頼む。
    田中誠二郎:どうせこちらは暇な身だ。待ち合わせの時間と場所は相手に任せる。/
    有馬留美:「わかりましたー!!!」
    GM:そして、君は、この上なく詰まらない場所に赴くことになった
    GM:その場所には、君が好む劇しい光はない。
    GM:君が持つブロマイドのヒーローが過ごすような苛烈はなく、過酷もない
    GM:だが、ヒーローが護り、維持するものとは何かという、一つの答えがあった。
    GM:X町、郷土資料館ーー郷土資料館に人など、まばらである。時にはいないこともある。。
    GM:人々が、過ごす、普通の日常が刻まれた場所で。
    谷修成:その男は、X町の歴史を眺めている/
    田中誠二郎:「ども、谷さん」
    田中誠二郎:「渋いすね……?」/
    谷修成:「ん、ああ」
    谷修成:「俺はこういうの、好きなんだよ。田中くん」
    谷修成:「俺も昔は地味だなんだ、税金の無駄だなんだって思ったりしてたが……」
    谷修成:「非日常こっちに踏み込んでみると、分かるだろ。二度と戻れなくなった向こう側が、どれだけ尊かったのかと」
    谷修成:「ーー戻れなくなった側を守るために、どれだけの血が流れたのかも」
    谷修成:「気が引き締まるのさ、見てると」/
    田中誠二郎:「俺はまだそこまでは……」 頭を掻きながら
    田中誠二郎:「中途半端ではありますけどね……少なくともこっち側に"いたい"と思ってますし」
    田中誠二郎:「でもまあ、つまらないってことは無いですが……」/
    谷修成:「いいことだよ。本当に」
    谷修成:「ーー仕事の話をしようか」
    谷修成:「……N市で、最近奇妙な事件が起きている」
    谷修成:「あの街で何かが起きるのはいつもの事なんだが」
    谷修成:「それを含めても、事故死不審死の数が尋常じゃなく増えていてね」
    谷修成:「ーーああ、裏は取ってある。それらは全部事故死で、不審死だ。事件性はない」
    谷修成:「だが、頻度が本当に以上で、しかも最近起こり始めた……」
    谷修成:「ここまで聞いて、田中くんはどう思う」/
    田中誠二郎:「めっちゃ怖いっす」 率直に言って
    田中誠二郎:「ただそれ以上に……事故や不審死が急に増えるっていうのは、裏を感じますね……」/
    谷修成:「だろう? 俺も探ってみたんだよ」
    谷修成:「被害者に共通点はない、あえて言えば」
    谷修成:「運が悪かった・・・・・・ぐらいだ」
    谷修成:「UGNも動いたんだが、レネゲイドの動きは感じ取れなかったんだと」
    谷修成:「最近は宇宙からの侵略者で大わらわだ。あちらさんにも優先順位はあるし、R課もこれ以上は動けない……」
    谷修成:「そこで、田中くんだ。この一件を君なりに深堀りしてほしい」/
    田中誠二郎:「ああーーーー…………」 少し、というには少し長い時間、悩むように天井を見上げて
    田中誠二郎:「わかりました、受けます……!」
    田中誠二郎:少し、気になった。
    田中誠二郎:運が悪い、という不審死。ともすれば最大級の不運を味わったとも言える自分ならば、もしかしたら乗り越えられるのではないか。
    田中誠二郎:────助けられるのではないか。
    田中誠二郎:「そういうのなら、多分、俺向きです」/
    谷修成:「俺も、そう思っている」
    谷修成:「ーー俺は、田中くんを、被害者に手を伸ばせる人間だとも」
    谷修成:「加害者になってしまった人間・・・・・・・・・・・・にも、手を伸ばせる人間だと思っている」
    谷修成:「UGNは、たまに苛烈になる時もある。そういう時に、寄り過ぎない人間が間に入るのは大事なんだ」
    谷修成:「この連続死がーー単なる偶然なら、何の問題もないんだがね」
    谷修成:彼は君に対して、信頼の目を向けている。/
    田中誠二郎:「期待が重いっす……」 苦笑いをしつつ
    田中誠二郎:「加害者になってしまった……ってことは、谷さんの見解では」
    田中誠二郎:「なんらかの能力の暴走……?」/
    谷修成:「被害者の共通点がなさすぎる・・・・・
    谷修成:「ジャームが暴れてたり、意図した大量殺人なら、もう少し共通点が出るもんだ」/
    田中誠二郎:「なるほど……」
    田中誠二郎:「とりあえず、現地入りして探してみます……あ、資料とかあれば……」/
    谷修成:「助手さんのところに送っておく。それとーー」
    谷修成:彼は、君に厚めの封筒を手渡した。
    谷修成:「とりあえず、1週間分の手付けだ。なにもないならなかったで、拘束料として受け取ってくれ」
    谷修成:中身を覗いてみれば、札束が入っている。
    谷修成:「100万。とりあえずはこれで頼むよ」/
    田中誠二郎:がしっと谷の両手を取る。
    田中誠二郎:「ありがとうございます……!」
    田中誠二郎:「やっぱ人間って……助け合いっすね……!!!!!」/
    谷修成:彼は笑みを浮かべた
    谷修成:「ーー任せたよ、田中くん」/
    GM:では、シーンエンド
    GM:ロイス取得 可能!
    田中誠二郎:谷修成 ○感謝/隔意

    マスターシーン『ただ、重く』


    GM:ーーじゃらり、じゃらり
    GM:形なきそれは、鎖の音を響かせる
    GM:ーーじゃらり、じゃらり
    GM:形なきそれは、途方もなく重く、渦巻いている。
    GM:ただそれだけであるが故に、それを捉える事は出来ない。
    GM:それは形なき運命であるが故に
    GM:だが、形を仮に与えるならば


    GM:ーーーそれは、途方もなく、重い形をしているのだろう
    GM:シーンエンド
    GM:シーンエンド

    ミドル1 渦巻く引力の中に


    GM:ミドル1 渦巻く引力の中に 全員登場 登場侵食をお願いします
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(40 → 44)
    神矢昴:1d10+40 侵蝕率
    DoubleCross : (1D10+40) → 10[10]+40 → 50

    田中誠二郎:37+1D10
    DoubleCross : (37+1D10) → 37+2[2] → 39

    GM:N市中央公園――市民達の憩いの場
    GM:あるものは友誼を育み、あるものは目に見えていちゃつく
    GM:その中で星霞は目に見えて憂鬱な表情を、君、昴に向けていた
    星霞沙友理:「死んじゃった……」
    星霞沙友理:「私のせいで……」
    星霞沙友理:「隕石が、降ってきて、あたって……」
    星霞沙友理:――春日の事である。当人は一応生きているが
    星霞沙友理:「私、慌てて逃げて、少し落ち着いて戻ったら、何もなくなってて……」
    星霞沙友理:「お巡りさんがどうにかしたのかな……ううん」
    星霞沙友理:「死んじゃった、私の、変な運のせいで、人が……」
    星霞沙友理:両手で顔を覆っている。/
    神矢昴:「本当にキミのせいかな? 悪運を引き寄せる体質なんてボクは信じないよ」
    神矢昴:「それに、実際に死んだかどうかもわからない。無事かも知れない」
    神矢昴:「とにかく、キミひとりで抱え込むことはないことだよ」
    神矢昴:「辛かったら、ボクが支える」
    神矢昴:そういいつつも、UGNでは解決できないこの異常現象を一体どうしたものかと考え込んでいる。
    神矢昴:もし彼女が悪運を引き寄せる能力の持ち主であるなら、場合によっては斬らねばならない。
    神矢昴:それは望むところではないが、ヒトデナシのバケモノにはふさわしい結末というものがあるのだ――自分も含めて/
    星霞沙友理:「うっうっ……」
    星霞沙友理:君に抱きつく、柔らかな体が押し付けられ、君の制服に涙が堕ちる。/
    神矢昴:「泣かないでよ。たとえキミが思ってるとおりだとしても、きっとキミには咎はない。誰かが、この運命の糸を操っているんだろうね」
    神矢昴:「ボクは、そいつを見つけ出して、なんとかする」
    神矢昴:抱きつかれて動揺しながらも冷静さを装ってそう告げる/
    星霞沙友理:「運命の糸……」
    星霞沙友理:「あ、あの……その……」
    星霞沙友理:何かを言おうとして、良いあぐねているようだ/
    神矢昴:「――なにか心当たりでも? 良ければ聞くよ」/
    桃井 徳郎:その言葉を聞き届ける事もなく「───おーっと、いやがったぜぇ!!」
    桃井 徳郎:ダーンッ!!遠くからひとっとびで駆け込んでくる少年!!
    桃井 徳郎:「黒髪!眼鏡!青っ白いツラ!あと制服の柄も同じ!よし!さっき見た女!」一個一個特徴を指さし確認!
    桃井 徳郎:「見つけたぞ!じゃあ質問だ!何モンなんだテメェは!!!」あまりにも脈絡がない質問!!/
    星霞沙友理:「!?」
    星霞沙友理:「な、なにもんって……あなた、誰です?」/
    田中誠二郎:と、問いかけとほぼ同時に
    田中誠二郎:「あの、すいません! さっきこの辺で『変な運のせいで誰か死んだ』とか話してませんでしたか!?」
    田中誠二郎:と公園に駆け込んでくる男がいる。どう考えても会話など聴こえていない距離から。
    田中誠二郎:「あれ!? 3人いる!?」/
    神矢昴:「なんだいやぶからぼうに……」やや不機嫌そうにふたりを見る。
    神矢昴:片方はFH
    神矢昴:片方は、おそらく野良オーヴァード
    神矢昴:いずれにしても、彼女にかかわらせたら話が面倒になる/
    有馬智美:「よ、四人です、しょちょー……」
    有馬智美:慌てた眼鏡が増える
    田中誠二郎:「有馬さんは着いてきた側でしょ」
    田中誠二郎:「あ、すいません。俺はこういうもんで……」 名刺を差し出す。田中探偵事務所・田中誠二郎の文字。
    田中誠二郎:「最近ここらへんで……その……運が悪い・・・・人が多いってことで……調査を依頼されたんですよね」
    田中誠二郎:困ったように頭を掻きながら言う。/
    星霞沙友理:「!」
    星霞沙友理:「………私、ですよね、やっぱり……」/
    桃井 徳郎:「あぁー?」怪訝な顔でほぼ同時に現れた男を見る。「なんでぇあんちゃん。探偵の仕事で首を突っ込むには結構ヤベェヤマだと思うぜぇ」
    桃井 徳郎:「命が惜しくねぇのか?さっきおれが何を見たか教えてやろうかぁ?突然コイツに近付いた春日に隕石が脈絡なくぶつかったんだぜぇ~」
    桃井 徳郎:「……生き延びてるのが逆にスゲェ状態でよぉ~。流石不死身の男だよな」ケラケラ笑いながら"被害者の生存"を零す。/
    田中誠二郎:「い、いや何か心当たりがあるなら話が聞きたいっていうだけで」 苦しそうに言う少女に、しどろもどろになりつつ
    田中誠二郎:「隕石直撃!? で、生き延びてんの!?!?」 もっとデカい情報にビビる。/
    神矢昴:「これは面倒だなぁ」ワーディングを展開。
    星霞沙友理:昏倒/
    田中誠二郎:「んっ?」 ワーディングの気配に怪訝そうな表情/
    神矢昴:「ここから先は余人を交えず話そうじゃないか」/
    GM:ーー彼女に聞かれたくない話をするなら、今からが本番だろう/
    桃井 徳郎:「……あぁ!?」ピリっと来た"ワーディング"の気配にガラ悪く睨みつけて来た。
    桃井 徳郎:「んっだテメェ!?突然ワーディングぶつけてきやがってご挨拶なヤローだなオイ!」
    桃井 徳郎:が、すぐに倒れたのが女生徒だけなのを確認し「……ふん、首ツッコむだけあってやっぱオーヴァードかよてめーら」
    桃井 徳郎:「あんちゃん達が探偵事務所から来たとやらとしてそっちのテメーはどこのモンだ!FHか?UGNか?」(……つか、あれ?どっかで見たことあるか……?)/
    有馬智美:「こ、こわくなんてないですからね……」
    有馬智美:少しだけ怖気付いているようだが、奮起しているようだ
    有馬智美:「いきなりワーティングなんてしても……」/
    田中誠二郎:「有馬さんはひとまず俺の後ろに……」
    田中誠二郎:「俺としては、まあ、キミから話が聞けるなら彼女には口を出さないから……」 困ったように言いつつ、両手をあげる/
    神矢昴:「忘れたのかいボクの顔を、ロケッティア。UGNイリーガル――壊れない魂アンブレイカブル。キミとは何回かやり合ったことがあると思うけど」
    神矢昴:「だけど、ここは平和的に行こうじゃないか。まずはそちらの用件を聞かせてほしいな?」/
    桃井 徳郎:「あ?」自分のコードネームを言い当てて来てやはり見覚えがある事に気が付き少し思考する「…………?」
    桃井 徳郎:しかししばらくして
    桃井 徳郎:「……あーっ!!テメェUGNとFHがおれを挟み込んできた抗争ん時に見たツラじゃねえか!!確か剣でぶった切ってきやがった奴!!」
    桃井 徳郎:「テメェーほっそいガタイして思ったより頑丈に出来てやがるな普通に歩いてるなんざぁ!……こないだの再会ん時も結構ボコボコにしたはずだがよォォォ~~!!」
    桃井 徳郎:「この女にUGNが何の用だ剣野郎!!!」びしっ!と指さしながら聞いてきた/
    田中誠二郎:「怖すぎる関係性……」/
    神矢昴:「彼女はぼくの観察対象だよ。どういう因果で彼女に悪運が降り掛かっているのか見極めて、原因が彼女なら、最悪、斬る」
    神矢昴:「だけど、そうでなければ彼女を守る。一般人だからね」少し眉をひそめながら応える/
    田中誠二郎:「こっちはこっちで割り切りすぎてて怖いんだけど……最近の学生って皆こうなの……?」/
    桃井 徳郎:「たった今ワーディングでぶっ倒れたじゃねえか!無関係のガキの命天秤にかけてんじゃねーよ頭でっかち野郎!!」
    桃井 徳郎:「……っと、いけねぇ。こんな所で揉めてる場合じゃねえんだ」頭を振って我に返る。
    桃井 徳郎:「……で?この場の全員目的はこの女の周りで起きてる"不運"の正体を突き止めに来たって認識でいいんか?」神矢や田中を順に指さしながら/
    田中誠二郎:「うん、多分」 両手をあげたままコクコクと頷く/
    神矢昴:「少なくとも、ボクはそうだ」頷く/
    田中誠二郎:「あ、いや正確に言うと、最近街で発生してる『変死』について調べてる」
    田中誠二郎:「ここには、関係ありそうな話が聴こえたから聞き込みに来ただけ」/
    桃井 徳郎:「変死」こくこくと腕を組みながら頭に入れていく「全部が全部、隕石が落ちて死んだ怪奇事件って訳じゃあなくか?ジャンルは多彩か?」/
    田中誠二郎:「死因に共通点はなくて、『運が悪い』って感じで死ぬ人が多いらしいんだ」/
    有馬智美:「はい、交通事故とか、家で転んだり……野球のホームランに当たったり」
    神矢昴:「ヤクザ、ドローン、ジャーム、隕石……ぼくが見ただけでも原因は多彩だね。共通しているのは『運がない』ってこと」/
    有馬智美:こくこくと頷いている/
    田中誠二郎:「一個一個は事件じゃないけど、明らかに普段より死人が多くて、裏を感じる」/
    桃井 徳郎:「……マジで不運な事故死って事以外ぜんぜん共通点がねぇ……じゃマジで運を操る能力なんか?他の現象じゃ見当もつかねー」
    桃井 徳郎:名刺を確認しながら「で、田中探偵事務所のあんちゃんと助手の三つ編みは事件の真相を探ってて、おれはこの女を探ってた」
    桃井 徳郎:「で、犯人がこの女だったら剣野郎がブッ殺すって状況な訳だな」神矢を最後に指さした後
    桃井 徳郎:「……剣野郎はともかく探偵のあんちゃんは別に利害食い違ってねぇな、真相を探すためにツルむか?頭脳労働できる奴がいるとおれが助かンだよ」/
    有馬智美:「どうでしょう、UGNの人……」/
    田中誠二郎:「俺も協力してくれると助かるな、ていうか、2人ともだけど」
    田中誠二郎:「できれば殺しとかは無しで……」
    田中誠二郎:「ええと……どうかな、"ロケッティア"さんと"アンブレイカブル"さん?」/
    神矢昴:「真相を知りたいのはボクだって同じさ。できれば殺したくもない。関係ない可能性も、能力が制御できる可能性も、残っているからね」
    神矢昴:「田中さん、だったかな。協力はできると思うよ。ここは一旦休戦・協力といかないかい?」/
    田中誠二郎:ほっ、と息を吐いて
    田中誠二郎:「喜んで」 ひらひらと手を振りながら言う/
    桃井 徳郎:「おう、そのロケッティアの桃井徳郎ってモンだ!」ドン!と胸を叩いて堂々と本名を名乗った後。
    有馬智美:ホッとした顔/
    有馬智美:「有馬智美です!」/
    桃井 徳郎:「この剣野郎が目の届くところにいるのはまあ賛成だ、おれはつるむ気ねえがなぁ~!」諸々の理由で敵対的な態度。
    桃井 徳郎:「まあ田中のあんちゃんがコイツをどう扱うかは口を挟まないでやるよぉ、目が届く奴は多い方がいいからなぁ」/
    神矢昴:「まあ、桃井くんはボクとは逆縁だから仕方ないね」肩をすくめて。
    神矢昴:「ボクは神矢昴かみやすばる。よろしく頼むよ、田中さん」挨拶する/
    田中誠二郎:「よろしく、桃井さん、神矢さん」
    田中誠二郎:「俺も名刺だけでちゃんと自己紹介してなかったな」
    田中誠二郎:「改めて、田中誠二郎だ。よろしく」/
    桃井 徳郎:「おう!」田中達にはにかっと笑った。「じゃあ剣野郎……神矢だったか!テメェも俺らにひとまず付いてこい!うやうやしく!」神矢にはなぜか命令口調!/
    神矢昴:「やれやれ……」と肩をすくめてみせる/
    GM:ではーー情報収集 とはいっても
    GM:このシーンでは、一つ!
    GM:『星霞沙友理』   噂話 UGN 8
    GM:誰が降ってもいいよ!
    桃井 徳郎:おれ馬鹿だから社会とかよくわかんねぇけどよぉ~!調査は足で稼げばいい事だけはわかんぜ~!!
    桃井 徳郎:ひとまず振ります!
    桃井 徳郎:2dx>=8
    DoubleCross : (2DX10>=8) → 4[3,4] → 4 → 失敗

    桃井 徳郎:おれ馬鹿だから調査とかよくわかんねぇよぉ~
    神矢昴:じゃあボクも
    神矢昴:2dx+2>=8
    DoubleCross : (2DX10+2>=8) → 10[2,10]+4[4]+2 → 16 → 成功

    田中誠二郎:流石友達
    桃井 徳郎:なにーっ!
    GM:では、解禁!

    『星霞沙友理』
    HOに強い恋心を抱く少女――ただし、その運命は文字通り狂っている。
    『悪運』に取り憑かれた事で発生している、『引力』による幸運の吸収によって沙友理は悪運に見舞われているが、吸引した『運』は打ち消し合うのではなく、幸運と悪運が同時に作用し続けている『調和』状態になっており、『幸運』によって『不運』から生き延び続けている。
    彼女を襲う『不運』と『幸運』は加速度的に高まっており、彼女に運を貪られた人間達は、生存を維持するだけの運を維持できず、偶発的に死ぬ。
    その死因の凶悪さは日に日に高まっており、レネゲイド罹患者の『偶発的覚醒によるジャーム化』も発生し――その多くは彼女への襲撃に走り、何らかの要因で失敗をしている。。
    今、この世の全てが彼女を害する不運であり、この世の何も今の彼女を殺すことが叶わない豪運の保有者である。
    故にUGNもFHも彼女を注視する事はできない。運命がそうさせる
    Eロイス『ファイトクラブ』『認識不能お前は運命に触れた』にて宿る存在による、『究極存在』の加護を受けている、無敵の脅威だ。
    その外側に居る唯一の存在は、彼女の日々のしあわせそのものであるHO1。
    だが、HO1は彼女に見られているからこそ見返すことが出来るだけで、加害を行うとなると……運命の守護に阻まれるだろう。
    あるいはその元凶から報いを受けるときだ
    GM:情報共有は次のシーンーーというわけで、一旦シーンエンド!
    GM:ロイス取得、購入可能
    GM:現時点での取得が無ければないって宣言してねー
    神矢昴:ロイス取得
    神矢昴:桃井徳郎:P有為/●N脅威
    神矢昴:田中誠ニ郎:●P好奇心/N不安
    田中誠二郎:ロイスは保留で
    桃井 徳郎:田中さんと神矢君にそれぞれ取っておきますか
    桃井 徳郎:神矢昴 真面目な規律野郎/頭でっかち剣野郎!〇
    桃井 徳郎:田中誠二郎 探偵初めて見たわめずらしーなぁおもしれー〇/見た目普通のあんちゃんにしかみえねぇ
    田中誠二郎:購入は……応急手当キットでも買うか
    田中誠二郎:2dx+1>=8
    DoubleCross : (2DX10+1>=8) → 6[1,6]+1 → 7 → 失敗

    田中誠二郎:終わり!
    桃井 徳郎:高性能治療キット行きます、どうせボデマなんて着れないからな……!
    桃井 徳郎:2dx>=9
    DoubleCross : (2DX10>=9) → 9[5,9] → 9 → 成功

    桃井 徳郎:やった

    ミドル2 『それは、追うものを呪う』


    GM:ミドル2『それは、追うものを呪う』シーンプレイヤー、厄災に触れたものHO1 その他登場、推奨だが任意
    田中誠二郎:出よ
    田中誠二郎:39+1D10
    DoubleCross : (39+1D10) → 39+6[6] → 45

    神矢昴:1d10+50 侵蝕率
    DoubleCross : (1D10+50) → 6[6]+50 → 56

    桃井 徳郎:出るぜ、余裕あっからなぁ
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(44 → 48)
    GM:では、HO1.君は真実の一端に触れた。
    GM:彼女が運命を食らっているという事実、彼女を現状、滅ぼす手段すらないという事実。
    GM:それを、君は、どこで彼らに共有する? N市であれば、どこでも良い/
    神矢昴:ここで開示します
    田中誠二郎:公園!
    GM:OK! では、君たち四人は、公園に集まる事になる。
    神矢昴:「――というわけで、彼女は悪運に取り憑かれ、その引力によって運命を貪り、それによって周囲の人々の幸運を奪い去り、変死させている。その能力は拡大する一方だ。だけど手を出すわけには行かない。まだ」
    神矢昴:「このからくりを解明し、解除しなければ、いかなる攻撃も無意味になる」
    神矢昴:「それに、急に彼女にそんな能力が芽生えたのも変な話だ。裏がありそうだね」そう言ってため息を付く/
    田中誠二郎:「なるほど……」 頭を抱える。
    有馬智美:「あ、悪運……」
    有馬智美:混乱している
    田中誠二郎:「問題は……なぜ『彼女が悪運に憑かれたか』だな……」
    有馬智美:「レネレイドって、なんでもありなんですね……」/
    田中誠二郎:「こればっかりは彼女に直接、経緯を聞かないと……」
    田中誠二郎:「……うん……本当に……レネゲイドは何でもありなんだよな……」 以前遭遇した事件、街の住民すべてが輪廻の獣になるという大惨事を思い出す。/
    桃井 徳郎:「わかんねーのはあの女がワーディングでぶっ倒れた事だ。なんでオーヴァードになってねえのにこんな現象に巻き込まれるかがわかんねー」
    桃井 徳郎:「能力なしであんな運を持つなんて絶対ありえねーのに……まるで本当にその辺からやってきた"悪運"そのものに狙われてるみてぇじゃねえか」/
    田中誠二郎:「実際、そうなんじゃないかな」
    田中誠二郎:「つまり彼女は、爆弾をつけられた一般人みたいなもので」
    田中誠二郎:「彼女自身が何かをしているってわけじゃないんだろう?」 神矢に尋ねる/
    神矢昴:「多分だけど、そうだと思う。あるいは二重人格のジャームかも知れないけど、いずれにしてもそうなったきっかけを調べなきゃ」/
    桃井 徳郎:「けっ!ダチを斬る可能性をあくまでブラさねえ気かよ、つめてー野郎だぜ!」悪態をつくと
    桃井 徳郎:「ま、その場合はその辺からノコノコやってきたその"爆弾"がある日突然くっつけられたと例えるとしてだ……"なんでコイツが標的にされた?"かが知りてぇな」
    桃井 徳郎:「おう神矢、オメェあの星霞ってのの周りに怪しい奴はみてねーのかよ!身近なオーヴァードはてめーだけか?」/
    GM:いない。 それは断言しても良い。
    GM:そして、それを断じた後、君はある事柄に気付くだろう/
    神矢昴:「いないね。彼女の周りにいるオーヴァードは……ボクだけだ」少し肩を落とす/
    GM:では、その時、君達は、少々の生臭さに気付く。
    GM:ーーその方角を見れば、一人の男性が、野良猫の群れに餌をやろうとしている。中々のマナー違反だが、公園ではさほど珍しいという光景ではない。
    GM:強いて言えば、その男性の装いがエキセントリックな事を除けば
    GM:判定、知覚 RC 情報、シャルヴ 任意で可能。成功達成値5
    GM:判定をどうぞ
    神矢昴:知覚で
    GM:全員やっていいよ/
    神矢昴:3dx+1>=5
    DoubleCross : (3DX10+1>=5) → 9[1,1,9]+1 → 10 → 成功

    桃井 徳郎:一番可能性あるのは情報:FH
    GM:FHもーーアリとする!
    田中誠二郎:1人成功してるし私は知覚で行くかな
    桃井 徳郎:助かります
    桃井 徳郎:2dx+1>=5
    DoubleCross : (2DX10+1>=5) → 9[6,9]+1 → 10 → 成功

    田中誠二郎:1dx+1>=5
    DoubleCross : (1DX10+1>=5) → 2[2]+1 → 3 → 失敗

    田中誠二郎:(´・ω・`)
    桃井 徳郎:ダイス1はやはり心細い事を思い出す
    GM:ーーでは、昴、君はその餌をやろうとする男から


    GM獰猛なまでの悪意と好奇心・・・・・・・・・・・・
    GM:そして、彼の手にする餌から、毒の気配・・・を感じ取り
    GM:徳郎、君はその男の姿に見覚えがある。彼の姿はFHの複数のセルが抹殺リスト・・・・・に乗せている。少なくとも、その存在を君が許すことは考えにくい。
    怪しい男:「ほぉ~ら、猫ちゃんたち~、おなかすいてるみたいですね~」
    怪しい男:気色悪い声を出しながら
    怪しい男:その男は、悪意と好奇心に満ち溢れた目を猫たちに向け、危険極まる気配を保つ餌を、与えようとしている。
    怪しい男:普通たる君、田中は気づけずとも、君たち二人はそれぞれが気付く。行動は自由だ/
    神矢昴:「ちょっとそこのお兄さん、毒餌を猫にやるのは残酷じゃないかな?」詰め寄って鋭い視線で見下ろす/
    怪しい男:「……おや」
    怪しい男:彼は君を見る、目を丸くして、好機と興味を向けながら。/
    田中誠二郎:「え、毒?」 目を丸くしている/
    桃井 徳郎:毒を盛ろうとしてたと知らされ驚愕しつつ「そいつぁマジか!……てめーそんじょそこらの猫をだまくらかしてぶっ殺そうとはふてー野郎じゃねえか!」
    桃井 徳郎:「ほかの色んなセルの連中共に命狙われるほど恨まれる・・・・・・・・・・・デカい悪事から特に関係もなさそうなその辺の近所の猫まで殺す小さい悪事まで手広くやるたぁよぉ!」
    桃井 徳郎:「人殺しだけじゃなく猫殺しもやりてぇってか!?シャルヴとやらからお越しの……"エクスペリメンター"さんよぉ!!」敵意を向けて男を睨みつける!/
    神矢昴:「エクスペリメンター……!? こいつが!?」かすかに眉をひそめ動揺する。
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ええ、はい」
    神矢昴:しかし一方で、彼の存在は偶然でないと認識し、できれば彼から情報を入手したいと判断する/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「この業界の新参ものではありますが、多少は名が知られたようで」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「エクスペリメンター、レーシュ。シャルヴにて好き放題やらせていただいています」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「……しかし、ふむ」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「私はただ、日課をこなしに来ただけなのですが……いえ、あなた達・・・・と出くわす可能性はありはしました」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ふむ、私が運命の執行者・・・・・・・・なのか?」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「それとも、より上にある運命が、私に観測の機会を与えたのか?」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ふむ……」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ああ、失礼、一人で考え込む癖がありまして」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ところで、あなた達は私に何用でしょうか」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「特に、神矢昴さん」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「あなたはもう少し生きていてほしいので、穏便にいきませんか」
    『エクスペリメンター』レーシュ:名乗っていない君の名を、彼は知っていた/
    神矢昴:「その口ぶりでは、シャルヴは彼女の能力を知っているようですね。解除方法を知っていれば、教えてほしいのですが……」
    神矢昴:「無論断るでしょうけどね」慇懃無礼な態度でレーシュに告げる/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「無論断ります」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「既にあなたは、彼女が運命に護られていることを知っているはずだ」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「彼女は自らを害するものを攻撃する。それは、生みの親である私とて例外ではない」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「あるいは、あなたは例外かもしれませんが、私は決して例外ではない」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ああ、うん」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「あなたは今、口にしましたね」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「意思を・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:「解除するという攻撃の意思を・・・・・・・・・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ならば、迎撃が発生する筈だ。そしてーーああ、ふむ」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「あなた達の運命の強度・・・・・を、試してみましょう」
    『エクスペリメンター』レーシュ:彼はすっくと立ち上がり
    『エクスペリメンター』レーシュ:その右手を、君たちに向ける、悪意的なレネゲイドが展開されるーーー
    GM:君たちはーー迎撃を行わなければならない! すべてを尽くして
    GM:ーー簡易戦闘判定
    GM:マイナーを含めたエフェクトを使用可能、達成値合計勝負
    GM:クリアに必要な達成値300
    田中誠二郎:えぐっ
    神矢昴:300はなかなかつらい
    GM:30を超える事に「Eロイス:拒絶の結界」を一つ破壊したことにする
    GM:負けイベントと言えば負けイベントですが、多く出せばEロイスが多く出る……という判定です
    田中誠二郎:なるほどね
    GM:ちなみに今回はゴールデンルールとして、攻撃力ではなく「達成値」とします。
    神矢昴:ok
    GM:というわけで、
    GM:判定をどうぞ! 全員が終われば演出!/
    桃井 徳郎:達成値ならダイスアップと起点コンセ攻撃だな
    GM:イエス。素手変化は不要
    神矢昴:デュアルミラージュ+絶影でヨシ!
    田中誠二郎:いくぞー
    桃井 徳郎:マイナー!完全獣化!メジャー!コンセントレイト:ハヌマーン+一閃!
    田中誠二郎:マイナー:完全獣化1 侵蝕+6 シーン間【肉体】使用判定+3D
    田中誠二郎:メジャー:一閃1+コンセントレイト:ハヌマーン3 侵蝕+4 7dx7+4
    田中誠二郎:7dx7+4
    DoubleCross : (7DX7+4) → 10[3,4,5,6,8,8,8]+10[1,6,7]+10[10]+6[6]+4 → 40

    GM:Eロイス1!
    田中誠二郎:かなり行った!ヨシ! 侵蝕45→55
    神矢昴:3dx+33 デュアルミラージュ+絶影 達成値
    DoubleCross : (3DX10+33) → 8[3,8,8]+33 → 41

    GM:Eロイス2!
    桃井 徳郎:10dx7+2
    DoubleCross : (10DX7+2) → 10[1,1,1,3,3,4,5,6,8,9]+10[9,10]+10[6,10]+2[2]+2 → 34

    桃井 徳郎:ぼちぼち
    GM:達成値は敗北だが、拒絶の結界を四枚抜き!
    GM:では演出
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーーレーシュからレネゲイドが放射される
    『エクスペリメンター』レーシュ:それは、単なるワーティングだ。君たちの衝動を揺さぶる程の力もない
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーーだが
    『エクスペリメンター』レーシュ:レーシュが餌をやろうとした猫たちが、一斉にジャーム化・・・・・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:ワーティングによる覚醒誘発は、極めて低い・・・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーーそして、ジャームと化した猫たちは、君たちだけに濃密な獣性を向け始めた。
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーこれが、運命の迎撃・・・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:「これが、エミールセレクターの厄災」
    『エクスペリメンター』レーシュ:彼は、緩やかに去る。
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーしかし、あなた達を斃すのには足りないでしょう。この程度では」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「死なぬものを見てもつまらないーーまた、面白い時に会いましょう」
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーー瞬間退場、君たちは、ジャーム達を倒さねばならないーー
    田中誠二郎:「これは……ジャーム……か!?」/
    有馬智美:「あわ、あわ、あわわ……」
    有馬智美:慌てて拳銃を取り出したが、手は震えているーー荒事には、慣れていない……!」/
    田中誠二郎:「有馬さんは自分の身を守ることだけ考えててくれ……ここは────」 神矢と桃井に視線を向ける/
    桃井 徳郎:「下がってろ有馬っての!そんなビビった手つきでチャカが当たるかよォ!!」手を出して制する!「おおよあんちゃん!ここはおれらがやるぜェー!!」/
    田中誠二郎:頷き、緊張した様子でゆっくりと腰を落とす。力を溜める構え。/
    神矢昴:「やるしかないか……」自分で引き寄せた災難だ、しかし必要なことでもあった。ジャームと化した猫たちに立ち向かう。
    有馬智美:「は、はい、すみません……!」/
    神矢昴:凄まじい速度で分身し、質量を持った残像と同時に攻撃を加える/
    田中誠二郎:その様子を見て、
    田中誠二郎:「────変身!」 叫び、ジャンプする。その姿は、甲殻類の鎧を纏っている。


    桃井 徳郎:「おー、また"アレ"か……アレ、目ぇ回ってぶん殴りつれーんだよなぁ!まさかあの野郎がおれの横でやるのを見る日が来るとは……!」苦い顔で神矢を見た後
    桃井 徳郎:「……あ!?変身!?」驚いた/
    田中誠二郎:「SLASHER/Xスラッシャー・クロス!」 そのまま、落下の勢いに任せ、甲殻を纏った足が
    田中誠二郎:神矢が攻撃し、吹き飛ばした猫たちジャームの中心に叩き込まれる。衝撃。/
    桃井 徳郎:「……すっげぇー……日曜日の朝に出て来るヒーローみてーじゃねえか!あんな変身の能力があるとはなぁ!」思わず拳を握る。
    桃井 徳郎:と同時、キィィィンとジェット音のようなモノが桃井徳郎の体の方から響いてくる。
    有馬智美:「いけー、やれー!」
    有馬智美:ブンブンと手を振って応援している/
    桃井 徳郎:「ちょっとうらやましいじゃねえかよ!!おれの姿変わんのは……もっと怪獣みてぇだからなァ!!」その手の甲に、顔の周りに爬虫類の鱗のようなモノが浮かび上がった直後。
    桃井 徳郎:その地点から少年の体が"消失"する。
    桃井 徳郎:次の瞬間に現れたのは人間の姿をした少年ではなかった。
    桃井 徳郎:約8,300万年前から約7,000万年前の期間。白亜紀後期に生息していたとされる"それ"。
    桃井 徳郎:体の割に脳が大きく、群れで狩りをする事で繫栄して来たとされる種。
    桃井 徳郎:その移動速度は時速39kmに達するとされるほど俊敏な肉体のカタチをした、恐竜界"俊足"部門切ってのビッグネーム。


    桃井 徳郎:学名 Velociraptor。───和名を、ヴェロキラプトルと言う。
    桃井 徳郎:人類最速の短距離走者ウサイン・ボルトと同等の速力を持つその肉体のカタチで。高めたハヌマーンシンドロームを織り込んでの急加速を行った場合。
    桃井 徳郎:桃井徳郎の場合……"音速"を超える結果が出た。
    桃井 徳郎:キ ィ ィ ィ ン
    桃井 徳郎:ただ、通り過ぎただけで。猫のジャームがいたその場所に空気の"切断"現象が走った!/
    GM:かち上げ
    GM:撒き散り
    GM:刻まれーー
    GM:ジャーム達は、怪物になるという不運から、誰も傷つけずに終わるという幸運を持って、開放された。
    有馬智美:「み、みなさん、だいじょ……」
    有馬智美:彼女が君たちにそう言おうとした時
    GM:昴、君の通信端末に連絡が入る
    GM:相手はーー玉野椿からだ/
    神矢昴:「教官!?」慌てて通信に出る/
    玉野椿:「ーーー良かった、繋がった!」
    玉野椿:「……あなたはイリーガルだし、もしかして繋がるかもって思ったけど」
    玉野椿:「いい、落ち着いて聞いて」
    玉野椿:「N市のUGNは壊滅したわ・・・・・・・・・・・」/
    神矢昴:「――そんな」絶句する。
    神矢昴:気を取り直し「――どういうことですか」と椿に聞く/
    玉野椿:「こっちも分からないわ……」
    玉野椿:「大型トラックに轢かれたり、伊庭……狩猟者プレデターに出くわしたり」
    玉野椿:「分かってるのは、支部のエージェントやチルドレンが同時多発的に死んだ・・・・・・・・ってことだけ」
    玉野椿:「……霧谷さんも困惑してて」
    玉野椿:「あなたが生きてるなら良かった、何か……心当たり、ある?」
    GM:ーーさて
    GM:君は、あることに気付いても良い
    GM:君は、OPにて、後処理をUGNに依頼した。
    GM:ならば、彼らも彼女の異常性に気付くはずであり・・・・・・・・・・・・・・・
    GM:ーー追う・・ということだ。
    GM:ーーその上で、君が椿にどう伝えるかは、伝えないかも、自由だ/
    神矢昴:「心当たりは、ありません」きっぱりと。これ以上、UGNのメンバーを巻き添えにしないために。なにより、玉野椿を巻き添えにしないために、そう応える。
    神矢昴:それ以上は何も言えない。言ってしまえば、ボロがかならず出る。だから、手段は沈黙しかない/
    玉野椿:「……そう」
    玉野椿:「すぐに霧谷さんが後任の支部長とエージェントを送るけど、それまでは……私が一時的に支部長・・・・・・・・をやるわ」
    玉野椿:「あなたとの付き合いもあるし……手の空いてるチルドレンを連れて行く」
    玉野椿:「3日ぐらいは係ると思うけど、それまで……N市を、お願い」/
    神矢昴:「――っ!」高二病の仮面を拭い去り唇を噛む。そして「わかりました。N市はボクが守ります」と、心から告げる。
    神矢昴:それが自身にとって大いなる災厄を招くとしても、責任は取らなければならない。ヒトデナシのバケモノが、ヒトであるために/
    玉野椿:「……ごめんね、無理させて。それじゃ」
    GM:通話は終わったーーこの事実を君は共有しても、しなくてもいい/
    神矢昴:「UGN・N市支部は壊滅したよ。ボクが――ボクが不注意に彼女とUGNを関わらせたからだ」そう、3人に告げる。
    神矢昴:「おそらく、FHだろうがゼノスだろうが、ただのオーヴァードだろうが、彼女を追い、求めることは、そのまま悪運と破滅に繋がる。せめて被害を最小限に収めるため、ボクたちだけで解決するしかない」/
    田中誠二郎:「壊滅って……マジか……」 何度目か、頭を抱える。/
    桃井 徳郎:「………………」人間の姿に戻った桃井徳郎が、自責をこぼす神矢の様子を見て口をつぐむ。
    桃井 徳郎:「おれらがその"壊滅"って奴の餌食にみすみすなってやる気はねえがなァ~~~ッ」
    桃井 徳郎:「どの道ほっとくって選択肢を選ぶ理由も存在しねーっ」ボリボリと頭を掻くと「引き続き探るぜ。ここまで来て男がイモ引けるかよ!」/
    田中誠二郎:「頑張ろう……!」 弱弱しく腕を掲げる。心底怖いし、関わりたくないが、撤退するという選択肢は既にない。/
    GM:ではーー
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を10増加(48 → 58)
    GM:『悪運の元凶』  UGN シャルヴ 6
    『シャルヴ:レーシュのプラン』 FH 7ゼノス 7
    『ゼノスの動き』 ゼノス 10  X市 10

    GM:以下3つです/
    神矢昴:悪運の元凶やります
    田中誠二郎:ゼノスの動き調べるか。
    神矢昴:3dx+2>=6
    DoubleCross : (3DX10+2>=6) → 9[7,9,9]+2 → 11 → 成功

    GM:成功!
    桃井 徳郎:レーシュのプラン抜くぜ!情報:FH!
    桃井 徳郎:2dx+1>=7
    DoubleCross : (2DX10+1>=7) → 4[4,4]+1 → 5 → 失敗

    『悪運の元凶』 シャルヴの誕生させたレネゲイドビーイング。エミールセレクター。
    シンドロームは、バロール/グレイプニル
    『運命』というある種の概念を核として誕生した『オリジン:レジェンド』を有する、エミールセレクターは物理的な実態を有さない。
    ストリートパフォーマーに扮した、『エクスペリメンター』レーシュによる、恋愛成就のおまじないを施された時に、彼女は『悪運たる運命』たる、エミールセレクターの憑依を受けたのだ。
    いわゆる『協力型』として存在するレネゲイドビーイングであるが、人間を宿主として存在する『寄生型』を本質とする。
    エミールセレクターはとある漫画家が言う『運命=重力』という思想が具現化したような性質を持つ。
    『エミールセレクター』の本質としてはオルクスシンドロームの有する『運気操作』なのだが、オルクスシンドロームのように領域という形で留めることも、因子という形で植え込むことも出来ない。
    グレイプニルの改変を受けた『運勢を引き込む引力』という、概念に作用する異能を有しており、性質としてはあくまでも重力操作。
    通常は寄生状態のため、『運命の引力』の自動発動、そして結果としての『幸運の防壁』、貯めた運気を消耗する形での『運に纏わる事象の発生』しか行えないが、究極的には『有る』だけの存在なので、レネゲイドをその存在から観測することは不可能。
    ただし、『顕現』を果たせば直接戦闘も可能。しかし、レネゲイドは観測される。
    『顕現』を果たした場合、ある種の呪いとしか形容できない重力波を投射。
    直撃した対象には『厄災が起きる』という運命が決定し、瞬間的な不運に見舞われる。
    不運が発生しようのない状況であった場合でも、既に不運という因果は定められているため、空間そのものが収縮する形で『厄災』が起きる。
    心臓の鼓動が『偶然』止まるように、『運悪く』脳卒中が起きるように、運悪く、死ぬ。
    そして、『厄災』による死は『リザレクト』を『運悪く』発生させない。人間であれば、確実に死ぬ。
    オーヴァードが生理として持つ、緩やかな再生力しか行使不可能な状態になる
    桃井 徳郎:ウワーッ
    田中誠二郎:知識:X町で、結構高いし、ベーシックリサーチとコンセも使うか
    桃井 徳郎:再登場
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(58 → 67)
    田中誠二郎:アッ違う、知識だからベーシックリサーチは使えない
    田中誠二郎:2dx+3>=10
    DoubleCross : (2DX10+3>=10) → 5[2,5]+3 → 8 → 失敗

    田中誠二郎:(´・ω・`)
    桃井 徳郎:もう一度!
    GM:キャモン!
    桃井 徳郎:今度はダイスボーナスも一応乗るぞ
    桃井 徳郎:3dx+1>=7
    DoubleCross : (3DX10+1>=7) → 8[6,7,8]+1 → 9 → 成功

    田中誠二郎:再度シーンインして振りなおします
    GM:成功!
    『シャルヴ:レーシュのプラン』 『幸運の一極集中によって「運」を奪われた人間達の大量死、及び『運』の一極集中を受けた人間の熱科学的奇跡的な進化の計測』というプランを実行するため、星霞沙友理にエミールセレクターを植え付けて、経過観察を行っている。
    このまま放置すれば、N市で大量発生してる事故死に突然死――エミールセレクターの引力によって発生する『運』の消失による『運命の死』は拡大し。
    その『運の収束』の果て、エミールセレクターが『貯蔵された運を全て使う』によって、沙友理は『突破』を果たし、『熱化学的奇跡』に到達する。
    熱科学的奇跡とは、確率としてはゼロではないが、可能性として限りなくゼロに等しい事態。
    究極的に高まった運勢によって、彼女は『偶発的』にプライメイト・オーヴァードへ、本物の神・・・・へと至る。
    その瞬間こそ、エミールセレクターが彼女を完全に改変し、乗っ取る時であり。そうなれば真の神が神気取りどもの玩具となる。
    ちなみに、『エクスペリメンター』レーシュは手製の毒餌を野外の動物に与え、その死を観察することを日課にしている。公園で出くわしたのは偶然だ。
    桃井 徳郎:ほっ
    田中誠二郎:55+1D10
    DoubleCross : (55+1D10) → 55+6[6] → 61

    田中誠二郎:3Dx+3>=10
    DoubleCross : (3DX10+3>=10) → 9[4,7,9]+3 → 12 → 成功

    田中誠二郎:ヨシ
    『ゼノスの動き』 UGNとの協調姿勢を取っている現在のゼノスだが、『運命の動き』という観念的なものの証明はUGNに対して困難であるため、少数の構成員で独自調査を行っていたようだ。
    結果、ゼノスは『運命の迎撃』を受けながらもカウンタープランを成立させたようで、現状のメインファクターである君達への接触を目論んでいる。
    この情報を掴むと同時、『HO3』。君の助手の通信端末に、発信者不明のメッセージが届いている。
    そこには、君達三人に依頼がある。田中、X町にある君の事務所で待つとのメッセージがある。
    GM:明日、情報共有からスタートです!
    GM:――再開
    GM:君たちは、恐ろしい情報の数々を見つけ――集う!
    GM:有馬の提案により、市民達を巻き込まぬため、共有は廃ビル群の一角で行われている。
    有馬智美:「みなさん、お疲れ様でした……」
    有馬智美:疲れた顔だ/
    田中誠二郎:「ここなら人の気配もないし、話しても大丈夫なはずだ」/
    有馬智美:刻々と頷く、彼女もいつでも拳銃を抜けるようにしている、露骨に慣れてない警戒態勢だ/
    桃井 徳郎:「ぜーっ、ぜーっ……じゃあ一番槍誰が発表するよ。神矢、てめー話すかぁ?」息を切らしている、マジで走り回ったらしい/
    神矢昴:「ああ――彼女にはエミールセレクターってレネゲイドビーイングが寄生している。そいつはさっき現れたレーシュに植え付けられたものだ」
    神矢昴:「オリジンは運命という名のレジェンド。彼女はそれにより幸運を引き寄せる『重力』を持つに至った」
    神矢昴:「このまま放置すれば、彼女は周囲の幸運を『重力』で全て吸い取るだろう」
    有馬智美:「……それって」
    有馬智美:「もしかして、世界が、滅ぶ、とか?」
    有馬智美:どこか、冗談めかした言葉である――彼女自身その言葉を信じていないのが分かるだろう。/
    神矢昴:真剣な顔で「最悪、それもあるかも知れない。シャルヴの目的にもかなっているからね」
    田中誠二郎:「なるほど……世界が滅ぶかも、か……」/
    神矢昴:「重要な点は、こいつは普段は概念そのものとして彼女にまとわりついているけど、不運を発生させるときには実体化するということかな」
    神矢昴:「実体化したときに、不運が発生する。だけど、そのときにしか攻撃はできないと思う」/
    桃井 徳郎:「………あ~~~~~~~っ……マジかァァァァ~~~~~~」死ぬほどうんざりした顔で、その報告を聞く。
    桃井 徳郎:「"エミールセレクター"。てめー今そう言ったよなァ~ッ。で、そいつが星霞に憑いてると」
    桃井 徳郎:「そのへんのセルからカツアゲして来た話に出て来た名前と一致してんじゃねーかよォォ~~ッ、嫌な予感がして覚えて戻ったらやっぱこれか……!」
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の方もたどり着いていた、エミールセレクターの存在に!/
    有馬智美:「えっ……」
    有馬智美:「そ、それじゃあ、桃井くんも何か……そのエミールセレクターについて分かったんですか!」/
    田中誠二郎:「情報をカツアゲ……?」/
    桃井 徳郎:「小せぇ事は気にすんな……おれの方も運の力を持つその"エミールセレクター"がいるって情報にはたどり着いたが」
    桃井 徳郎:「おれの場合は"出所"の情報に行きついた。エミールセレクターは"シャルヴ"が出所だったぜ!」
    桃井 徳郎:「さっき偶然あのレーシュ……"エクスペリメンター"の野郎に会ったのは偶然ではあっても無関係じゃあなかったぜ!」
    桃井 徳郎:「星霞にエミールセレクターを植え付けた張本人はヤローだったんだよ!!毛ほども愉快に思えねぇ目的のためになァ!」/
    有馬智美:不安そうにキミを見る。君の言葉を待っているのだ/
    有馬智美:まるで
    有馬智美:民間人のように/
    田中誠二郎:「目的?」/
    桃井 徳郎:「ヤローが植え付けたエミールセレクターの力で星霞に近付いた奴の運を片っ端から奪い取って……」
    桃井 徳郎:「……あ?熱、なんだったか?」難しい言葉だったので説明が難しそうだが「まあとにかく、その奪い取った運を全部使い切ってカラッケツになった瞬間!」
    桃井 徳郎:「星霞のカラダが神みてーになるからそこでエミールセレクターが星霞を完全に奪い取って!神の力で好き放題やりたい放題って訳だぜ!」
    桃井 徳郎:「……神矢!星霞は完全に無関係の被害者だったなやっぱり!それどころかクソほど理不尽な目にあってカラダを奪われる一歩手前とだいぶやべぇぞ!」
    桃井 徳郎:「こりゃあ助けに行った方がいいぞ!無実の民間人はぜってぇ護るのがテメーらの信条だったなァ!」真っすぐ見て言葉が返ってくるのを待っている/
    神矢昴:「ああ……そうだな。ボクも、望んで彼女を斬りたいわけじゃない。そういうことなら、できる限り救けたい」真摯に応える/
    桃井 徳郎:「おう!ようやく意見が一致したな!やれやれだ」そして田中の方を向き「……田中のあんちゃんと有馬はどうだった?調べものは本職のアンタらの方が得意だろ」/
    田中誠二郎:こちらも少しほっとした様子だ。
    田中誠二郎:「探偵って言っても、小説とか映画みたいなカッコイイ感じじゃないよ」
    田中誠二郎:苦笑しつつ
    田中誠二郎:「俺は俺で、あの『エクスペリメンター』ってやつについて調べてたんだけど……」
    田中誠二郎:「その過程で、ひとつわかった事がある」
    田中誠二郎:「アイツがもともといた組織……『ゼノス』って、今はUGNに協力的なんだよな?」
    田中誠二郎:「あっちはあっちで、色々調べてて『カウンタープラン』を立てたらしい」
    田中誠二郎:「ただ、このプラン、『ゼノス』だけではプランが成立しないみたいだ」
    田中誠二郎:「それに今回の事件……性質上、表立ってUGNには説明がしづらいだろ?」
    田中誠二郎:「それで────向こうから接触があった」 有馬を促す。/
    有馬智美:「あ、はい……」
    有馬智美:「X町の事務所で待ってるって、メッセージが送られてきました」
    有馬智美:「誰が送ったのかはわからないんですけど、タイミングを考えたらゼノスだと思います」
    有馬智美:「シャルヴは……というかエミールセレクターは」
    有馬智美:「私達に、罠なんて貼る必要ないですし……ほっとけば、勝手に私達いつか……」
    有馬智美:「……そうなる前に、一度、みんなでX町に行きませんか?」/
    田中誠二郎:「どうかな」/
    神矢昴:「ゼノスか……カウンタープランがどんなものかわからないけど、彼らもリスクを負っている。それにボクたちだけじゃ解決は難しい。共闘することに、異議はないよ」/
    田中誠二郎:「桃井くんは? 来てくれるかな」 さんからくんになっている/
    桃井 徳郎:「構わねぇぜぇ~、ゼノスってなぁ昔FHのボスやってた奴の組織って聞いたぞ、UGNとツルむようになった今でも多少は優遇してくれるべ……?」
    桃井 徳郎:「今は立場とかどうこう言ってる場合じゃねえからな!手がかりがちっとでもあるならなんにでも手ぇ伸ばしてやるよ!」/
    田中誠二郎:「よし、じゃあ行こうか。神矢くん、桃井くん」 /
    神矢昴:「行きましょう」/
    GM:ーーシーンエンド ロイス取得 購入可能!
    田中誠二郎:2人にロイス取るか
    田中誠二郎
    桃井徳郎 ○連帯感/脅威
    神矢昴 ○連帯感/不安

    田中誠二郎:高性能治療キット狙うか
    田中誠二郎:3Dx+1>=9
    DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 9[2,5,9]+1 → 10 → 成功

    田中誠二郎:ウム。いざという時の為にとっておこう

    ミドル3 ■■■■


    GM:ミドル3 ■■■■ 全員登場
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(67 → 76)
    田中誠二郎:61+1D10
    DoubleCross : (61+1D10) → 61+9[9] → 70

    神矢昴:1d10+62 侵蝕率
    DoubleCross : (1D10+62) → 7[7]+62 → 69

    有馬智美:「なんか、久しぶりに帰る気がしますねーー」
    有馬智美:X町に到達した君たちは、真っ先に田中探偵事務所に向かうーー観光などは、後ですれば良い
    GM:そして、探偵事務所に到達。ドアの中には、隠してもいない気配がある。
    GM:敵意ではない。しかし、有馬は躊躇しているようだ。
    GM:誰が開ける?/
    田中誠二郎:「ヤバい、緊張してきた。自分の事務所なのに……」 気配にビビっている。/
    桃井 徳郎:「へっ、自分ちに戻ってくるのにビビるこたぁねえだろ」にっ、と笑いながら
    桃井 徳郎:「おれなら何が出ようが動じねえでどっしり構えてやるよ!あけてやろーかぁ?」/
    神矢昴:「まあ誰が開けてもいいだろうね」/
    GM:ーー昴
    GM:君は、この気配に覚えがある。君が忘れられない固定ロイス気配だ/
    神矢昴:「――あいつか……」意を決して空ける/
    田中誠二郎:「おお……」 感心している/
    GM:ーー美しい少女である
    GM:妖しく、しかし、深い叡智を感じさせる少女である
    GM:プランナーと呼ばれる存在の一人であり、
    都築京香:今、ただ一体、人類に味方するプランナー、都築京香がそこにいた。
    都築京香:「ーーお久しぶりですね、神矢さん。あなたがこの扉を開くだろうとは、思っていましたよ」/
    神矢昴:「それはどうも。あなたはいつもそうだ。ヒトをゲームの駒のように、先読みして測る」少し不機嫌そうに/
    桃井 徳郎:「こいつがゼノスのボスゥ?……思ったよりちっちぇえんだな?FHのボスもやってたって言うからもっと大きい奴だと思ったぜ……」/
    田中誠二郎:「確かにそれっぽくはないけど……なんか怖いなあ」 冷や汗を浮かべながら、人数分のお茶を用意する。
    田中誠二郎:(ていうか……2人とも出張るから閉めてたのに、当然のように勝手に入ってたなこの子……この人……?)/
    都築京香:「ああ、お構いなく、所長さん」
    都築京香:そういいながら、お茶を受け取る。
    都築京香:「桃井さん、ヒトを見かけで測るものではありませんよ」
    都築京香:お茶を飲みながら
    都築京香:「ーーとは言え、あなた達全員が辿り着けて良かった。私のプランには、あなた達三人の力がーー」
    都築京香:しばしの沈黙
    都築京香:その眼は、有馬へと向いた。
    都築京香:その眼が、見開かれる。
    都築京香:「…………」
    都築京香:「所長さん。彼女のシンドローム・・・・・は?」
    田中誠二郎:「へ?」
    GM:無論、君は即答できる
    GM:彼女は、直接的な戦闘能力が皆無な
    GM:本当にいざとなれば支援能力を発揮する
    GM:ハヌマーン/ウロボロスのクロスブリードだ。/
    田中誠二郎:「……あー、待てよ……? そういえば『ゼノス』って……」 調査の過程で聞いた気がする。ゼノス、とりわけプランナーは『ウロボロス』を敵対視している。
    田中誠二郎:「まあ、だとしてもだ」
    田中誠二郎:「良いだろ・・・・? 無理やりこの子を外させるようなことはさせない」 あくまで強気に言う。/
    都築京香:「いえ、違うのです・・・・・……!」」
    都築京香:「私がこの場にありウロボロスがここに在り、ならば厄災はそのようにして現れる・・・・・・・・・・・……!!」
    都築京香:「ーーー厄災を避けて到達したつもりですが、私も引力に取り込まれた・・・・・・・・・・……」
    都築京香:「みなさん、今すぐに彼女をーー!!」
    GM:ーー田中
    GM:知覚判定、達成値 5
    田中誠二郎:2dx+1>=5
    DoubleCross : (2DX10+1>=5) → 6[3,6]+1 → 7 → 成功

    GM:ーーーすっと、君は
    GM:それが、有馬に宿るのを感じた。
    GM:君がその気配を忘れることはありえない。それは君の始まりであり、君の友であり
    GMかつて君に宿りしもの・・・・・・・・・
    GM:ーー輪廻の獣の気配を・・・・・・・
    田中誠二郎:「な────!」 絶句/
    有馬智美:ーー彼女は、その肉体を変形させながら、呆然とした顔で銃を構える
    有馬智美:鋭く、何の迷いもなく
    神矢昴:「やはりそうなったか……どこまで力が強まっているんだ、エミールセレクター……」戦闘準備を整える/
    桃井 徳郎:「ああ!?どうした!?有馬、なにしてやがる……!?」突然の豹変に驚愕!「てめー、そのカラダは!?」/
    有馬智美:ーー呆然とした顔を、白い仮面・・・・で覆いーー銃を、プランナーに撃つ。
    有馬智美:それは、必然に等しい運命としてプランナーを穿つ。
    GM:ーー君たちは知っている、厄災はリザレクトを起こさせない・・・・・・・・・・・
    GM:よろりと、少女は倒れ伏す
    GM:ーー同時に
    GM獰猛な悪意の気配がする・・・・・・・
    GM:ーーそれは、すぐに姿を見せた
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーどうも、お早い再会で」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーーいえ、ねぇ」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「プランナーがこの件に関わるのなら、こうなるのは目に見えていた。ならば、見に来なければ……」
    『エクスペリメンター』レーシュ:彼の目は、輪廻の獣と、倒れ伏したプランナーを見ている。君たちなど、見てもいない/
    桃井 徳郎:「てめー!このイカレ野郎!!よくもまあおれらン前にツラ見せやがったなぁ!!」ぎりぃっ、と睨みつけながら吠える。
    桃井 徳郎:「取り込み中なんだよおれらは!さっさと失せろ!ぶっ殺されてーかッ!!」/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ああ、いえ……」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「その出来立てだけでは、不安もありますのでね。私も今度は遊ぼうと思いまして」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「プランナーはまだ死んでいない。確定していない死は起きていないも同然です」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「私は、彼女の死に様を見たいのですよ」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーそれに」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「多少は、この状況の説明もしてさしあげますが」/
    神矢昴:「そうはいかない。説明と言っても計画を逸脱しない範囲だろうし、ただの無駄なおしゃべりになると思う」
    神矢昴:「それに――ボクはボクなりに彼女と決着をつけたくもあるから、ここで死なれては困るんだよ」/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ふむ、探偵さん。あなたはどうです?」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーまぁ、生き残ればたどり着くことは出来るでしょうし」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「今の私は厄災の側にある・・・・・・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーー安全が約束されているので、無駄話だっていくらでもしてあげましょう」/
    田中誠二郎:状況に、頭が着いていっていない。
    田中誠二郎:「無駄話はいらない……有馬さんを元に戻す方法は」 できるだけ、平静を保つように心がけて、絞るように声を出す。/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「死ねば輪廻の獣は移りますよ、知ってるでしょう?」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「とはいっても、次もあなた達に対する厄災として現れるでしょうけどね」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーーーー21グラム。何の重さだかご存知ですか?」/
    桃井 徳郎:「……21グラムぅ?……ずいぶん軽いんだなぁ?砂糖の単位とかだと重そうだがよォ~」こいつはわからない側/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーー魂、魂の重さです」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「まぁ、大嘘なんですけどね?」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「しかし、魂はモルフェウスが錬成・・し、ミストルティンの源でもある」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「存在しているのです」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーならばこそ重力によって、引き摺り込まれる・・・・・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:「彼女という凡夫・・に空いた器に、たまたま・・・・、どこかで死んだ輪廻の獣が、たまたま・・・・憑依した」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「厄災の流れにあり、厄災に向かうあなた達を殺すという指向性をもって」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「彼女は今、たまたまに暴走し、たまたまに衝動的に銃を撃った」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「不条理でしょう、意味不明でしょう? 所長さん、凡夫という意味ならあなたに宿っても良かったのに」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーそう、これに条理はなく、理屈もない。ただ、あなた達を害するという必然のみ」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「これが」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「厄災・・です」
    GM:何もかもが狂っている。彼の言う理屈も、起きた事態も
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーー理解できましたか?」/
    神矢昴:「ああ。運命は不条理だ。ボクはその身を持って知っているさ。だけど、抗うことはできるはずだ――」殺意のこもった視線をふたり・・・に向ける/
    田中誠二郎:「……ああ」 動揺に震える足に、ぐっと力を籠める。立って、睨みつけねばならない。彼女を救わなければならない。/
    桃井 徳郎:「おれはちっともわかんねぇなぁ!!んな難しい話をされてもよお!」やっぱりそうか
    桃井 徳郎:「だがハッキリしてる事はあんだよ!!てめーみてーなわけわかんねー目的のためにその辺のヤローを巻き込むヤローは」
    桃井 徳郎:「問答無用でぶちのめしちまえばいいことだけはなァーッ!!!!」拳を握り、戦闘態勢!/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「では、一つの必然を送りましょう」
    『エクスペリメンター』レーシュ:エンブレムアイテム『ハーミットセプター』使用
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーーこの戦いに、X町支部は介入できないーー彼らの動きは、運命によって弾かれた。
    『エクスペリメンター』レーシュ:「所長さん、あなたの友は間に合わない。運命が阻むが故に」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーー少しは、絶望とかしましたか? 信頼できる相手が来ないという気持ちとか、なります?」/
    GM:ではーー
    GM:戦闘開始!
    GM:セットアップ! 無くてもないっていうんじゃよ
    神矢昴:なし!
    桃井 徳郎:なし!
    田中誠二郎:あります!
    GM:キャモン!
    田中誠二郎:蹂躙する蹄3 侵蝕+2 R中、次に行う白兵攻撃の攻撃力+lv*2、一角鬼を用いた場合lv*3.戦闘移動・全力移動・離脱を行った場合のみ適用
    田中誠二郎:侵蝕70→72
    GM:では
    『エクスペリメンター』レーシュ:アリマァス!!!
    桃井 徳郎:くそーっなにするつもりだ!
    『エクスペリメンター』レーシュ:セットアップ 『運命の庇護』 エンブレムアイテム:ワーデンオーダー使用
    『エクスペリメンター』レーシュ:セットアップ使用。シーン中、指定したキャラクターが自分にカバーリングを行っても行動済みにならず、行動済みでもカバーリングが行える。1シーン1回
    『エクスペリメンター』レーシュ:有馬ちゃんを指定ーー有馬ちゃんは無限カバーが出来ます
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーーおっと、そうだった
    『エクスペリメンター』レーシュ:勝利条件を言ってませんでしたね
    『エクスペリメンター』レーシュ:勝利条件ーー輪廻の獣の撃破
    田中誠二郎:ゲェーーーーッ

    ミドル3──輪廻の獣・・・・

    桃井 徳郎:レーシュを攻撃しても根本的に意味ないって事か!
    GM:ミドル戦闘、始動するぜ!
    GM:そう!
    GM:あくまで演出としてだね>レーシュを狙って有馬ちゃんに当たる
    桃井 徳郎:なるほど災厄か……
    GM:では、イニシアチブ順!
    GM:レーシュから!
    『エクスペリメンター』レーシュ:マイナー 多段行動 メインプロセスを二回
    『エクスペリメンター』レーシュ:メジャー
    『エクスペリメンター』レーシュ:メジャー死神の加護
    組み合わせ
    戦乙女の導き+狂戦士+啓示の鎖

    『エクスペリメンター』レーシュ:有馬ちゃんに!
    『エクスペリメンター』レーシュ:次のメジャー達成値+15
    クリティカル-2
    攻撃力+5
    ダイス+12
    暴走付与

    『エクスペリメンター』レーシュ:そしてもう一度メジャー!
    『エクスペリメンター』レーシュ:メジャー『心狂う死に様』
    組み合わせ
    コンセ+理外の法則+絶対の狂気

    『エクスペリメンター』レーシュ:ターゲット
    『エクスペリメンター』レーシュ:左から
    『エクスペリメンター』レーシュ:1d3
    DoubleCross : (1D3) → 1

    『エクスペリメンター』レーシュ:昴くん!
    神矢昴:こい!
    『エクスペリメンター』レーシュ:26dx7+4
    DoubleCross : (26DX7+4) → 10[1,1,2,2,2,2,2,3,3,4,4,4,4,6,6,6,7,7,7,8,8,8,8,8,9,9]+10[3,3,3,4,6,7,7,8,9,9]+6[3,3,3,6,6]+4 → 30

    神矢昴:4dx+1 回避
    DoubleCross : (4DX10+1) → 10[3,9,10,10]+4[2,4]+1 → 15

    『エクスペリメンター』レーシュ:惜しい、ダメージ判定!
    『エクスペリメンター』レーシュ:4d10+21 装甲無視
    DoubleCross : (4D10+21) → 27[8,1,10,8]+21 → 48

    『エクスペリメンター』レーシュ:死ねーッ
    神矢昴:死んだ
    神矢昴:リザレクトはありますか?
    『エクスペリメンター』レーシュ:あるよ、こいつは厄災じゃないから
    神矢昴:やったぜ
    神矢昴:1d10 リザレクト
    DoubleCross : (1D10) → 10

    有馬智美(エネミー):では、有馬ちゃん!
    有馬智美(エネミー):マイナーで暴走解除!
    田中誠二郎:冷静だ
    有馬智美(エネミー):オートで拳銃装備 メジャーで通常射撃
    有馬智美(エネミー):ターゲット 左から
    有馬智美(エネミー):1d3
    DoubleCross : (1D3) → 3

    有馬智美(エネミー):しょ、所長~!!!
    有馬智美(エネミー):14dx8+15
    DoubleCross : (14DX8+15) → 10[1,1,2,3,3,4,6,6,7,8,8,9,10,10]+10[2,2,4,9,10]+5[1,5]+15 → 40

    有馬智美(エネミー):リアクションどうぞ!
    田中誠二郎:5dx+1>=40
    DoubleCross : (5DX10+1>=40) → 9[3,3,5,6,9]+1 → 10 → 失敗

    田中誠二郎:にゃ~
    有馬智美(エネミー):では行きます
    有馬智美(エネミー):4d10+9
    DoubleCross : (4D10+9) → 29[9,9,7,4]+9 → 38

    有馬智美(エネミー):ーー彼女は厄災なので、リザレクト不可です! 誰か昇華してください/
    田中誠二郎:装甲なし、死にます!
    田中誠二郎:ええ~
    田中誠二郎:じゃあ、天喰くんをタイタス化、昇華するか。彼の友達として輪廻の獣に殺されるわけにはいかねえ~
    有馬智美(エネミー):OK!
    田中誠二郎:HP14
    GM:では、
    GM:昴くん、どうぞ!
    神矢昴:マイナー 神殺す刃
    神矢昴:メジャー 形なき魔剣+デュアルミラージュ+絶影
    神矢昴:有馬ちゃんを狙う
    GM:OK!
    GM:侵食上げて達成値だぜ
    神矢昴:5dx+33 命中値 オートでオーバーロード宣言
    DoubleCross : (5DX10+33) → 10[2,5,8,10,10]+10[3,10]+9[9]+33 → 62

    有馬智美(エネミー):ふっ……ドッジ!
    有馬智美(エネミー):4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 10[1,9,9,10]+1[1] → 11

    有馬智美(エネミー):ダメージ判定どうぞ!
    神矢昴:7d10+36 装甲有効
    DoubleCross : (7D10+36) → 43[10,4,8,7,2,2,10]+36 → 79

    有馬智美(エネミー):残り39!
    有馬智美(エネミー):そして、ゴールデンルールです
    田中誠二郎:なにっ
    有馬智美(エネミー):一発でどっちか仕留めると片方の出番がなくなるので
    有馬智美(エネミー):勝利条件は輪廻の獣の撃破ですが
    有馬智美(エネミー):戦闘終了条件を『輪廻の獣を撃破したラウンド』とします
    有馬智美(エネミー):レーシュのHPはクライマックスにぃ、引き継ぎます!
    有馬智美(エネミー):というわけで、お次どうぞ!
    田中誠二郎:ええと、輪廻の獣を倒したとき、まだ行動残ってる人いたらレーシュにも攻撃できて
    田中誠二郎:全員分の行動終わったら戦闘終了ってことでOK?
    有馬智美(エネミー):そうです>残ってたらレーシュを殴れる
    田中誠二郎:で、まあどっちにしても1R目はレーシュ狙っても有馬さん庇うから同じか
    田中誠二郎:マイナー:完全獣化1+一角鬼1 侵蝕+9 素手のデータを【攻撃力+lv*3+3 G+1 5m】に変更。シーン間【肉体】を使用した判定+lv+2d。素手以外のアイテム装備・使用不可
    田中誠二郎:おもっなんだこの侵蝕
    有馬智美(エネミー):完全獣化恐るべしーー
    田中誠二郎:メジャー:一閃1+コンセントレイト:ハヌマーン3 侵蝕+4 8dx7+4 攻撃力+15 全力移動後に攻撃。攻撃の成否に関わらず移動は行われる。離脱不可
    田中誠二郎:戦闘移動は……ええと、有馬さんのエンゲージに突っ込む
    田中誠二郎:で、マイナーで侵蝕が80超えるからダイス+1して……
    田中誠二郎:9dx7+4 攻撃力+15 対象は有馬さん
    DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,2,5,6,7,8,8,9,10]+10[1,1,6,9,10]+5[5,5]+4 → 29

    田中誠二郎:しょっぱい
    有馬智美(エネミー):ドッジ!
    有馬智美(エネミー):4dx
    DoubleCross : (4DX10) → 7[2,3,7,7] → 7

    田中誠二郎:3D10+15
    DoubleCross : (3D10+15) → 17[3,10,4]+15 → 32

    有馬智美(エネミー):残り 7!
    田中誠二郎:侵蝕率に見合わない! 侵蝕72→81→85
    有馬智美(エネミー):では、桃井さん!
    桃井 徳郎:了解!有馬さんを本気で殴る訳にはいかないな……マイナーは破壊の爪だけにしておきます
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を3増加(76 → 79)
    桃井 徳郎:メジャー!コンボ:チョクセンバンチョー コンセントレイト:ハヌマーン+一閃
    桃井 徳郎:効果は田中さんのメジャー同様有馬さんの元まで全力移動して白兵攻撃!
    桃井 徳郎:6dx7+2
    DoubleCross : (6DX7+2) → 10[1,2,5,6,7,9]+3[3,3]+2 → 15

    桃井 徳郎:ゲェーッ、ひっく!
    有馬智美(エネミー):1 ガード 2 ドッジ
    有馬智美(エネミー):1d2
    DoubleCross : (1D2) → 1

    有馬智美(エネミー):ガード!
    桃井 徳郎:OK、ではダメージを出します
    桃井 徳郎:2d10+18
    DoubleCross : (2D10+18) → 11[10,1]+18 → 29

    有馬智美(エネミー):滅!
    有馬智美(エネミー):輪廻の獣は倒れたーー
    有馬智美(エネミー):さて、彼女はジャームではないのでリザレクトは出来るのだが
    有馬智美(エネミー):演出として使用しないのではなく、出来ない・・・・ものとする。
    有馬智美(エネミー):ーー戦闘終了、君たちの勝利だ! 有馬は死んだりしないからね
    田中誠二郎:よかった~
    GM:ーーー底のない狂気と悪意
    GM:そして、君たちに襲いかかる運命と言う名の逆風
    GM:ーー怪物の笑みが変わった
    GM:内側から込み上げ続けるものを隠さぬ笑みは
    GM:ーー紛うことなき、ジャームの笑みだ/
    神矢昴:「それがキミの本性か……わかっていたけどつくづく醜い」そう呟く/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「誰の内もこんなものですし、誰だってこうですよォ」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「人間の中身は何回も割いて見ましたのでね。誰だってこんな風に笑えるのです」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ましてーー安全圏から死地を眺めるのは、いい気分ですからねぇ」
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーー常識を超え、理解を超え、君たちは納得・・している。
    『エクスペリメンター』レーシュ:生まれる前から地球上の全生命が重力を体で覚えるように
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーー今、レーシュは絶対の安全圏にあり、君たちは彼に触れる事はできない。という納得・・を/
    桃井 徳郎:「クソが~~~!!余裕こきやがってーッ!あのニヤケ面をなんとか消してやりてぇぜ!!!」忌々しそうに睨む!
    桃井 徳郎:「躊躇うこたぁねぇ!3人がかりでひとまずヤローをフクロにしちまおうぜ!!」/
    神矢昴:「ああ。だけど――きっと有馬さんが防御するだろう。彼へ攻撃するなら、有馬さんを一旦倒さなきゃ」/
    田中誠二郎:「ああ……そうだな……!」 苦々しげに言う
    田中誠二郎:「一回落ち着かせないと、だ……皆、頼む」/
    桃井 徳郎:「クソーッ、女をあんまり痛めつけない程度にぶっ飛ばすってどんくらいの力加減でやりゃあいいんだーっ!?」/
    神矢昴:「全力でかかるべきだよ。相手は輪廻の獣だ」/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「いえいえ、彼女は無力です。まだね」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「だから、私がーー力を授けるのですよ!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:君たちは見る、レネゲイドによって構築された鎖が有馬を貫くのを
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーーそして、有馬の内に、君たちは致命的なまでの改変が始まったのを感じる筈だ。
    『エクスペリメンター』レーシュ:人間を作り変えるグレイプニルの本領、そこにソラリスが加わったのならば、始まるのは地獄そのもの
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーー更に、レーシュの鎖は蛇のようにのたうち、踊り
    『エクスペリメンター』レーシュ:昴ーー君に突き立つ。
    『エクスペリメンター』レーシュ:直後、君は脳髄の割れ目から花が咲き始める・・・・・・・・・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:ああ、君はその花をもぎ取りたくて仕方なくなるのだ。
    『エクスペリメンター』レーシュ:君の魂が、瞬時に壊れ始める/
    神矢昴:「くっ……うわぁぁぁっ!!」咲いた花を抜き取り――脳髄そのものを頭蓋骨から引きずり出してしまう。
    神矢昴:そして息絶える。だが、レネゲイドの力はその程度で死を許してくれない。
    神矢昴:瞬時に再生し、壊れた魂ももとに戻る。
    神矢昴:「――随分と芸術的な攻撃だな。反吐がでそうだ」/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「芸術とはそういうもの、露悪もまたーー芸術!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「とはいえ、シンプルイズベストも、私は好きですよ。単純には機能美が付随しますからね」
    有馬智美(エネミー):ーー彼女は、無造作に
    有馬智美(エネミー):エフェクトすら用いない銃撃を、田中、君に向けて放つ
    有馬智美(エネミー):ーーただの銃弾だ、それは、誓って。
    有馬智美(エネミー):しかしーー君はそれを避けられないし、君に起きるのはリザレクト不可能の致命・・・・・・・・である。/
    桃井 徳郎:「……田中のあんちゃん!!来るぞ!」一瞬早く声を出して警戒を呼び掛けるが……!/
    田中誠二郎:変身が間に合わない、甲殻を纏いかけの肉体に、弾丸が直撃する。
    田中誠二郎:「がっ……! ああ……!!」
    田中誠二郎:再生がされない。纏いかけている甲殻を、そのまま肉に埋め込むようにして止血する。死ぬわけにはいかない。彼女の手で、輪廻の獣の力で。/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ああ……ロイスが砕ける音がする」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「肉体の死も面白いがーー魂が削れる音も、素晴らしィ」/
    桃井 徳郎:「……あんちゃん!!!!」(か、春日ん時と同じだッ!!リザレクト不全を起こしてるじゃねえか……!!)
    桃井 徳郎:(アイツの言ってた"厄災"とやらが……もう、ここでしっかりと起きてやがるって訳か!有馬の輪廻の獣とやらがいりゃあ星霞から離れてもお構いなしか!?)/
    神矢昴:「厄災だからこそ、倒さなきゃね――大丈夫、死にはしないよ、多分」
    神矢昴:そう告げ、胸から両手持ちの大剣を引きずり出す。その勢いで、鎖を断ち切る。
    神矢昴:そして――瞬足の間に分身し、超音速の衝撃波を有馬に向けて放つ。その勢いで、大剣は砕ける/
    有馬智美(エネミー):ーーー!
    有馬智美(エネミー):彼女は厄災であるが、しかし、運命の護り・・・・・はない
    有馬智美(エネミー):それは、証明されたーー
    『エクスペリメンター』レーシュ:「それがあなたの力の顕現ーー」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「全く、ミストルティンは我らの天敵ですが、眺めるだけなら面白い!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「観測しがいのある、死と破壊の体現だ!」/
    神矢昴:「面白がっていられるのも今のうちだよ。まだ全力じゃない」/
    田中誠二郎:それを後目に、既に駆けている。
    田中誠二郎:(やるしか……ない!) 鎧足には既に交差状の刃が生成されている。
    田中誠二郎:「ごめん有馬さん……!」 支配を断ち切るイメージで、亜音速の足刀が振るわれる。
    田中誠二郎:「SLASHERスラッシャー────Xクロス!」 /
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーはは、持たざるものとしては、中々ーー」
    有馬智美(エネミー):彼女に傷が刻まれ、畜生が何かを言おうとしている
    GM:ーー君は、それを最後まで聞く必要はない。
    GM:桃井、君は
    GM:疾いことが自慢だろう?/
    桃井 徳郎:レーシュの言葉は。言い終わる前に鋭い"破裂音"で完全にかき消された。
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の姿は人間のままだ。否。拳が通る程度に強化しておく必要があったため腕は鱗がびっしりとくっついている。
    桃井 徳郎:だが。レーシュに当たらないとわかっているはずの拳は、有馬の胴体を撃ち抜く軌道でレーシュの至近距離を横切るように真後ろの壁に着弾。
    桃井 徳郎:壁を挟んで衝撃で胸部を圧迫させて有馬を昏倒させる事も目的だが「……おー、おー。なるほど確かにテメーの"運"は悪くなってねーみてぇだなぁ~~~ッ」
    桃井 徳郎:「ホントてめー、シンプルに運良くって助かったなぁ~?……見た所今のに反応できてなかったからそれさえなければ直撃だったのによ~~~ッ」
    桃井 徳郎:にたぁ、と笑いながら、暗に運がなければ沈められたと確信した声色で告げる「いやぁよかったよかった……その運がいつまで続いてくれるか祈ったらどうだぁ?」/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーー恐竜ーー」
    『エクスペリメンター』レーシュ:笑みの質が変わった、仮面へと
    『エクスペリメンター』レーシュ:「大量絶滅によって消えた敗残者・・・に化ける如きで、よくもまぁそこまでイキれるものです」
    『エクスペリメンター』レーシュ:君を嘲笑する言葉は、しかし彼が素面では放てぬものなのだろう。今、この場では
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーーええ、ええ、これ以上は不要です」
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーー君たちの眼の前で、彼女は昏倒した
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーー後は、ただ、あなた達の死をただ眺めるだけにしましょう・・・・・・・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:瞬間退場 それは陽炎のように消え去った。/
    桃井 徳郎:「へへっ、リバイバルブームってモンを知らねぇのか。おれは知ってるぜ!どうやらあの場で言い返せる言葉はあれが限界だったようだなァ~」
    桃井 徳郎:エクスペリメンターが姿を消したのを見届けた所で、昏倒した有馬に向け「……おう、わりぃな。極力五体をぶっ壊さない方法でノシちまう方法は今んとここれしか思いつかなくってよぉ~…」/
    田中誠二郎:「有馬さんっ」 倒れた女性に駆け寄る/
    神矢昴:「応急手当をしないといけないかも」/
    桃井 徳郎:「そーいう細かい仕事は苦手なんだよなァ~、任せていいかぁ?手元の……傷薬とかの奴は渡すからよォ~」
    桃井 徳郎:調達していた医療キットを投げ入れて「そいつの中身分けておめーらも負傷治しちまえよ。田中のあんちゃんとかまだ血が出てんぞ」/
    GM:ーーでは
    GM:傷を負った君たちはーー
    GM:その傷が、治り始める・・・・・
    ???:メジャー 『ヒール+ギガノトランス』
    ???:HP5d10回復してください 全員
    神矢昴:5d10
    DoubleCross : (5D10) → 28[8,3,8,2,7] → 28

    桃井 徳郎:全快だけどまあ一応振ります
    桃井 徳郎:5d10
    DoubleCross : (5D10) → 24[5,5,10,1,3] → 24

    田中誠二郎:14+5D10
    DoubleCross : (14+5D10) → 14+22[9,1,3,7,2] → 36

    田中誠二郎:全快!
    桃井 徳郎:あとそうだ、メジャー侵蝕も今あげとこう!
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を4増加(79 → 83)
    GM:ーーー傷が治る、君たちも、有馬も プランナーも
    GM:そして、それはそこにいた。。
    GM:曖昧な、しかしてそこに有るもの。
    記録者:「ーー私は記録者レコーダー
    記録者:「ゼノスにあり、そしてこの場にいる中では唯一人プランナーに味方するもの」
    記録者:それは、君たちに語ってはいない。しかし、なにかには語っている。
    記録者:「私は全てを治した。厄災すらも癒やした、故にこそ私は厄災の敵・・・・・ではない」
    記録者:「ーーゼノスは、手を引く。完全に、この事態に派生したならば。それがこの方のプランだ」
    記録者:それは、プランナーを脇に抱える。君たちに、何も語らぬままに昏倒する少女を
    記録者:ーーそして、君たちを少しだけ見た
    記録者:「ーーだが、我々は既に置いて・・・いる。そこに向かうものは、向かうものの自由だ」
    記録者:ーーそして、田中、君を注視する。測るように
    記録者:「ーー後は、ただ追うがいい。既にゼノスはプランを置いている・・・・・・・。後はただ、たどり着くだけだ」
    記録者:「それは、探偵の仕事の筈だろう」
    記録者:ーー瞬間退場Ⅱ
    記録者:ーー無数の紙片ーー暗号と思わしきそれを撒き散らして、それはプランナーと共に消えた/
    桃井 徳郎:「都築の仲間かアイツ。……アイツも災難だったな、こんな目にあって負傷退場とはよ……」そして田中を見て
    桃井 徳郎:「田中のあんちゃん、アイツがおいてったその紙……あんたに向けて渡したモノって事でいいのかね」/
    GM:それは、瞬時には理解できない暗号だ。だからこそーー迎撃を受けなかったのだろう/
    田中誠二郎:「……かな……ああなんか傷は治ったけどどっと疲れた……」 その場に座り込む。
    神矢昴:「とりあえず一旦休もうか。エミールセレクターの動きは気になるけど、みんな疲れているみたいだし」/
    桃井 徳郎:はぁー、と息を吐きながら地べたに座り出し。「そうすっか。ひとまずその紙きれになに書いてあんだか見てから……作戦会議すっかぁ……」/
    GM:ーー情報収集
    GM:『寄生型レネゲイドビーイング』   UGN 5  ゼノス 5
    『プランナーが構築したエミールセレクターの撃滅手段。その1』  任意の情報 7
    『輪廻の獣』 FH 噂話 裏社会 警察 6

    桃井 徳郎:じゃあ輪廻の獣を狙うか……
    田中誠二郎:じゃあエミールセレクターの撃滅手段かな
    神矢昴:では寄生型レネゲイドビーイングについて
    桃井 徳郎:4dx+1>=6
    DoubleCross : (4DX10+1>=6) → 9[5,5,5,9]+1 → 10 → 成功

    桃井 徳郎:OK
    田中誠二郎:ベーシックリサーチにコンセとコネも乗せて…… 侵蝕+3
    神矢昴:4DX+2>=5
    DoubleCross : (4DX10+2>=5) → 10[3,8,9,10]+8[8]+2 → 20 → 成功

    田中誠二郎:8dx7+1>=7
    DoubleCross : (8DX7+1>=7) → 10[1,2,4,5,6,6,6,10]+5[5]+1 → 16 → 成功

    田中誠二郎:侵蝕81→84
    『輪廻の獣』 ウロボロスの特異個体。暴走に伴って過剰な凶暴性と戦闘能力を発揮する。
    そして、輪廻の獣は『因果律』に密接な関わりを持つ。
    レネゲイドの侵食ではなく、人間性(ロイス)と引き換えに発揮する時間停止、事象掌握などの超常異能。
    そして、運命論と輪廻の概念とは切っては離せない。
    今、エミールセレクターに発生している運気の収束に伴い、世界中で死に、そして転生する輪廻の獣達の転生先が日本へと収束。
    その内の一体が『厄災の流れ』『運命の迎撃』によって有馬に憑依――彼女を輪廻の獣へと変性させた。

    エミールセレクターは吸収した運気を消耗して、輪廻の獣の行動の指向性を操作、『運命の迎撃』の要因としてPC達の敵として蠢いているのは勿論のこと、日本中の支部に散発的な攻撃をしかけ、UGNの対応能力を奪っている。
    最終的にエミールセレクターが神の操作に到達した場合、レネゲイドに対する頂点捕食者である輪廻の獣達が大量絶滅の手駒となることは、用意に想像される。ウロボロスは、淘汰に用いるには最適な獣だ。
    無論、輪廻の獣の絶対数は少ない。だが神に至ってしまえば、手段は無限にある。
    神に至るものが行使する『重力』の力に際限はない。別時間軸からの召喚、改変個体を用いた生殖に伴う増殖。
    極めて単純に、かつて輪廻の獣を産み出した『何か』を再演することも、プライメイト・オーヴァードならば不可能ではないのだ。
    『寄生型レネゲイドビーイング』 『寄生型』とは、Eロイス『憑依(ポゼッション)』を有する特殊なレネゲイドビーイングであり、『オリジン:〇〇』を発動する事で独立型として実体化を果たし、その状態で人間の意識に協力型として寄生。自由自在に人間の意識を乗り換えられる、悪霊が如き性質を持つレネゲイドビーイングだ。
    『ヒューマンズネイバー』を持たない代わりに、自在に人間(非オーヴァード)に取り憑くとが可能。
    『奇妙な隣人』と異なるのは、宿主と合一を果たしている訳ではないため、オーヴァードではない宿主の肉体を用いた能力の能動的使用には制限がある上、概念としての不死性を有する代わりに、独立型として顕現しない限り、ジャームとしてのフルパワーの発揮は不可能。
    だが、合一化を果たしていないということは、『宿主』が死亡する直前に、『オリジン:〇〇』の使用による実体化を死亡前に行えれば、自在に人間を乗り換えることも可能というメリットも存在する。
    『プランナーが提案したエミールセレクターの撃滅手段。その1』
    プランナーは既にエミールセレクターの撃滅手段を完成させている。当人は撤退を果たしたが、複数のルートで手掛かりを残している。
    『運命』によっていくつかのルートが消滅する事は前提としてプランナーは謀略を練り上――X町に残されたデータに、君たちは到達した。

    エミールセレクターはEロイス『憑依(ポゼッション)』によって同一化している存在であり、エミールセレクターを抹殺しても沙友理が死ぬようなことはない。
    ただし、そのためにはエミールセレクターに『オリジン:〇〇』を使用させる。
    すなわち、『運命の具現』としての姿を取らせ、『独立型として表に出す』必要がある。
    現時点の沙友理/エミールセレクターはEロイスの庇護によって無敵であり、物理存在しないが故にこそ害する事もできないが、それは『不運と幸運の調和』が成り立っているから起きている状況である。
    よって、そのバランスを破壊すれば、『調和』を崩壊させる元凶を、エミールセレクターが実体化して排除するだろう。既に『運』を収束させた存在である沙友理を、エミールセレクターは使い捨てれないからだ。
    ……彼女が好意を寄せるHO1
    君が『彼女の好意を全力で受け入れる』か『全霊で拒絶する』かのいずれかを実行すれば
    彼女の『幸福のバランス』は崩壊し、その元凶であるHO1を直接排除するため、エミールセレクターが具現化し、殺傷した後に計画を続行しようとするだろう。
    GM:追加情報が解禁されました
    GM:Ⅰ名のみ、侵食なしで再登場可能
    GM:『プランナーが構築したエミールセレクターの撃滅手段。その2』  任意の情報 8
    田中誠二郎:おお
    田中誠二郎:じゃあ、再登場。さっきと同じでベーシックコンセコネパワーで 侵蝕+3
    田中誠二郎:8dx7+1=8
    田中誠二郎:ミスった
    田中誠二郎:8dx7+1>=8
    DoubleCross : (8DX7+1>=8) → 10[1,2,4,6,7,7,7,7]+10[3,4,8,9]+10[6,9]+10[8]+4[4]+1 → 45 → 成功

    田中誠二郎:?
    GM:すげぇ
    神矢昴:これはすごい
    『プランナーが提案したエミールセレクターの撃滅手段。その2』
    無論、エミールセレクターを引き摺り出した所で、エミールセレクターは本来の計画に影響を及ばさぬ範囲において沙友理の運を操作し、『究極存在』の加護を得ることは不可能ではない。
    だが、プランナーは元リエゾンロードの叡智(エンブレム:ゼノスネットワーク)によって、エンブレム『パワーオブリエゾン』を用いて回収した、別個体の発明品を回収。
    そのアイテムを使用した場合、シナリオ終了(EDまで)シナリオエンブレムアイテムの効果を得る。

    ………このアイテムの外見は赤く輝くレネゲイドクリスタル――改造された賢者の石だ。
    発見したこれを嚥下すれば、僅かに力を得ることだろう。
    絆を代償に、全てを超えるビヨンド、突破の力を。
    GM:ーーエンブレムアイテムの情報が解禁されました
    シナリオエンブレムアイテム。輪廻閉幕アクタ・エスト・ファーブラ リエゾンロードとしての個体であったプランナーが輪廻の獣アルス・レグナムを滅ぼすために作り上げた特殊因子。
    ロイス特筆性ディスクリプト残骸エグゾースト
    全てを滅ぼすその力の源流は、輪廻の獣を滅ぼすための理である。
    FHワークス非所持のキャラクターが取得する場合、その場で侵蝕率2d10上昇

    このアイテムの取得者は
    『シナリオ中・行動値+10』
    『抹消者』と同様、Dロイス、Eロイスを消去(バックトラックの減少はしない)可能。使用条件は『至近』での『オートアクション』。
    ただし、このエンブレムは『使用者』『使用した対象』、あるいは『使用した対象に因果が結ばれている存在』のロイスを代償として使用する。
    ジャームであったプランナーはロイスを持てない、故にこそ、他者に犠牲にても成立する力を作り出したのだ。
    対象のEロイス、あるいはDロイス除去に伴い使用者・・・使用対象・・・・、あるいは使用対象の(あるいは使用対象に)固定ロイスを結んだ相手・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ロイス(Dロイス含む)を一つ、恒久的に削除。
    固定ロイスを消去した場合、対象は同一対象へのロイスを永久に持てず、関わった記憶も緩やかに消去され、改変されていく。
    GM:ーーシーンエンド、情報共有は次回
    GM:次回までにロイス取得とアイテム購入を!
    田中誠二郎:ロイスと購入どっちもなし!
    神矢昴:4dx>=9 高性能医療キット
    DoubleCross : (4DX10>=9) → 10[1,4,9,10]+3[3] → 13 → 成功

    桃井 徳郎:一応ブルゲだけ狙います
    桃井 徳郎:4dx>=20
    DoubleCross : (4DX10>=20) → 7[3,3,5,7] → 7 → 失敗

    桃井 徳郎:hai
    神矢昴:高性能医療キットゲットだぜ!
    神矢昴:最後のロイスは様子を見て撮ります
    田中誠二郎:あっ2個目の情報収集の後侵蝕上げてないな 侵蝕84→87
    桃井 徳郎:ロイス保留

    ミドル4 普通 異常 日常


    GM:全員登場
    神矢昴:1d10+89
    DoubleCross : (1D10+89) → 1[1]+89 → 90

    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(83 → 85)
    田中誠二郎:87+1D10
    DoubleCross : (87+1D10) → 87+8[8] → 95

    田中誠二郎:ぎゃお
    GM:ーーー君たちは、各々が厄災の攻撃を受けたり、受けなかったりしながら情報に到達
    GM:再び探偵事務所に集結したーー次の一手を産み出し得るものと共に。
    GM:……他者の運命を決めるための場所へと/
    桃井 徳郎:「……鉄骨は落ちて来るわ、止まってた車が至近距離で火ィ吹いて爆発するわ、もう外を歩くだけでもしんどい所まで来てやがるなぁ……」
    桃井 徳郎:「……それでも駆けずり回って一つ分かった事があるからなんとか戻って来たぜェ~……おめーらはどうだった」ヘトヘトな顔で/
    田中誠二郎:「こっちも似たような感じ」 疲れた表情で
    神矢昴:「こっちも色々災難だったけど、情報は手に入れたよ」/
    田中誠二郎:「ただ、道は見えてきた……と思う」 少し気まずそうに頭を掻いている/
    神矢昴:「そうだね。まずこちらの情報から話そうか」
    神矢昴:「彼女に取り付いているレネゲイドビーイング、エミールセレクターは、非実態的な概念として取り付いている。このままでは倒せない」
    神矢昴:「だけど、取り付いていても厄災を起こすためには実体化しなければならない。ただ、実体化させるだけでは倒せないみたいだけど」
    神矢昴:「――幸いなことに、共生型レネゲイドビーイングと違って、彼女と一体化していないから、彼女を斬らずに済む」/
    桃井 徳郎:「いい事じゃねえか、よかったな。これで星霞ン中のエミールセレクターぶっ潰す事だけ考えてりゃあいいんだからなぁ」
    桃井 徳郎:「だがよ、実体化するって事は"厄災"ってのを本気で起こすために仕掛ける瞬間でもあるって事は警戒しねぇとよォォ~~~ッ」
    桃井 徳郎:「……なあ田中のあんちゃん。有馬から出て来た輪廻の獣って奴はよォ、いくらウロボロスっつってもそうゴロゴロと宿してる奴なんて普通はねえもんなんじゃあねえのか?」/
    田中誠二郎:「俺も別に詳しいわけじゃないけど、ないって聞いてる」/
    桃井 徳郎:「なのに有馬ン中からひょっこり出て来た……っつー事はもちろんエミールセレクターが狙って引きずり出したっつー訳だ」
    桃井 徳郎:「エミールセレクターの野郎は世界中を攻撃するための役に立つ手ゴマとして輪廻の獣を選んだ……!」
    桃井 徳郎:「有馬のと戦ってみただけでもそうとうな"ヤバさ"が背中にビリビリ来てたからよォ~!ありゃあオーヴァードの力ァ食い殺すのにうってつけのパワーって訳だ!」
    桃井 徳郎:「でもって!奴の"運"の力で引っ張り出せるのが有馬に出てきた奴ひとつだけの訳はねェよなァァ~~!そりゃあよぉ!……手ェ打たねぇとマジでヤベェぞ」/
    神矢昴:「力が無制限に広がっていく以上、いつかは解放される。その時が終わりの始まりか……そうはさせない」/
    田中誠二郎:「ああ……!」
    田中誠二郎:「俺の方は、『ゼノス』の用意した『カウンタープラン』について調べてた」
    田中誠二郎:「まず、前提として今回の事件は『エミールセレクター』を何とかする必要がある」
    田中誠二郎:「そしてそれは、さっき神矢くんが言ったように、星霞さんの死とイコールじゃない」
    田中誠二郎:「『エミールセレクター』に実態がないのは、今は『不運と幸運の調和』が成り立っているからだ」
    田中誠二郎:「調和が崩れた時、不運を収束させた星霞さんを収束した不運で死なせないために」
    田中誠二郎:「その調和を崩壊させた元凶を、『エミールセレクター』は実体化して排除する……っていうのが『ゼノス』の見解らしい」
    田中誠二郎:「だからその……彼女を極端に『幸福幸運』か『不幸不運』な状況」
    田中誠二郎:「かつ、そうさせた対象が明確な状況に持っていくことで、対象のもとに『エミールセレクター』を実体化させて倒す」
    田中誠二郎:「────っていうのが『カウンタープラン』みたいだ」
    神矢昴:「――心当たりはあるよ。彼女はボクのことが好きらしい。だから、ボクが彼女を受け入れるか拒むかすれば、バランスは大きく傾くだろう」
    神矢昴:「――ボクとしては、彼女をこれ以上こんな事件に関わらせたくないし、二度とごめんだ」
    神矢昴:「――だから、少し可哀想だけど、拒むことにするよ」どこか寂しそうな風情で/
    桃井 徳郎:「……馬鹿野郎が」
    桃井 徳郎:がしっ!と神谷昴の胸倉につかみかかる。
    桃井 徳郎:「───……なんだってテメーはそうやすやすと他人相手に壁を作ってすぐさま遠ざかろうとしやがるんだ!!」
    桃井 徳郎:「こんな目に合うほどツイてねー奴だ、傍で守ってやってもいいじゃあねえか……!そういう理由で戦うという選択肢もあるはずだ!」
    桃井 徳郎:「それを……そんな苦しいツラまでして拒むなんて選択を……なぜしやがる……!?」/
    神矢昴:「彼女を守るためだ! 守りたいから、拒むんだよ!」高二病の仮面も剥がれて本心から叫ぶ。
    神矢昴:「ヒトデナシのバケモノと、ヒトとの関わりは、悲劇しか産まない……ボクはそれを何度も見てきた!」/
    桃井 徳郎:「テメーも"人間"だろが!!……ちっとばかし訳の分からねぇ現象出しやがるレネゲイドなんて奴にビビりやがって!」こちらも、本心から叫ぶ。
    桃井 徳郎:「……FHも決して好きじゃあねえがそれでもそんなお行儀のいい判断のために苦虫かみつぶした顔し続けてるUGNのやり方もやはり気に入らねえぜ……!」
    桃井 徳郎:胸倉につかみかかりながら項垂れる。
    桃井 徳郎:「そんなに人様のためを思って判断できるヤローが一番の貧乏くじ引かされるほどツイてない目に合ってんだからよぉ……!」それこそ、苦虫を嚙み潰すような思いで、思いを零す。/
    神矢昴:「……彼女に、幸せになってほしいんだ。ボク以外の誰かと。それを守るために、ボクは身を引くんだ。貧乏くじなんて思ってない。絶対に、彼女を幸せにして見せる」頑なな言葉と決意/
    桃井 徳郎:「……おれは認めねえからな神矢!!」顔を上げて再び真っすぐ目を見ながら言葉をかける。
    桃井 徳郎:「……世界を護る御大層なUGNのエリート様ならよ……その世界の一員であるテメー自身の幸せのためにも戦ってみろってんだ……!」手を離し、背を向けた/
    神矢昴:「自分の幸せのために、闘う……」その言葉に躊躇し、戸惑う。
    神矢昴:自分が彼女と付き合うことで、ふたりとも幸せになれるのか? それはとても高く険しい道だ。
    神矢昴:それでも――挑めと、眼の前の少年は言っている。
    神矢昴:なら――
    神矢昴:「――すまない。桃井くん。ボクが、間違っていた。ボクが、彼女を幸せにする。ボクも、彼女と幸せになってみせる」
    神矢昴:「どんな困難が迫ろうと、必ず切り抜けて見せる」頑なさが解けたが、確固たる意志を秘めてそう告げる/
    桃井 徳郎:「………。」後ろを向いて、彼の言葉を聞くと。後ろ向きに歩いて神矢の横に立ち。
    桃井 徳郎:げしっ!と軽く尻の位置に蹴りを入れた。そして「……肝心な所で距離置こうとしちまうビビリ癖、しっかり克服しとけよ」
    桃井 徳郎:「男は忍耐が必要だよ。だが当然!誰の得にもならねえただの"迷い"からくる無駄な忍耐じゃあねえからな!……ハラくくれ」
    桃井 徳郎:そして、田中に頭を下げる「……悪いあんちゃん。少し場を乱しちまったかもしれねえな」/
    田中誠二郎:「いや、大丈夫だ」 そのやり取りを見て、少しほっとした様子で話を続ける。
    田中誠二郎:「────そして、肝心なのは、『エミールセレクター』を倒す方法だけど」
    田中誠二郎:「なんか……『都築京香』ってたくさんいるんだって……?」 胡乱気な表情
    田中誠二郎:「どうも、『FHの都築京香』は、『輪廻の獣』を滅ぼすための、特殊な賢者の石を作っていたらしい」
    田中誠二郎:「で、俺たちの前に現れた『ゼノスの都築京香』は、それを回収して、用意していた」
    田中誠二郎:赤く輝くレネゲイドクリスタルを2人の前に差し出す。/
    桃井 徳郎:「……け」そこで、目を見開いて驚く。「……賢者の石だぁ!?!?!?」
    桃井 徳郎:がばっ!と差し出された赤いクリスタルに近付いて、至近距離で確認する。
    桃井 徳郎:「マジか……色こそ違うがこのレネゲイドの波動はよくわかる!都築が複数いるとかずいぶんと訳の分からねえ言葉が聞こえたのも気になるが……」
    桃井 徳郎:「おれにはわかる!こりゃあマジモンの賢者の石だ!色と毛色がちと違うがこれは!おれの体ン中にあるモノ・・・・・・・・・・・と同じだッ!!」そこで、誰にも伝えてなかった事実を二人に知らせる形になる。
    桃井 徳郎:彼の中にも賢者の石がある。そしてだからこそこれが本物だと理解できると……!/
    田中誠二郎:「これを呑み込んだら、強くなるし、『エミールセレクター』の不死性も解除できるようになるはずだ」
    田中誠二郎:「ただ、侵蝕率は上がるし……不死性の解除を行うには、『実行者』か『対象』────『エミールセレクター』の場合は星霞さん────の」
    田中誠二郎:「『他者への感情・・・・・・』や『特筆性』を代償とするみたいだ」 苦々しげに言う
    田中誠二郎:「俺たちくらいの短い付き合いならともかく、前から関わりがある相手への感情を代償にした場合は、その相手への想いが永遠に持てなくなり、記憶も緩やかに消えていくらしい」
    田中誠二郎:「名前は────『輪廻閉幕アクタ・エスト・ファーブラ』」/
    桃井 徳郎:「なんだぁそりゃあ……」驚いたように、少し後ずさりながら、説明を聞く。
    桃井 徳郎:「エミールセレクターを引きずり出すには、星霞の、他者への感情か特筆性だと……」他者への感情と聞いてちらりと神矢に一度だけ目をやると
    桃井 徳郎:「……おれは、マジでやるなら星霞の"特筆性"って奴に……一票だが……」/
    GM:ーーそんなものは、ない
    GM:彼女はオーヴァードではないのだから/
    田中誠二郎:「いや、代償とするのは、これを呑み込んだ人間の感情想いでも大丈夫だ」
    田中誠二郎:「……ただ、それは戦いの原動力にもなる。そうした場合、勝てるかどうかがまた問題になってくる」/
    神矢昴:「――賢者の石がロイスを代償にするというのは、切ないな……」/
    田中誠二郎:「問題は、これを誰が使うかってところなんだけど……」/
    桃井 徳郎:「……へっ、賢者の石なんだろ?こいつはよぉ」ひょい、とその赤いクリスタルを手に取る。
    桃井 徳郎:「だったら!……コイツの扱いはおれが一番うめぇんだ。ここはおれに任せてもらおうじゃねえか」/
    田中誠二郎:「いっそじゃんけんで……? いや、さすがにそれは……あっ」/
    桃井 徳郎:「幸いおれは一匹狼の鼻つまみモンだ!ついうっかり誰かの事を忘れちまったとして……そいつにいい加減な野郎と思われるだけさ!」
    桃井 徳郎:「できれば田中のあんちゃんや神矢を忘れるような事はしたくねぇがなぁ……さてどうすっかね?」少し悩みながら手元の赤い石を眺めている。/
    神矢昴:「――ボクがやるよ。少なくとも、星霞さんやキミたちのことは忘れずに済む。むしろ不愉快な記憶を忘れられて幸いだ」/
    桃井 徳郎:「おい」少し、動揺した様子で「……信じて構わねえんだな?」/
    神矢昴:「大丈夫だ。プランナーに駒にされた記憶を失うだけさ」はっきり断言する/
    桃井 徳郎:「………」ふー、と息を吐きながら。神矢に赤い石を投げ渡す。
    桃井 徳郎:「……あの浮世離れした嬢ちゃん毎回ムカつかせるお前を見るのは面白そうだな」ケラケラ笑いながら答えた。/
    神矢昴:「まったくだ」つられて嗤う/
    田中誠二郎:「ちょ、ちょっと待った」
    田中誠二郎:「『プランナー』に関する記憶を失っていくって……UGN的にちょっとまずいんじゃないか?」/
    桃井 徳郎:「UGNだからこそ・・・・・いいんじゃあねえかあんちゃん。あそこはお優しい仲間がいっぱいいンだぜぇ」
    神矢昴:「ボクはイリーガルだし、毎回説明を受けられるから大丈夫だよ」/
    桃井 徳郎:「……今後それを忘れる神矢をカバーする味方なんざわんさかいんだろ……気にしねえでいいと思うぜぇ」/
    神矢昴:「そういうこと。だから、田中さんが心配してくれなくても構わないんだ」ニッコリ笑う/
    田中誠二郎:「そ、そうか……?」
    田中誠二郎:「一応、繰り返しておくけど、記憶が消えていくのは、前から関わりがある相手固定ロイスへの感情を代償にした場合の話だ」
    田中誠二郎:「俺たちくらいの短い付き合いなら、多分そこまで影響はない……と思う」
    田中誠二郎:「どうしても消したい感情と記憶っていうなら別だけど、一応頭に入れておいてくれ」/
    神矢昴:「うん。その上で選んだんだ。せっかくだから、前を向いて進もうってね。いつまでもミストルティンにされたことを引きずってても仕方ないし」
    神矢昴:「桃井くんも田中さんも、いい人だからね。覚えておきたいよ」/
    桃井 徳郎:「前に進むための手段……」にっ、と田中に笑いかけながら「だそうだ、心配いらねえってよあんちゃん」/
    田中誠二郎:「……そうか。ありがとう」 そう言い切られてしまっては、言い返せない。/
    GM:では
    GM:ロイス取得、購入があれば/
    GM:シーンエンド!
    田中誠二郎:どっちも無しかな。購入は自分の分はないです。挑戦してほしいものあれば言ってください。
    神矢昴:ロイスはレーシュへ
    神矢昴:”エクスペリメンター”レーシュ P執着/N憎悪●
    神矢昴:買い物はなしでいいか
    桃井 徳郎:追加はありませんが神矢君の感情を おもしれー真面目野郎〇/望んで貧乏くじ引く癖だけいただけねぇ に変えます
    桃井 徳郎:一応またブルゲ狙い
    桃井 徳郎:4dx>=20
    DoubleCross : (4DX10>=20) → 10[4,4,10,10]+8[5,8] → 18 → 失敗

    桃井 徳郎:おお?
    桃井 徳郎:財産3点あるし……ここは成功させちゃうか!残り1点にしてGET
    田中誠二郎:おおー
    桃井 徳郎:両方完了

    ミドル5 ある決断


    GM:ミドル5 ある決断 シーンプレイヤー HO1 その他登場 この場では任意/
    桃井 徳郎:出るよ
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(85 → 92)
    神矢昴:1d10+90 侵蝕率
    DoubleCross : (1D10+90) → 6[6]+90 → 96

    田中誠二郎:でよ
    田中誠二郎:95+1D10
    DoubleCross : (95+1D10) → 95+2[2] → 97

    GM:ーーー厄災は『追うもの』を襲うが、その逆には機能しないと有馬は仮説を立て
    GM:星霞を、君達は呼び出すことに決めた。昴、君はN市のどこに彼女を呼ぶ?/
    神矢昴:そうだね――N市高校の門前にでも呼び出します。「大切なことを話したいんだ」といって。いざとなればグラウンドで戦闘すれば周辺被害も少ないだろうという目算です/
    神矢昴:時間は夜ね/
    GM:はーい
    GM:ーーさて、
    GM:ーー昴、君は校門で彼女を待ち
    有馬智美:「う、うまく行きますかね……?」
    有馬智美:少し不安そうな有馬と君たち二人は、近場でそこを覗いていた。/
    有馬智美:近場のそこ、がどこかは君たち二人の任意だ。/
    田中誠二郎:「ああ……上手く行かないと困るな……」
    田中誠二郎:「もし、神矢くんとの会話で『エミールセレクター』が出ない場合は……」
    田中誠二郎:「少し────『極端に不幸』だってくらい、怖い目に会ってもらう必要があるかもしれないし……」 そう言いながら、蝙蝠の耳で聞き耳を立てている。/
    桃井 徳郎:「……気が進まねぇ話だなぁ……もちろんおれだって星霞の奴を不幸にしてぇ訳じゃねえんだが……」やきもきした顔で傍に隠れてる
    田中誠二郎:「『幸運』に関しては神矢くんじゃないとね……」/
    桃井 徳郎:「クソーッ……星霞の奴、ウェイトレスの出すお冷みてぇにサービス感覚でエミールセレクターをひょいと差し出せってんだ!」無茶言うな/
    田中誠二郎:「ははは……」/
    GM:ーーさて、昴
    GM:服用は、今この時だ
    GM:嚥下し、代償を払い、力を得よ/
    神矢昴:賢者の石を飲み込む。
    神矢昴:代償はプランナーとの記憶。
    神矢昴:そして力は、エミールセレクターの究極存在を断ち切る力/
    GM:侵蝕率を上げてください/
    GM:そして、行動値+10
    神矢昴:2d10+96
    DoubleCross : (2D10+96) → 5[3,2]+96 → 101

    GM:安い!
    GM:ーーーそして
    GM:彼女が現れた
    星霞沙友理:「……あ」
    星霞沙友理:「神矢くん……」
    星霞沙友理:その顔には大いなる疲弊が見える。無理もないだろう
    星霞沙友理:それでも、キミを見る目には喜びと思いがある、
    星霞沙友理:「……それで、私に……な、なに?」
    星霞沙友理:君の答えは自由だ/
    神矢昴:「――ずっと考えていたんだ。だけど、結論が出た」
    神矢昴:「ぼくは――キミが、好きだ。大好きだ。だからキミを守りたい。ずっと、一緒にいたい」瞳を見つめ、まっすぐに、語りかける/
    星霞沙友理:彼女は、その言葉を理解できなかったようだ
    星霞沙友理:呆然として、
    星霞沙友理:君を見返している/
    神矢昴:そのまま沙友理の身体を抱いて、口づけする/
    桃井 徳郎:「……ほー、やりやがる……!」拳を握って、賞賛を小声で投げかける/
    星霞沙友理:「………!!!!???」
    星霞沙友理:ーーーその眼が驚愕に見開かれ
    星霞沙友理:眼差しは蕩けるように
    星霞沙友理:誰が見てもその顔は
    星霞沙友理:ーーー幸せ・・
    GM:君たちは、途方もない重力の乱れを感じた。世界の法則が狂う
    GM:理が、乱れる。
    GM:ーーーじゃらり
    GM:じゃらり、じゃらり、じゃらり!
    GM:鎖の音色が響くと共に、
    GM:星霞はくたりと君に倒れ込み
    GM:彼女から浮かび上がるように、それが現れた


    GM:重い
    GM:でかい
    GM:目に見えて重いそれは、文字通り視線を集めずにはいられない
    GM:それは重力の化身であり、運命そのもの。
    GM:それは
    エミールセレクター:「ーー始めまして、と言うべきでしょうか」
    エミールセレクター:「私が、エミールセレクターーーあなた達にもそう呼ぶことを許しましょう」/
    桃井 徳郎:「………ウワーッ!?!?!?!?!?!?」想定外のモノが現れて流石に間抜けな声が出た
    桃井 徳郎:「あんちゃん……!!」あまりの衝撃に横の田中を見ながら"それ"を指さす
    桃井 徳郎:「なにあれ!??!?!?!?!」語彙が少なくなっていた。
    田中誠二郎:「デッカ……はっ」 慌てて口を噤む/
    桃井 徳郎:「マジでなにあれ!!!!!」だいぶ錯乱している、その巨大すぎる質量に!!!/
    田中誠二郎:「で、出たな……アレが『エミールセレクター』……!」 なんとかカッコつけようとしている。/
    桃井 徳郎:「答えてくれよあんちゃん!!!!!」無茶言ってやるな/
    神矢昴:「エミールセレクター――もうこれ以上、キミの進む道はない。キミはここで、止まるんだ」はっきりと断言し、彼女の存在を否定する/
    桃井 徳郎:「神矢まで!!!……もしかしておれがおかしいのか!?おめーら本当にアレに対してなんも言う事はねえのか!?」混乱している/
    エミールセレクター:「ーーーああ、なるほど」
    田中誠二郎:「や、やめろ。変に突っ込むとヘンな空気になるだろ……!!」/
    エミールセレクター:「あなたはプランナーを斬り捨てた・・・・・
    エミールセレクター:「この具象体を見れば、多くは笑い、侮り、時に淫欲を向ける」
    エミールセレクター:「ーーそれが欠片もないということは、彼女をモデルとした私にも、あなたはプランナーを感じているということでしょう」
    エミールセレクター:「ーーそして、私を呼び起こしたということは」
    エミールセレクター:「運命を早める覚悟は出来ているということですね」
    エミールセレクター:凄烈なるレネゲイドの奔流が散るーー滅びぬ存在が
    エミールセレクター:絶対安全権から、運命という名の絶対を君たちに叩きつけようとする
    GM:ーーさぁ
    GMブチかませ・・・・・/
    神矢昴:では、神殺す刃をエミールセレクターに突き立て、賢者の石の効果で〈究極存在〉を打ち消します/
    神矢昴:「ボクには、あなたは必要ない」プランナーのロイスを昇華させる。走馬灯のように流れる記憶が、遠ざかっていくのを感じる。
    神矢昴:そのまま、賢者の石の効果をもって、エミールセレクターの〈究極存在〉の根源――運命という概念を操作する能力の全て、あるいは一部に、神殺す刃を突き立てた/
    エミールセレクター:運命は変わらない
    エミールセレクター:決して
    エミールセレクター:昨日の後に明日が来るように
    エミールセレクター:昨日と今日、今日と同じ明日
    エミールセレクターそんなものはどこにもない・・・・・・・・・
    エミールセレクター:全ては突破されていく
    エミールセレクター:「あえ」
    エミールセレクター:理解できないものを見た彼女は、破裂した
    エミールセレクター:そしてーー悍ましいものとして、再構築された
    エミールセレクター:喉も無く顔もなく乳も無く
    エミールセレクター:それは運命の濃縮、あるいは集合体。
    エミールセレクター:ーー重力を司る魔眼・・の塊だ
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーーー」
    『エクスペリメンター』レーシュ:一つの影が降りる
    『エクスペリメンター』レーシュ:「あなた達の死を、見に来たのですが」
    『エクスペリメンター』レーシュ:その顔は笑っている。その眼は笑っていない
    『エクスペリメンター』レーシュ:「その、つもりだったのですが」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーーやってくれたな・・・・・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:エミールセレクターの姿のように、暗いものが、キミを見ていた。/
    桃井 徳郎:「ギャッハッハッハッハ!!ざまあねえなぁレーシュゥ!!!」ゲラゲラ笑いながら飛び出す桃井!
    桃井 徳郎:「へっ、最初は"都築の野郎ちいせぇと言われたからって本当にデカくなって出てくるこたぁねえだろ"とか言いたい事はいっぱいあったが!」
    桃井 徳郎:「神矢がみごとやりやがったぜ!そしててめーのニヤケ面が消えたッ!」
    桃井 徳郎:「こんなにスカッとする事はねぇぜ───ッ!!!後はてめーらをぶちのめせばもっとスカッとするかもなァ~~~!!!」/
    田中誠二郎:「ホッとしたよ……ようやくわかりやすい状況になった」
    神矢昴:「そうだ。まだキミたちという脅威は残っている。倒す」真正面からレーシュを見つめる。その瞳には憎悪が渦巻いている/
    田中誠二郎:「終わりが見えてきたな、この状況も……」 桃井に次いで姿を現し、並び立つ。/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーーいえ、いえ、いえ、いえ」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「何も変わりません、何も終わりません、ええ」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「あなた達を殺せばいい、しかも、それは今で無くてもいいーー!!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:瞬間退場Ⅱ
    GM:エミールセレクターとレーシュは、逃げた
    田中誠二郎:「あっ」/
    桃井 徳郎:「……ああっ!?逃げやがった!!……クッソこれからおれらでフクロにしちまう段取りが!!」/
    有馬智美:「あ、あのー……」
    神矢昴:「まだ計画を続けるつもりか……っ」悔しそうに歯噛みする/
    桃井 徳郎:「なんだ有馬!こんな時に!」/
    有馬智美:「目撃証言・・・・でました……」
    有馬智美:彼女の見せたスマホには、SNSに映り、そして即座にまた姿を消すレーシュ
    有馬智美:次々と、レーシュは見つかっていく
    有馬智美:「………運命っていうものが、乱れたから」
    有馬智美:星霞を見て
    有馬智美:「ーー逆風が、吹いたんでしょうか……何にせよ」
    有馬智美:「追いかけられそうです・・・・・・・!」/
    田中誠二郎:「ありがとう有馬さん!」
    田中誠二郎:「しかしこの状況でよく目撃証言の確認なんて……俺よりよっぽど探偵向きかもな」/
    桃井 徳郎:クッ、クッ、と笑いを零しながら「……景気いい話よこしてくれるじゃあねえか、よぉ田中のあんちゃん。有馬は結構いい探偵助手に育っちまうんじゃあねえかな」/
    有馬智美:「え、いや……こっち向けのSNSを見たら、偶然に出て、それが続いてる・・・・んですよ。怖いぐらいに」/
    神矢昴:「運命の逆流か――好機だ! 追う! そしてとどめを刺す! 絶対に沙友理さんにしたことを後悔させてやる!」感情の高ぶりを見せる/
    田中誠二郎:「わかってるよ。不運・・だろ」
    田中誠二郎:「俺が言ってるのは、よくSNSを確認しようと思ったなってとこ」
    田中誠二郎:「それじゃあ行こう……っと、その前に星霞さんの様子は!?」/
    桃井 徳郎:「神矢!コイツの体調は!?」一番近い彼に呼びかける/
    GM:無事だ
    GM:幸せそうに寝息を立てている。/
    神矢昴:「――大丈夫だ、問題はない。運命の呪縛がないから、救急車を呼んでも問題ないはずだ。ボクたちは、追える間に、レーシュを追うべきじゃないか?」もちろん救急車が来ても追えるなら待つ/
    桃井 徳郎:「へっ、だったら場所だけ伝えておれらで追いかけ始めちまわねえか?」
    有馬智美:「じゃあ、私が付き添います!」
    桃井 徳郎:「根本の原因であるあのクソヤロー共を早めにぶちのめしてやったほうが全員健康になりそうだしよ~~~ッ!」/
    有馬智美:「所長にあいつの居場所は送り続けるので、追いかけられるはずです!」/
    田中誠二郎:「ありがとう、頼んだ!」/
    桃井 徳郎:「後任せたぜ、有馬!」/
    神矢昴:「よろしく頼むよ!」/
    GM:では
    GM:シーンエンド!! ロイス 購入 ラストです!
    田中誠二郎:うーん……どうしようかな……
    神矢昴:購入、ロイスともになし!
    田中誠二郎:取っておくか、有馬さんに
    田中誠二郎:有馬智美 ○信頼/不安
    桃井 徳郎:いいですね
    神矢昴:買える程度のものでレーシュの攻撃は防げないから……()
    田中誠二郎:購入は無し!
    桃井 徳郎:もうブルゲ買っちまったからな……これ以上いいのが手に入るヴィジョンが思い当たらないぞ
    桃井 徳郎:なし、ロイスはエミールセレクターに取ります
    桃井 徳郎:エミールセレクター デカすぎる……/ビビらせやがって!ケッ!〇

    クライマックスフェイズ『運命を超える者たち』


    GM:クライマックスフェイズ『運命を超える者たち』 全員登場!
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(92 → 97)
    田中誠二郎:97+1D10
    DoubleCross : (97+1D10) → 97+9[9] → 106

    田中誠二郎:うおっ
    神矢昴:1d10+103 侵蝕率
    DoubleCross : (1D10+103) → 3[3]+103 → 106

    田中誠二郎:オソロ♡
    桃井 徳郎:こんなことってあるんだ
    GM:――君たちは、追った。
    GM:いや、ただ向かっただけだ。
    GM:有馬が指示する方向に。それはもう、追跡ではなかった。
    GM:――送られてくる情報、その全ての予測が
    GM:君たちが、レーシュ達の到達点に先回り・・・していることを意味していた。
    GM:運命の追い風が吹いている――
    GM:そして
    GM:――無貌のそれを引き連れた、それは。
    GM:一切の喜悦を内包しない、仮面のような笑みで、待ち受ける君たちに気付く。
    『エクスペリメンター』レーシュ:「―――あの獣が、ノイマンのトライに目覚めて予測を。いや、まさか、これは……!?」
    『エクスペリメンター』レーシュ:喜びの代わりに浮かぶものは、畏れである。行き止まりに気付いたような――/
    桃井 徳郎:「……よーぉ、レーシュ。風船野郎もお揃いかい。さて、さて……とうとう年貢の納め時がやってきたようだなァ~~~ッ」
    桃井 徳郎:「今向かい風にいンのはてめーらの方だって流石にもう気付いてもいい頃合いだべ?……逃げられねえってこった」
    桃井 徳郎:「今度は逃がさねえし、もうてめーにはおれらをどうする事も出来ねえって訳だ!!腹が決まったかぁ?おれにブチのめされる覚悟はよォォォ~~~!!!」/
    田中誠二郎:「実験はおしまいだ『エクスペリメンター』。もう変化はないぞ、神矢くんが幕を閉じてくれた」/
    神矢昴:「ああ。そしてここで、キミも終わりにしてやる」決意を込めた声で/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「――――いいえ、終わりません。私はまだ見たりない・・・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:「死を! あらゆる全ての死を!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「生命は星に溢れ星の世界には無限の生があり、無限の死が生まれでる!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「私はそれを見るためにこそ、姫に選ばれた! それが私の運!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「こんなところで終わる不運など――ありえない!」/
    神矢昴:「運の尽きだ。運命を左右する力を用いた結果が、これとは皮肉だね」/
    桃井 徳郎:「そういうこった。死ぬならテメーが死にな!!おれらはあいにくテメーの欲望のために死ぬ予定は今後もカレンダーに書く気はねえ!!」/
    田中誠二郎:「全部終わらせてやる、そんな腐った運命論!」/
    『エクスペリメンター』レーシュ:――それは、笑った
    『エクスペリメンター』レーシュ:だが、その笑みの質は全くこれまでと違う
    『エクスペリメンター』レーシュ:悪運に見舞われた存在はどうなる?
    『エクスペリメンター』レーシュ笑うしかないのだ・・・・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:「―――――キ」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ケヒャァ~!!!!!!!!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:獣のように叫ぶそれから、世界に対する悪意が露出する!
    『エクスペリメンター』レーシュ:衝動判定! 成功値7
    桃井 徳郎:3dx>=7
    DoubleCross : (3DX10>=7) → 6[5,5,6] → 6 → 失敗

    桃井 徳郎:ウワーッ、暴走
    田中誠二郎:5dx+2
    DoubleCross : (5DX10+2) → 9[2,4,5,9,9]+2 → 11

    神矢昴:4dx+3>=7
    DoubleCross : (4DX10+3>=7) → 10[3,5,8,10]+6[6]+3 → 19 → 成功

    田中誠二郎:106+2d10
    DoubleCross : (106+2D10) → 106+10[6,4] → 116

    神矢昴:2d10+106 侵蝕率
    DoubleCross : (2D10+106) → 14[9,5]+106 → 120

    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を2D10(→ 13)増加(97 → 110)
    GM:エンゲージ分割は、上!中!下! それぞれの距離は5m!
    GM:演出に関しては判定およびバクトラ終了後!
    GM:ではーー
    GM:戦闘 開始!
    桃井 徳郎:仕留めてやらぁッ
    GM:セットアップ!! PCから! ない人はないって言ってね!
    神矢昴:なしです
    田中誠二郎:セットアップ:蹂躙する蹄4+フルパワーアタック3 侵蝕+6 R中攻撃力+15、戦闘移動・全力移動・離脱をおこない一角鬼を用いた攻撃の場合さらに+12。行動値0
    田中誠二郎:侵蝕116→122
    桃井 徳郎:お、ブルゲ使うとエミールセレクターより早く動けるぞ
    桃井 徳郎:セットアップはブルーゲイルの使用を宣言!行動値+5 侵蝕+5
    GM:では!
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を5増加(110 → 115)
    桃井 徳郎:桃井 徳郎のイニシアチブを5増加(3 → 8)
    『エクスペリメンター』レーシュ:Eロイス『殺戮衝動』
    『エクスペリメンター』レーシュ:クリナップ時に倒れてると……死ぬぜ!
    田中誠二郎:ひええ
    桃井 徳郎:必ず復活する事が求められる……
    神矢昴:やられる前にやるしか
    GM:では、イニシアチブ!
    GM:どうぞ!
    桃井 徳郎:まずは田中さんのアレかな
    神矢昴:イニシアチブプロセスはなし!
    田中誠二郎:あります!
    田中誠二郎:イニシアチブ:恐れる獣の咆哮2 侵蝕+4 至近・範囲(選択)対象。R中対象の判定+4D。組み合わせ不可。シナリオ3回
    田中誠二郎:というわけで、PÇエンゲージの皆は俺含めてR中判定ダイス+4されます。
    田中誠二郎:侵蝕122→126
    GM:ケヒャ~っ(悲鳴
    GM:では、ケヒャルまん……いくぜ!
    桃井 徳郎:だが、先にアップした神矢君が先だ
    GM:そんな都合の良いことがあると思ったか? お前のようなやつに
    GM:そう
    GM:昴くん! 君は力を得ているのだ!
    GM:いけーっ!
    神矢昴:マイナーで神殺す刃を作成
    メジャーで形なき魔剣+デュアルミラージュ+絶影後、オーバーロード+ファイナルストライク

    神矢昴:対象レーシュ!
    神矢昴:10dx+38 命中
    DoubleCross : (10DX10+38) → 10[1,1,3,4,6,7,8,9,10,10]+6[2,6]+38 → 54

    神矢昴:ちなみにドッジダイス-8
    田中誠二郎:えっぐ
    『エクスペリメンター』レーシュ:ガード! そして……
    『エクスペリメンター』レーシュ:オートアクション 無尽の防壁!
    『エクスペリメンター』レーシュ:ダメージ4d10!
    『エクスペリメンター』レーシュ:本来はそちらの判定が先だけど
    『エクスペリメンター』レーシュ:計算が楽になるから先にこっちガード値だすから、固定値からそれを引いてくれ!
    『エクスペリメンター』レーシュ:4d10
    DoubleCross : (4D10) → 26[6,7,5,8] → 26

    『エクスペリメンター』レーシュ:どうぞ!
    神矢昴:引いても基礎攻撃力40あるんですよね
    『エクスペリメンター』レーシュ:けひゃっ(可愛くない悲鳴)
    神矢昴:5d10+40 ダメージ(ガード値差し引き分)
    DoubleCross : (5D10+40) → 28[2,10,1,7,8]+40 → 68

    『エクスペリメンター』レーシュ:68ダメージ!
    『エクスペリメンター』レーシュ:というわけで、次は桃井くんだ!
    桃井 徳郎:おうよ
    桃井 徳郎:さーてどっち狙おうかな
    桃井 徳郎:レーシュはある程度ダメージ受けてるしここはエミールセレクターに"アレ"をぶつけようかな
    桃井 徳郎:まあまあな期間ダブルクロスやってて、まだ一度もやった事のないアレを
    桃井 徳郎:それとはすなわち、マイナー!破壊の爪 完全獣化!素手の攻撃力20かつダイス+6!
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を9増加(115 → 124)
    桃井 徳郎:メジャー!!コンボ:ヘル・ロケッティア コンセントレイト:ハヌマーン+一閃+神獣撃+ギガンティックバイト
    エミールセレクター:オット!
    エミールセレクター:そちらも切り札ならば、こちらも切り札だぜ!
    桃井 徳郎:なんだとっ
    エミールセレクター:オートアクション『運命の鎖』 組み合わせ 脅威存在
    エミールセレクター:LV……8!
    エミールセレクター:達成値が24以下だと、無効化されるぜ!
    桃井 徳郎:なるほどな、達成値を24なんとしても超えないといけないって訳だ
    エミールセレクター:そう!
    桃井 徳郎:これはとことんまでやるしかなくなってしまったな、エミールセレクターのエンゲージに入った所で白兵攻撃をする際に宣言!
    桃井 徳郎:まずオートアクション リミットリリース!この判定のC値を-1したあげく下限値を5に変える!だがそこに
    桃井 徳郎:Dロイスの効果賢者の石を発動!!C値の下限を2にした上で-2する!
    桃井 徳郎:これでコンセLV4で6,
    桃井 徳郎:リミットリリースで5、賢者の石で3まで下がったわけだがここまで来たらもう使ってしまおう
    桃井 徳郎:エミールセレクターのロイスをタイタスに変えてさらにC値-1!
    桃井 徳郎:C値……破格の2だ!!
    エミールセレクター:無貌の恐怖! こい!
    桃井 徳郎:うおぉぉ~~!!田中のあんちゃんのダイスも含めるのを忘れずに……いくぞっ!
    桃井 徳郎:18dx2+2
    DoubleCross : (18DX2+2) → 10[1,2,2,2,3,3,3,3,4,4,6,6,7,8,8,9,9,10]+10[2,3,3,3,4,5,5,5,6,6,7,8,8,8,9,10,10]+10[1,2,3,4,5,5,6,7,7,7,8,8,9,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,2,4,4,6,7,7,7,8,8,9,9,10]+10[1,1,2,4,4,5,5,5,7,7,8,8,9,10]+10[1,2,2,2,2,3,4,5,7,8,8,9]+10[3,5,6,7,7,8,8,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,6,7,7,7,7,8,10]+10[2,3,4,5,6,7,8,8,10]+10[2,2,2,3,3,9,10,10,10]+10[1,2,2,2,3,4,6,6,9]+10[1,2,3,5,6,6,6,9]+10[2,5,6,6,7,7,8]+10[1,2,2,4,4,8,10]+10[2,5,5,6,8,8]+10[2,2,4,5,7,9]+10[4,5,6,7,7,7]+10[1,4,4,6,7,8]+10[2,6,8,8,9]+10[3,6,8,8,10]+10[3,4,5,6,7]+10[1,3,4,9,10]+10[1,4,5,10]+10[3,3,6]+10[6,8,10]+10[1,1,6]+10[4]+10[5]+10[2]+10[7]+10[4]+10[8]+10[5]+10[7]+10[10]+10[8]+1[1]+2 → 363

    田中誠二郎:ヒューッ!!!
    桃井 徳郎:これが、これが!
    桃井 徳郎:これがC2砲だ!!
    神矢昴:こわっ
    桃井 徳郎:24なんてよォォォ~~~ッ、とっくに超えちまっているようだなァ~~~
    エミールセレクター:悪あがきだ、グラビデティガード!
    エミールセレクター:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 7[4,2,1] → 7

    エミールセレクター:こ、幸運!!
    田中誠二郎:7/30w
    桃井 徳郎:どうやら運はこのおれの方に向いているようだな
    エミールセレクター:7引いて……ダメージを!
    桃井 徳郎:この場合37d10なのか、覚えるの難しいな
    桃井 徳郎:しかもここに神獣撃の6dも混じってるんだぞ
    桃井 徳郎:固定値も破壊の爪で20に加えてギガンティックバイトでもう20追加して……こうなる!
    桃井 徳郎:37D10+6D10+20+20
    DoubleCross : (37D10+6D10+20+20) → 232[8,7,2,10,1,8,8,10,4,4,9,10,6,6,6,3,10,2,9,5,9,10,1,9,7,3,9,5,3,9,9,4,1,7,3,8,7]+32[9,7,7,3,2,4]+20+20 → 304

    田中誠二郎:www
    桃井 徳郎:これに7をひくと
    桃井 徳郎:297ダメージか!
    エミールセレクター:ぐしゃっ
    エミールセレクター:蘇生エフェクトなぞはない! ケヒャも蘇生などはさせない!
    エミールセレクター:だが……ロイスボムを使ったことは、どうなるかな!?
    桃井 徳郎:なにっ
    『エクスペリメンター』レーシュ:では、ケヒャの手番だ!
    『エクスペリメンター』レーシュ:マイナー 神へと至った悪意
    組み合わせ
    生命変換の鎖+猛毒の雫+オリジン:ヒューマン

    『エクスペリメンター』レーシュ:邪毒LV5(ダメージ15)
    メインプロセスの攻撃が命中したらHP10回復
    シーン中達成値+7

    『エクスペリメンター』レーシュ:メジャー 大いなる死
    組み合わせ
    コンセ+理外の法則+絶対の狂気+死を告げる鎖+ポイズンフォッグ+アウトレイジ

    『エクスペリメンター』レーシュ:シーン攻撃!
    桃井 徳郎:桃井 徳郎の侵蝕率を16増加(124 → 140)
    『エクスペリメンター』レーシュ:ターゲットは無論全員!
    桃井 徳郎:シーンだとっ!
    田中誠二郎:ぐえーっシーン!
    神矢昴:つらい
    『エクスペリメンター』レーシュ:26dx7+11
    命中した対象はラウンド中 ガードとドッジ不可能
    DoubleCross : (26DX7+11) → 10[1,1,1,1,1,1,2,2,2,2,3,4,5,6,7,7,7,8,8,8,8,9,9,9,9,9]+10[2,2,3,3,5,6,7,8,9,9,9,10]+10[1,3,4,8,8,10]+10[1,7,8]+10[9,10]+2[2,2]+11 → 63

    神矢昴:6dx+1 回避
    DoubleCross : (6DX10+1) → 10[3,5,8,9,10,10]+5[4,5]+1 → 16

    神矢昴:命中!
    桃井 徳郎:完全獣化解けてるので田中のあんちゃんの+だけで立ち向かうしかないか
    田中誠二郎:まだ完全獣化してなーい
    桃井 徳郎:12dx+1>=63
    DoubleCross : (12DX10+1>=63) → 8[1,2,2,2,3,4,4,6,6,6,7,8]+1 → 9 → 失敗

    田中誠二郎:11dx>=63
    DoubleCross : (11DX10>=63) → 10[1,2,3,4,5,6,9,9,10,10,10]+2[2,2,2] → 12 → 失敗

    桃井 徳郎:つーか、そうだ!
    桃井 徳郎:暴走してたわ、どっちみち命中だ
    『エクスペリメンター』レーシュ:7d10+21
    DoubleCross : (7D10+21) → 46[9,5,5,7,7,7,6]+21 → 67

    田中誠二郎:ぎゃもっ
    『エクスペリメンター』レーシュ:装甲無視 邪毒LV5!付加
    桃井 徳郎:グベェー
    桃井 徳郎:桃井 徳郎のHPを0に変更(31 → 0)
    桃井 徳郎:"死"
    『エクスペリメンター』レーシュ:更にHP10回復!
    神矢昴:辛い
    田中誠二郎:戦闘不能、谷さんのロイスをタイタス化、昇華して復活します。 HP14
    桃井 徳郎:ならば、ここは田中のあんちゃんのロイスをタイタスにして昇華復活するしかねえか……HP15で復活
    桃井 徳郎:桃井 徳郎のHPを15に変更(0 → 15)
    神矢昴:レーシュのロイスをタイタス昇華!
    『エクスペリメンター』レーシュ:そして! 君たちがレーシュの攻撃を受けたこのタイミングで!
    『エクスペリメンター』レーシュ:オートアクション 予告された終焉✕3! 負けたら確定死亡だぜ!
    『エクスペリメンター』レーシュ:さらに、さらに、レーシュの最後の切り札を斬る!
    『エクスペリメンター』レーシュ:知っていたかな?
    『エクスペリメンター』レーシュ:ゼノスネットワークで取れるエンブレムは……3つ!
    『エクスペリメンター』レーシュ:エンブレムアイテム✛モナリザの微笑を宣言
    『エクスペリメンター』レーシュ:Eロイスと共に使うこいつは、クリ-3!
    『エクスペリメンター』レーシュ:ここからは……ドッチ時のクリティカル値が7となる!
    『エクスペリメンター』レーシュ:ケヒャヒャーッ!
    神矢昴:ゲェッ
    『エクスペリメンター』レーシュ:というわけで田中さんどうぞ
    田中誠二郎:行くぜーっ
    田中誠二郎:ドッジC7やめてね
    田中誠二郎:マイナー:一角鬼2+完全獣化2 侵蝕+9 素手のデータを【攻撃力+9 G+1 5m】に変更。シーン間【肉体】を使用した判定+4d。素手以外のアイテム装備・使用不可
    田中誠二郎:メジャー:一閃2+コンセントレイト:ハヌマーン4 侵蝕+4 4+3+4+4dx7+4 攻撃力+15+12+9 全力移動後に攻撃。攻撃の成否に関わらず移動は行われる。離脱不可
    田中誠二郎:レーシュのエンゲージに突っ込んで攻撃!
    『エクスペリメンター』レーシュ:コイーッ! 妨害はない!
    田中誠二郎:えーとマイナーで侵蝕126→135 で、DB1個増えて
    田中誠二郎:16dx7+4
    DoubleCross : (16DX7+4) → 10[1,1,1,1,2,3,4,4,5,5,7,8,8,9,9,10]+10[5,5,7,7,7,10]+10[1,6,6,7]+10[8]+4[4]+4 → 48

    『エクスペリメンター』レーシュ:ドッジ
    『エクスペリメンター』レーシュ:10dx7+1
    DoubleCross : (10DX7+1) → 10[1,2,5,5,5,6,6,6,6,9]+3[3]+1 → 14

    『エクスペリメンター』レーシュ:う、運命~
    桃井 徳郎:どうやら運は田中のあんちゃんの方にあったようだぜーっ!!
    『エクスペリメンター』レーシュ:ダメージ判定をどうぞ!
    神矢昴:だな!
    田中誠二郎:5D10+15+12+9
    DoubleCross : (5D10+15+12+9) → 38[3,7,10,9,9]+15+12+9 → 74

    田中誠二郎:かなり良い出目!
    『エクスペリメンター』レーシュ:こいつのHPは43……
    『エクスペリメンター』レーシュ:ば、ばかな、このレーシュが
    『エクスペリメンター』レーシュ:Dロイスもない普通なんぞに敗けるはずが……
    『エクスペリメンター』レーシュ:敗けました!!!!!!
    田中誠二郎:やったーっ
    田中誠二郎:侵蝕126→135→139
    桃井 徳郎:ギャッハッハー!
    神矢昴:一時はどうなることかと思った

    演出

    『エクスペリメンター』レーシュ:笑み、ただただ、笑み。
    『エクスペリメンター』レーシュ:それは底知れぬ恐れと悪意を拡散する、偽神という名の厄災であった。
    『エクスペリメンター』レーシュ:笑みから撒き散らされる悍ましきレネゲイドが、君たちの衝動を揺さぶるーー!/
    神矢昴:「――!」おぞましい衝動。しかし改変攻撃を受けたときとは違う、ただ、制御できるだけのモノ。
    神矢昴:「――耐えて、見せる!」壊れない魂アンブレイカブルの異名の通り、精神力を振り絞り。
    神矢昴:衝動と向き合い、そして――克服した・・・・/
    桃井 徳郎:「くそが~~~~ッ!!キィキィ喚いてんじゃねえこのジャーム野郎が~~~ッ!」反対に、やはり気質の差か?
    桃井 徳郎:「おれはてめぇらのそのレネゲイドをバチバチさせる力がでぇっきれぇなんだよぉ~~~ッ!!食らうたびにおれの体ン中で暴れやがるからな~~~!!!」
    桃井 徳郎:「ふざけやがってぶちのめしてやる!!!」暴走している!……らしい。そもそも気質が常に狂暴なのでいつ暴走してないのかがわからない/
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーーーそして、君たちの中に染み入るレネゲイドは
    『エクスペリメンター』レーシュ絶滅・・のレネゲイド。君たちに安息を許さない。
    『エクスペリメンター』レーシュ倒れれば、死ぬ・・・・・・・。当たり前の摂理が君たちを襲う、君たちは死ぬまで戦わなければならない。
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーーしかし、されど。
    『エクスペリメンター』レーシュ:それを踏み越え、君たちに力を齎す獣が、いる/
    田中誠二郎:「AAAAAAAAAAAhhhhhhhhh────!!!!!!!!」
    田中誠二郎:その悍ましきレネゲイドの侵蝕に、田中誠二郎は、叫んだ。
    田中誠二郎:それは痛みを伴う戦闘、そして『死』に対する極めて当然な恐怖の叫びであり
    田中誠二郎:────彼自身が、それ・・を完全に制御していることを表していた。
    田中誠二郎:叫び声は、神矢と桃井の────彼ら自身ではなく、彼らのレネゲイドウイルス・・・・・・・・・・・・の恐怖をも喚起させ、より従順にさせる。/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーーッ! 私の死を、恐れで……!?」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ケ、ケヒャッ! 死を超えるのは死を想うメメント・モリ、恐れだとでも言うつもりですか!?」/
    田中誠二郎:「何言ってんだかよくわかんねえけど多分違うぜ!」 とりあえず否定しておく。/
    桃井 徳郎:「おおっ」一瞬、背筋が身震いするような感覚。その後にやってくる体の中の静けさが染み入る感覚を肩を回して確かめる「こいつぁいいぜ」
    桃井 徳郎:「イライラする感覚まで消えはしねえが……しっくりきやがる!妙な気分だ……体に走った"恐れ"がおれの力をより研ぎ澄ますなんてよ……」
    桃井 徳郎:「変わった力を持ってるな田中のあんちゃん!……あんがとよ」軽く会釈して、構える。/
    神矢昴:「――死は誰にも訪れる。でも、今日はその日じゃない。キミに倒されるなんて、まっぴらごめんだ」冷徹な口調で告げる。
    神矢昴:「死ぬのはキミだ、レーシュ! 必ずキミを倒す! そして、未来を勝ち取る!」/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ほざきなさい、プランナーのコマ! 無限の謀略を織りなす砂粒一つに、何が出来る!」/
    神矢昴:「できるさ、プランナーの駒なんてさっき返上した。そして――砂粒同然の存在だとしても、それが致命打になることだってある」
    神矢昴:「ん、うぉぉぉぉっ!」胸から長大な両手剣を引き出す。体内の魂のろで錬成された魔剣は、ひときわ鋭い光を放っていた。
    神矢昴:頭がチリチリする。あの賢者の石を使ってから、一時的にだと思うが時間が緩やかに過ぎていく。
    神矢昴:レーシュの動きも、手に取るように明らかだ。だから――
    神矢昴:「コレが、ぼくの、全力だ!」荒ぶるレネゲイドの働きそのままに大剣を振りかざし、そして衝撃波を放つ。
    神矢昴:分身からのふたつの衝撃波は、レーシュをXの字に切り裂く。だが、全力を出した反動で魔剣は折れ、自身も肩で息をついている/
    『エクスペリメンター』レーシュ:ミストルティンとモルフェウスの、唯一にして絶対の違いとはなにか
    『エクスペリメンター』レーシュ:それは、モルフェウスは罹患者の意思を叶える為の力であるが
    『エクスペリメンター』レーシュ:ミストルティンは神を殺すという目的こそが先にある
    『エクスペリメンター』レーシュ:そして、プランナーのデザインした刃が、それを違えることはありえない。故に
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ギャァァァァァァァァッァ!?」
    『エクスペリメンター』レーシュ:神にとっての致命の毒がレーシュを断ち、彼は倒れ伏して悶え転がり始めた。/
    神矢昴:「まだ、生きてるか……しぶといな」憎悪を込めた視線で、レーシュを見やる。「後は任せた!」残るふたりに告げる/
    エミールセレクター:ーーそしてその時
    エミールセレクター:運命が蠢き始める。君たちに、何一つとして成し得ない。
    エミールセレクター何も叶わない・・・・・という必然を齎す、運命の化身ーーエミールセレクター
    エミールセレクター:だが
    エミールセレクター:君はーーその運命を貫く力を持っている。君の宿す賢者の石うんめいのかたちは、今の歪んだ運命如き
    エミールセレクター:蹂躙する/
    桃井 徳郎:「よぉぉぉーくやった神矢ァ!そのクソヤローがモロにひるむこの隙が欲しかったんだよォォォ~~~ッッ!」好機に気付いた瞬間に、桃井徳郎は変異する。
    桃井 徳郎:疾走に適した形状の恐竜、ヴェロキラプトル。そのカタチになった瞬間に突撃姿勢に入る。
    桃井 徳郎:「これで邪魔ァされる事なく……この風船野郎を!その押し付けて来る"運命"って奴ごとブッ潰せる!!……幸いやり方は神矢のを見て覚えた・・・・・からなァ!」
    桃井 徳郎:"覚えた"?"何"をだ?その場の全員に疑問が生じると同時に。
    桃井 徳郎:桃井徳郎の心臓の位置が、"白く"輝いた。……神矢が使ったモノと色こそ異なるが体内のレネゲイドが理解させてくる。
    桃井 徳郎:"同じモノ"だ。……こいつは今"賢者の石"を起動させている!/
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーーバカな! 賢者の石!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「なぜ気付かなかった、気づけなかった……プライメイトへと至る鍵の一つに……まさか、私はより大いなる運命に飲まれていたとでもいうのか!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーー捻じ曲げろっ、エミールセレクター! 正しい運命を導けっ! その力を無為に帰せ!」/
    桃井 徳郎:「ギャハハハハハ!!神矢のに気を取られ過ぎて……まさか"二個目"を出して来るとは想定しなかったようだなァ!!」ゲラゲラ笑いながら、彼はすでに狙いを定めている。
    桃井 徳郎:「もう"運命"頼みしても無駄だぜぇ、やり方は覚えた・・・っつってんだろうが。運命の突破の仕方をよォォォ~~~」
    桃井 徳郎:改造された輪廻閉幕アクタ・エスト・ファーブラほど特化はされてないが……それでも同じ賢者の石だ。
    桃井 徳郎:レネゲイドを使用者の思うように操縦する時、望む形の巨大なリソースへと変貌させる力である事には変わりなく
    桃井 徳郎:レネゲイドを使用して起こす現象であるならば……近い事は出来る。特にこの男の得意な"力技"に特化した事柄であれば。
    桃井 徳郎:「ようは。そいつに対する感情ロイスを焼べればよォォォ~~~ッ!運命に拳一つ分の"風穴"開けちまう事は出来るんだな!だったら!」
    桃井 徳郎:「エミールセレクター!テメーに対するこの激怒プッツンぶりを賢者の石に流し込んでぶつかりゃあテメーを破壊できるわけだ~~~!!!
    桃井 徳郎:ヒュンッ!!その場から桃井徳郎の姿が消えた一秒後。
    桃井 徳郎:蠢く"運命エミールセレクター"という盾と、突破ビヨンドする感情ロイスという矛が正面衝突した。/
    『エクスペリメンター』レーシュ:運命という絶対
    『エクスペリメンター』レーシュ:レーシュはそれを信じていた
    GM:それは真実ではない
    GM:運命とは、流動し、変容し
    GM:意思に
    GM:魂に
    GM:感情に
    GM:変化させられるものだ
    エミールセレクター:ーー君は、全てを貫いた。
    エミールセレクター:質量を持った運命は、君の突破によってーー粉微塵に弾け飛ぶ。塵も残さずに、消えた。
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ギァァァァァァァァァア!!???? 私のプランが! 私が作り上げる神が!!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:自らが練り上げ、確かに神へと近づいた存在の破裂に、レーシュは悲鳴を上げた。/
    桃井 徳郎:「ハーッハッハッハ!!気分いいぜぇ!神矢がすでに軽く砕いてたからかよォォォ~~~思った以上に容易くぶっつぶせたぜぇ!!」
    桃井 徳郎:完全に力を吐き出した事で変異も解けていく。その人間の目線で田中を見ながら。「……完全に無防備だな!このまま有馬の分……”カタ”にはめちまえよ!!」/
    田中誠二郎:「ああ!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーいつまでも、させてなるか!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:レーシュの痩身より鎖がほとばしる
    『エクスペリメンター』レーシュ:それは君たちに向かわず、中空にてこすれあい、軋む音色を放つ
    『エクスペリメンター』レーシュその音が猛毒だ・・・・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:君たちの全身に腐敗の苦痛と毒が染み入る、君たちに発生しているのは改変だ。
    『エクスペリメンター』レーシュ:君たちには致死の運命が宿る、染み入る毒が、絶対の死を与える。
    『エクスペリメンター』レーシュ:「一度使えばその賢者の石もしばしは石塊……!!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「貴様ら二人、ここで人としての終わりをくれてやる! 観測できる死など与えない!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「死することもない化け物として、誰かに狩られる陳腐な終わりを迎えるがいい!」
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーー事実、桃井。君の運命は、後一度の死で君から人間としての帰還を奪い去るだろう
    『エクスペリメンター』レーシュ:そして、昴。君もまた、刃を失っている、呪が魂を苛む。
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーーそれらと同じ禍津を受けながら、しかしレーシュに見られていない君
    『エクスペリメンター』レーシュ:幕を引くのは、君だ/
    桃井 徳郎:「ぐ、おぉぉぉぉぉ~~~ッッッッ!!!!!」毒が全身の血管を沸騰させるように反応させる。焼けた石を埋め込まれたような激痛と苦悶が走る。
    桃井 徳郎:大きな悲鳴を上げながら……しかし、男は笑っていた「おうおう……なぁに"よそ見"してんだレーシュ……」
    桃井 徳郎:「もう運命もクソもねぇ同じ土俵に立った今!てめーが気を回さなきゃあならねーのは……賢者の石を持つおれらじゃあなくてよォォォ~~~!」ぐ、と拳を握りながら。
    桃井 徳郎:「何者の意図も混ざってねぇ真っ当な運命を……真っ当に生きてる"ただのいい奴ノーマルグッド"だろうが~~~!!なあ、そうだろ……あんちゃんッ!!」/
    神矢昴:「くっ、くくく……そのとおりだ! 田中さん! やつは手負いだ! 借りを返す出番だよ!」
    神矢昴:苦痛に悶え苦しみながらも桃井の言葉に口角を吊り上げ、そう告げる/
    田中誠二郎:「ぐ、お……!」 二人の声を受け、ゆっくりと立ち上がる。
    田中誠二郎:「ああ……ここで負けるわけには……行かない……!」
    田中誠二郎:「信じてくれた神矢くんに桃井くん、待っていてくれる有馬さん。それに、信じて任せてくれた……谷さんの為にも……!」
    田中誠二郎:運命論。
    田中誠二郎:それは既に彼が────そしてその友人達が、乗り越えたものだ。
    田中誠二郎:一度は死んだ友は、他ならぬ『意志』の力で、田中に力を託し、そして宿命づけられた敗北を乗り越えた。
    田中誠二郎:田中誠二郎は『普通』だ。
    田中誠二郎:だが、『普通』であっても『運命』は変えられる。
    田中誠二郎:『意志』さえあるのなら────!
    田中誠二郎
    田中誠二郎:「変────身……!」
    田中誠二郎
    田中誠二郎:絞り出すように叫び、その身に鎧を纏う。
    田中誠二郎:そして地面を駆け、跳ねる。
    田中誠二郎:────『運命』が重力だと言うのなら、『意志』は重力を振り切り、超えてゆくための『加速装置』だ。
    田中誠二郎
    田中誠二郎:足の装甲に、2重の刃が生成される。
    田中誠二郎:────田中誠二郎は、誰かに手を差し伸べる優しさを持つ。しかしその『優しさ』は、特別な物ではない。
    田中誠二郎:────共に戦う神矢や桃井やもちろん、FHにもUGNにも、それ以外にだって、対象や発露の仕方は違えど『優しさ』はありふれている。
    田中誠二郎
    田中誠二郎:そのまま、天高く跳ね上がった後は、重力に任せ落下する。
    田中誠二郎:────それが社会だからだ。人と人の交わりの中では、そうして関係性を維持することが『正義』だからだ。
    田中誠二郎:────しかし、そういった感情を一切持たないものジャームであるなら────それは、社会に対する『裏切り者』────『悪』と呼ばれるものではないだろうか。
    田中誠二郎
    田中誠二郎:刃は風を切り、重力は落下速度を加速させる。
    田中誠二郎:────逆に、恐怖やリスクの中でも『優しさ』という『意志』を示すことができるのであれば。
    田中誠二郎:────苦しみの中でも誰かのために動けるのであれば、それは運命をも覆す『正義』と呼べるのではないだろうか。
    田中誠二郎
    田中誠二郎:それならば、この場にいる面々は?
    田中誠二郎
    田中誠二郎:「散々っぱら『運命』の話をしてきたが────」
    田中誠二郎:「それなら、『正義』が『悪』を倒すっていうのも────」
    田中誠二郎:「決まり切った『運命』だろ────!!」
    田中誠二郎:「『重力・・』は既に、お前たちを引きずり落としている────ッッ!!」
    田中誠二郎:「PUNISHERパニッシャー────XXダブルクロス!」
    田中誠二郎:刃が、男に直撃する────衝撃が────二重に走り────地面には『XX』の文字が刻まれる。
    田中誠二郎:「……って、俺は正義なんてガラじゃないけどな……」
    田中誠二郎:そして、蹴りぬけるように、男の向こう側に鎧姿がしゃがみ込んでいた。/
    『エクスペリメンター』レーシュダブルクロス・・・・・・ーーそれは
    『エクスペリメンター』レーシュ裏切りを意味する言葉・・・・・・・・
    『エクスペリメンター』レーシュ:君は、今、運命を、現実という残酷を裏切りーーいや、突破し
    『エクスペリメンター』レーシュ:より大いなる、そう在るべき・・・・・、普通。
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーー正義・・という、陳腐でありきたりな夢想の勝利へと、到達した
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ーーーばかな、ばかな、ばかな……私が、堕ちる? 否」
    『エクスペリメンター』レーシュ:「私は、昇るーーはずーーーだ!?」
    『エクスペリメンター』レーシュ:そういって、レーシュは動かなくなった/
    GM:ーーそして
    GM:じゃらり
    GM:じゃらり、じゃらり、じゃらり
    GM:鎖の音が、君たちに響く/
    神矢昴:「何だ、新手か、それとも……」音の方を注視する/
    田中誠二郎:「も、もうやってらんないぞ……?」 /
    桃井 徳郎:「……へーっ、あーくそ、ヘトヘトな時に増援がきやがる……そんなアクシデントがあるからケンカってなぁ飽きが来ねぇんだよな……!」/
    GM:無数の鎖が地の底から溢れ
    『エクスペリメンター』レーシュ:レーシュの眼に、明らかな恐怖が宿った
    『エクスペリメンター』レーシュ:「ま、待ってください、まって、私は、まだーー」
    『エクスペリメンター』レーシュ:無数の鎖はレーシュに巻き付き
    『エクスペリメンター』レーシュ:包
    『エクスペリメンター』レーシュ:圧
    『エクスペリメンター』レーシュ:縮
    『エクスペリメンター』レーシュ:ーーーぺきぱきぼきぱきぐしゃぽきぺき!
    『エクスペリメンター』レーシュ:レーシュは、バレーボール大にまで圧縮された。それで尚、かすかな生を君たちは感じる
    『エクスペリメンター』レーシュ:そして、それが降り立つ
    少女:どこか、プランナーに似た。
    少女:しかし、こちらを理解しようとする探るような気配のない
    少女:徹底的な断絶をまとわせた少女がいた。
    少女:「ーー面白いものを見せてくれたわね、あなた達」
    少女:心のそこから楽しそうな笑みを浮かべた彼女は
    少女:「運命の突破ーー神の羽化の阻止、お見事って言ってあげる」/
    神矢昴:「――ボクらを、どうするつもりかな?」苦痛から解放されたがもう闘う余力はない。
    神矢昴:したがって、質問も端的になる。
    神矢昴:眼の前の少女――アナイアレイターの名を呼ぶことすら忘れ/
    桃井 徳郎:「なんだぁテメェは……また都築が増えやがったぜ……今度は常識的なサイズの都築なだけマシに見えるがよォォォ~~~……」ぜー、ぜー、と肩で息をしながら
    桃井 徳郎:「お褒めの言葉はよォォォ~~~素直に受け取ってやるが……お褒めの言葉のためだけにわざわざ駆け付けたのかてめーは……?」/
    田中誠二郎:「関わりたくねえ~~~……」 縮こまりながら、一応警戒している。/
    アナイアレイター:「安心しなさい、私はコレを持ち帰りに来ただけよ」
    アナイアレイター:鎖の表面を撫でながら
    アナイアレイター:「私は性格が悪いけど、無粋じゃないのよ。それに、風はあなた達に吹いてるからね」
    アナイアレイター:「ーーー神矢昴、桃井徳郎、そして、田中誠二郎ーー」
    アナイアレイター:「覚えたわ・・・・。いつか、また、会いましょう」
    アナイアレイター:そして、血の滴る鎖の球体を手に取りーー飛び去った/
    田中誠二郎:「忘れてくれ!!!! ああもう行っちゃった!!」/
    神矢昴:「やれやれ……これから先も大変だな……」少し声に余裕を取り戻しつつも、ヘタリと地面に座り込む。
    神矢昴:あの少女――アナイアレイターから感じた断絶は、理解を拒むものだったから、その恐怖が身にしみる/
    桃井 徳郎:「へっ、おれらに対する宣戦布告かよォォォ~~~?今度ぁ互いの全部をかけて殴り合おうぜってぇ訳だ……!」ニィ、と獰猛に笑い
    桃井 徳郎:「まだまだ退屈しそうにねぇぜ!次ァあの余裕ぶった横っ面にケリ入れてやっか!楽しみだぜぇ~~~ギャハハハハハハ!!!」/
    神矢昴:「元気だな、あれだけ全力を出しておいて……」桃井に対してそう告げる。
    神矢昴:「ボクは、アレに理解不能な断絶を感じて気圧されたよ……」/
    田中誠二郎:「あれこそ『悪』って感じだよなあ……」/
    桃井 徳郎:「へっ、なんのためにやらかすのかはわからなくても、ああいう楽しそうにおれらをぶっつぶそうとしてくる奴って部分だけ読み取れりゃあよォォォ~~~」
    桃井 徳郎:「そいつの横っ面ひっぱたくのはスカッとする事だけはハッキリしてるんだ、わからねえ時はそういうシンプルな目印を追えばいいんだ覚えときな!」なぜか彼なりに親切に諭して来る/
    神矢昴:「――なるほどね。単純明快だ。キミらしくていいと思うよ」スッキリした顔で桃井に応える。
    神矢昴:そして。
    神矢昴:「あれは――”悪”だよ。究極に近い、ね。田中さんは、立ち向かえる?」と田中に問う/
    田中誠二郎:「積極的に立ち向かう気はないよ……俺、一般人だし」 肩を竦める。
    田中誠二郎:「死にたくないから、関わることがあったら頑張るけどね……」/
    桃井 徳郎:「ギャッハッハ、まあおれも"来るなら来い"とは言ったがわざわざ追う気にはならねぇ~」
    桃井 徳郎:「今回の件で"自分から追う"のが必ずしも正しい訳じゃあねえらしい事をなんとなく察しちまった事だしなァァ~~」結構教訓にしてる/
    神矢昴:「そうだね。向こうから来るなら、まあ、闘うしかないけど」ふたりに頷く/
    田中誠二郎:「まあ、今は事件も解決してひと段落ってことで……星霞さんの様子を見に行こうぜ……」
    田中誠二郎:「あー……疲れた……」/
    桃井 徳郎:「それもそうだなぁ。おめーが一番心配だべ?神矢よぉ」/
    神矢昴:「そうだ! 彼女を見舞いにいかないと!」だが、彼女が運命の重力から解放された今、それほど心配はしていない。
    神矢昴:心配しているのは――これから先のことだ/
    GM:そして、君たちは向かうのだ
    GM:運命を超えた、その先にーー
    GM:シーンエンド!

    バックトラック


    GM:ちゅーわけで、バクトラです!
    GM:『ファイトクラブ』
    『憑依』
    『究極存在』
    『拒絶の結界』✕4
    『破壊神顕現』
    『殺戮衝動』
    『さらなる絶望』
    『予告された終焉✕3』

    GM:13個! 拒絶の結界はレーシュに適応したがこれは『運命』のあれこれなので、Eロイス所有制限には入らないゴールデンルールだぜ!
    GM:ちなみに二ラウンド目が来たら、こいつは輪廻の獣を一匹呼んだぜ!
    桃井 徳郎:ヒエーッ
    田中誠二郎:ころせてよかった・・・・・・
    GM:白い炎の災厄の炎をやるパチモン怪人をなぁ~>ちょっと出したかった
    GM:というわけで、バクトラどうぞ
    神矢昴:はーい
    桃井 徳郎:もちろんEロイス振るぞ、すでに140まであがってしまったから
    田中誠二郎:139-13D10
    DoubleCross : (139-13D10) → 139-70[5,5,1,7,8,7,2,10,9,1,3,6,6] → 69

    田中誠二郎:もう帰ってきちゃった
    神矢昴:133-13D10 侵蝕率
    DoubleCross : (133-13D10) → 133-60[1,3,7,2,1,4,5,6,9,6,6,7,3] → 73

    桃井 徳郎:140-13d10
    DoubleCross : (140-13D10) → 140-80[7,4,10,8,4,3,4,1,8,7,8,10,6] → 60

    神矢昴:帰還
    桃井 徳郎:この時点で帰還だ
    田中誠二郎:これは……倍振りの方が良さげ!
    田中誠二郎:69-10D10
    DoubleCross : (69-10D10) → 69-69[9,3,4,10,8,9,3,10,10,3] → 0

    田中誠二郎:ピッタリ!? 3点です
    桃井 徳郎:60まで行っちゃったら倍振りの方が経験点あるんですよねぇ、倍振り
    桃井 徳郎:60-8d10
    DoubleCross : (60-8D10) → 60-33[4,3,1,4,9,7,2,3] → 27

    桃井 徳郎:うわっ、改めてEロイスあってよかった
    田中誠二郎:経験点を気にして意味があるのかという点はともかくね
    GM:ない!(単発なので)
    GM:さて、演出、と行きたいところですが
    GM:後3日あるんで、次回に回しましょう
    GM:詠唱とか……考えよう!
    田中誠二郎:はーい!
    GM:演出は時間に追われないほうが、楽しいから!
    GM:というわけで……
    GM:お疲れ様でした!
    神矢昴:おつかれさまでしたー
    田中誠二郎:お疲れさまでした!
    桃井 徳郎:お疲れ様でしたー、超健康な終わりだ
    GM:毎日日を跨ぐのは……慣れてはいけないことだぜ!>楽しいが
    GM:ではおちー
    神矢昴:ではでは~ノシ
    桃井 徳郎:お疲れ様でしたー!

    ED1 色気はなくとも侠気あり


    GM:少しの時が経ちーー完全回復を果たした春日の下で、君は顛末を報告していた。
    GM:君が最も苦手なことだとは思うが。
    GM:がんばれ
    春日恭二:「ーーでは、説明しろ」/
    桃井 徳郎:「あーっと……ようするにだ……最終的にデカい都築が神矢ってイリーガルの使った賢者の石で破裂してよぉ」
    桃井 徳郎:「春日が目を付けてた星霞はただの人間に逆戻り、世界中に押し付けられてた運命の力はおれらでぶっ潰しちまったわけよ!」
    桃井 徳郎:「春日は……つーかおめーらの一族は都築とは結構つるんでた時期あったから思う所あるかもしれねえが……」
    桃井 徳郎:「風船と化した都築はおれが消し飛ばしたものの……ゼノスの都築は一応死にぞこなったしアナイアレイターの野郎には目を付けられたくれぇだ」
    桃井 徳郎:「まあ結論を言うとだ……欲しかったモンは手に入らなかったが、手を出さなくてよかったしおれが解決したってわけだ」
    桃井 徳郎:「まあ、よかったな!春日!」よかったか?/
    春日恭二:「悪くはない・・・・・
    春日恭二:「何も得られなかったが、何も渡さなかった」
    春日恭二:「私が目をつけた女は結局一般人でしかなく、シャルヴが神に至る前に計略は砕いだ」
    春日恭二:「……プランナーにも貸しは作った」(プランナーのところだけ声色が少し変わったことに君は気付いてもいい)
    春日恭二:「最悪ではなかろう、よくやった」/
    桃井 徳郎:「……へっ、余裕があればおめえの事をいろいろ話せたかもだがなァ」いらん気遣いをした後。
    桃井 徳郎:「とりあえず今回の事でわかったぜ、シャルヴはヤベー奴らだわ。それこそ所属の垣根を超えてでも妥当するスタンスは正解だったと思うぜ」
    桃井 徳郎:「欲望を叶えようつっても……その世界を滅ぼされたんじゃあ何も叶えられないからな」
    桃井 徳郎:「シャルヴ関係の時はUGNも結構心強い奴らだった。案外おもしれー奴らだったぜ」/
    春日恭二:「ふん……そいつらのことは、私も覚えておこう。手を組める手練れは、多くて困るものではない」
    春日恭二:「ーーさて、早速次の仕事がある。今度はシンプルだ」
    春日恭二:「強いやつがいる、叩きのめす、出来たら殺さない」
    春日恭二:「やるか?」/
    桃井 徳郎:にっ、と笑う。
    桃井 徳郎:「おらぁよぉ~~……そーいうシンプルな頼み事がいっちばんしっくりくるんだよぉ、いい加減わかってきたなぁおめーも」
    桃井 徳郎:ケタケタ笑いながら「喧嘩は男の華よ。腕っぷしを磨き上げる事で叶えられる願いもあると思えば」
    桃井 徳郎:「腕もなるってもんだ……さあ現場がどこか教えてくれや」
    桃井 徳郎:「今すぐにでもカットんでってやるぜェェェ~~~!!!」ぐっ、とシャツの袖をめくり上げながらコールを宣言した/
    春日恭二:「K市で、シャルヴに堕ちた女が暴れていてなーー半端な手練では相手にはならん」
    春日恭二:「討てば、それこそマスター候補にはなれるだろう」
    春日恭二:春日が、手元のタブレットを操作し、画面を君に向けた。
    春日恭二:人として、美しく、強かったであろう面影を残し、
    春日恭二:しかし、改変され、成り果ててしまった誰かがそこにいた。
    春日恭二:「坂月那岐といえば、少し前までゼノス随一と名を売った女だったのだがな」
    春日恭二:「今では絶滅主義者の家畜だ」
    春日恭二:「叩きのめし、生け捕りにしろ。それには多くの使い道がある」/
    桃井 徳郎:「げっ、女と戦うのはぁ苦手なんだよな……風船都築には勝ったがよォォォ~~」苦い顔をした直後、マスターという言葉を聞いて春日に向き直る。
    桃井 徳郎:「おう!」
    桃井 徳郎:「マスターとやらの称号は面白そうだがよ!……覚えとけ!マスター"レイス"の番号付きだけは死んでもお断りだ!」
    桃井 徳郎:「おらぁコードウェルのクソヤローの跡継ぎ扱いだけは断固拒否してやっかんな!マスターの称号はおれの方で勝手に決める!」
    桃井 徳郎:「それだけ覚えとけ!……んじゃあまあ、ちと苦手意識はあるが……強そうな奴と戦るのは面白そうだ」
    桃井 徳郎:「……ちっといってくらぁ!!」そう言い捨てて桃井は……己の足で全速力で駆けつけていった……/
    GM:後に、君が
    GM:鬼退治の実績を経て、ーー君の名を冠したその称号に
    GM:現代の桃太郎ーーマスターピーチ・・・・・・、命名の危機と戦うのは、別の話だ。
    GM:シーンエンド

    ED2 普通なバレンタイン


    GM:ーー事件は解決した
    GM:日常は守られ、君は報酬を手にした。
    谷修成:「事務所までカチこまれた上に、例の宇宙人まで噛んできたんだって?」
    谷修成:「……その分、色はつけておいた。また頼むよ、田中くん」
    田中誠二郎:「あざっス……!!!」/
    GM:そのような訳で、君は事務所の修繕費に加えていくつかの負債を解決できる金を手にした。
    GM:そして、バレンタイン。探偵に休みはない
    有馬智美:彼女にも変化はない
    有馬智美:輪廻の獣を宿しはしたが、それが彼女の道を左右するかと思えば、驚くほど左右しない。
    有馬智美:強いて言うなら、今日の彼女はウキウキ気味だということか
    有馬智美:「しょちょう~、今日、予定ありますか~?」/
    田中誠二郎:「今日? いや、無いけど……なくても大丈夫だもんなあ~」ウキウキでお金を数えながら/
    有馬智美:実際、二月程度は仕事がなくても問題がない収入がある
    有馬智美:それはともかく
    有馬智美:「実は私もないんですよ~」
    有馬智美:「ところで所長はチョコレートとかお好きですか?」/
    田中誠二郎:「チョコ? まあ、普通に好きだけど」
    田中誠二郎:「……あ、今日バレンタインか」/
    有馬智美:「名推理です。私は優秀な助手なのでちゃんとチョコレートを用意しています」
    有馬智美:「というわけでどうぞ!」
    有馬智美:ラッピングされた手作りのチョコレートである。ノイマンにウロボロスを有すハヌマーン罹患者たる彼女からすれば、さほどの手間が必要なものではなかろう/
    田中誠二郎:「ありがとう……これ、もしかして手作りか?」/
    有馬智美:「名推理です!」
    有馬智美:「義理と恩義と敬愛を込めた手作りですよ!」/
    田中誠二郎:「最初の言う必要あるか????」
    田中誠二郎:「いや、でもありがとう。しかし、ホワイトデーは俺もちょっと頑張って返さないとなこれは……」/
    有馬智美:「ふふふ、今日でいいんですよお返しは」
    有馬智美:「今日は男女ペア割りイベントがあって普段お高めのレストランが結構お手頃になってるんです」
    有馬智美:「所長、この前の仕事のお祝いも兼ねて、奢ってください!」/
    田中誠二郎:「はは、ちゃっかりしてるな」
    田中誠二郎:「まあいいか……臨時収入もあるしな……!」 財布を手に決めポーズ
    田中誠二郎:「いや、臨時で済ませるとまずいんだが……」
    田中誠二郎:「それで、値段ってどれくらいなんだ?」/
    有馬智美:一人前で5桁いくぜ!/
    田中誠二郎:「……まあまあまあ」
    田中誠二郎:「ちょっとお高めのディナーだな……」/
    有馬智美:「ちょっとお高め、すごく美味しそうじゃないですか」
    有馬智美:「分子ガストロノミーですよ、分子なんですよ……!!」/
    田中誠二郎:「なんか……漫画で見たことあるぞ……!?」
    田中誠二郎:「実在したのか分子なんとか……!!!!」
    田中誠二郎:「ていうか今からでも予約ってとれるのか……?」 携帯を取り出し、予約をしようとする/
    有馬智美:微笑みながら見つめるーーその瞳に奥に映る思いは……
    GM:昨日と同じ今日、今日と同じ明日。君はその普遍を護る普通だ。
    GM:だが、そんな君の日々にも、新しい風はーー
    GM:シーンエンド!

    ED3 恋人たちの普通のバレンタイン


    GM:ーー君は
    GM:君の告白を実行したか? 新たな支部長に記憶処理などを依頼しなかったか?/
    神矢昴:しなかった。むしろその方が照れがある。
    神矢昴:教官――玉野椿にそんなことを話せるわけもない。
    神矢昴:彼女に対し、仄かな恋心を寄せていた自分としては、少し後ろめたい、という感情もあるからだ。
    神矢昴:無論、椿は気にしないだろうが――/
    神矢昴:告白自体はあの時した。忘れてなければ、付き合っているだろう/
    GM:ーーそして、バレンタイン
    GM:君は彼女の家に招待された。君がそれを受けるかは自由だ。
    GM:君はある種の覚悟が彼女の眼にあるのを感じていたし、
    GM:ある種の分水嶺が近いことも感じている。その上で、自由だ。/
    神矢昴:彼女の誘いを受ける。ある種の予感――日常への希望という自分には珍しいものを抱きながら/
    星霞沙友理:「す、昴くん……」
    星霞沙友理:まだ君の名前を呼ぶ時に照れが混じる彼女は
    星霞沙友理:「い、いらっしゃい、ゆっくりしてい、いって……」
    星霞沙友理:ガチガチに緊張している……/
    神矢昴:「そんなに緊張しなくても大丈夫だよ。ボクはキミを拒んだりしない」間接的、しかしはっきりとした愛の表現。
    神矢昴:「それより、今日は家族のみんなは家にいるのかな?」いたずらっぽく問う/
    星霞沙友理:ぶんぶんと首を振る。一気に顔が赤くなっている/
    神矢昴:「じゃあ、今日はゆっくり過ごせるね」ニッコリと微笑む/
    星霞沙友理:「う、うん……」
    星霞沙友理:「あ、あのね、昴くん……」
    星霞沙友理:「今日は、帰らないでーー」/
    神矢昴:「――うん。わかった」優しく微笑む。
    神矢昴:その傍らで、もうひとりの自分が、ヒトデナシのバケモノには過ぎた幸福だ、きっと贖う日が来ると囁いているが。
    神矢昴:――そんなものは、気にしない。
    神矢昴:――自分は、彼女との幸せを守る戦いをすると決心したからだ/
    GM:ーーーーー
    GM:夜もふける
    GM:寝息を立てる彼女の隣で、君は火照りの残る身体を起こす
    GM:ワーティングだ。その気配を君は感じた
    GM:どこかで、誰かが、戦っている。
    GM:君は君の日常のために、彼女の隣で眠ってもいい。君はイリーガルだ。誰かに守られる平和を受け入れてもいい。
    GM:君は誰かの日常のために、彼女の隣から離れてもいい。君はイリーガルだ。誰かを護る力を行使してもいい。
    GM:君の自由だ。何もかもが/
    神矢昴:「――」寸時迷うが、N市支部のメンバーなら、少なくとも死ぬことはないだろうと判断。
    神矢昴:むしろ、戦いがこちらに波及して彼女が危険に陥る可能性のほうが怖かった。
    神矢昴:そう言い訳しているだけかも知れない。内にあるもうひとりの自分がそう囁く。
    神矢昴:だけど、彼女と幸せになるために、彼女と約束した。
    神矢昴:桃井にも、逃げないと約束した。
    神矢昴:だから――目を覚ましたまま、状況を見守る。朝まで、彼女が起きるまでそうしている/
    GM:昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
    GM:君は君が護るべき今日を手に入れた。
    GM:君の剣は、そのためのものだ。
    GM:ーーそれは、何一つとして間違っていない。
    GM:日常の守り人達は、オーヴァードの日々もまた護るのだ。
    GM:ーー君のような存在が幸せに生きるために、UGNは戦っている。
    GM:君は、幸せになっていい。隣にある彼女を守れれば、きっとそれは叶うだろう。
    GM:コンプリート! お疲れです!
    田中誠二郎:お疲れさまでした!
    神矢昴:お疲れ様でした~!
    桃井 徳郎:お疲れ様でしたー!!
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